初心忘るべからずの意味

初心忘るべからず(よしょしんわするべからず)の「初心」とは、物事を学び始めた頃、なにかに取り組み始めた頃の志をさすことわざです。

上記の事から初心忘るべからずとは、いかなるときにもおごらずに、学び始めた頃の謙虚な気持ちを忘れないでいるべきであるという意味のことわざです。

初心忘るべからずは能楽師として有名な世阿弥が伝えた言葉ですが、芸事に精進するための戒めとされた言葉が現代に伝わり、広い意味で使われるようになりました。

初心忘るべからずの同義語には、「原点回帰」「初心に返る」などがあります。

初心忘るべからずのビジネスシーンでの使い方

新人時代を経て後輩を持つようになり、社会の中で揉まれていく現代人にとっても、初心を忘れないことはどの業界であっても大切なことです。

人間は同じ環境にいると作業がルーティン化し、いつのまにか慣れてしまうこともあります。気づかないうちに手を抜いてしまうことや、まわりからの評価におごって成長が止まってしまうこともあるでしょう。

学び始めた頃の気持ちを忘れずに、謙虚な姿勢で仕事に取り組むために、初心忘るべからずは胸に留めておくなどをして、教訓として使うことが出来ます。

初心忘るべからずの例文

基本的なことを怠って足元をすくわれた、初心忘るべからずだ。
才能がもてはやされ、いい気になってしまわないように初心忘るべからずを説いた。
当時の写真とともにあの頃の気持ちを思い出し、初心忘るべからずの気持ちで頑張ろう。