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節約生活では、スーパーの半額シールが貼られているものなどをうまく活用することも多いでしょう。その中には、おつとめ品というシールが貼られていることもあります。
ここでは、おつとめ品とはなにか、見切り品との違い、おつとめ品という言葉の由来とおつとめ品シールが貼られるタイミングについて解説します。この記事を読むことでおつとめ品もうまく生活の中に取り入れることができ、節約に励むことができます。
おつとめ品とはそもそもなにか?
おつとめ品とは、通常価格よりも安く売っている品のことをさしています。
どのくらいの割引がされているかは、おつとめ品という言葉だけではわからないため、確認するようにしましょう。おつとめ品は、一般的には消費期限や賞味期限が近いものが多いでしょう。
数日のうちに期限がくるものが多いため、購入の際にはすぐに食べることを前提に、または消費・賞味期限をチェックするのをおすすめします。
まれに、大量仕入れなどで商品の在庫が多い事が理由で、消費期限に関係なくお店側の事情でおつとめ品としていることもあるでしょう。
大量仕入れでコストが安かったという理由で、おつとめ品とすることもあります。後者の場合には、消費・賞味期限ぎりぎりということがないものもあり、単にお買得品という言葉と同じ意味になります。
おつとめ品と見切り品との違い
おつとめ品に似た意味の言葉に、「見切り品」もあります。
前述の通り消費期限に関係なく「おつとめ品」となっているものもあるため、なぜおつとめ品として安くなっているのか、消費者側からははっきり理由がわからないことがあります。
それに対し「見切り品」には、売れる見込みがないため安くしている品はっきりしているという違いがあります。
また、見切り品で安くなれば買おうと思うものもあるでしょう。見切り品も消費・賞味期限が近い傾向にはありますが、必ずしも近いとも限りません。購入前に、一度期限を確認するのがよいでしょう。
おつとめ品も見切り品も、消費者側からすると、安くなっている理由はわかりにくいです。そのため2つの言葉は消費者からすると、ほぼ同じ意味といってもよいでしょう。
おつとめ品の漢字表記は「お勤め品」
おつとめ品を漢字にする場合、「お勤め品」となります。「勤」の漢字の意味には、商人が客に奉仕する意味もあります。
また、おつとめ品の言葉の由来から考えて、「お勉め品」とすることも考えられます。
おつとめ品の言葉の由来
おつとめ品の「勤」の漢字の意味は紹介しましたが、それがそのまま由来になるとは考えにくいでしょう。
おつとめ品の言葉の由来について、はっきりした説はありません。名古屋周辺の商業用語としての方言からきている説や、関西の方言での安くする、値引きするの意味がある「勉強する」から来ているという説などがあります。
勉強するという言葉に由来しているとするなら、おつとめ品の漢字表記は「お勉め品」とすることも間違いではないでしょう。
おつとめ品シールが貼られる時間
おつとめ品のシールが店舗の商品に貼られるタイミングは、店舗によって違うでしょう。また、同じ商品でも、割引率を時間帯でかえておつとめ品シールをはる店舗もあります。
一般的には、開店直後から昼の時間帯には、パンや牛乳、野菜や豆腐など毎日店舗に配送されてくる商品のうち、賞味・賞味期限の近い商品に貼られる傾向があります。夕方16時以降には、お肉や魚など料理の材料になる生鮮食品が狙い目でしょう。
さらに、閉店時間が近くなるころには、刺身やお惣菜などそのまま食べられるものにおつとめ品シールが貼られます。
おつとめ品についてのまとめ
- おつとめ品とは、通常価格よりも安く売っている品のことをさしています。一般的には、消費期限や賞味期限が近いものが多いでしょう。まれに、大量仕入れなどで商品の在庫が多いときや大量仕入れでコストが安かったときにも、おつとめ品とすることもあります。その際には消費・賞味期限まで余裕のあることもあります。
- 一般的に、おつとめ品はなぜ安くなっているのか、はっきり理由がわからないことがあります。それに対し「見切り品」は、売れる見込みがないので安くしている品とはっきりした理由があるという違いがあります。
- おつとめ品の漢字表記は、「お勤め品」となりますが、由来の説によっては「お勉め品」もあるでしょう。
- おつとめ品の言葉の由来についてははっきりしていませんが、名古屋の方言や関西の方言から来ているという説などがあります。
- おつとめ品のシールが店舗の商品に貼られるタイミングは、店舗によって違うでしょう。一般的には、開店直後から昼の時間帯には毎日店舗に配送されてくる商品、夕方16時以降には生鮮食品、閉店時間間際には、そのまま食べられるものにおつとめ品シールが貼られるでしょう。