治安がよい場所の特徴 今の日本の治安と治安のよい地域と悪い地域

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昔から日本は治安のよい国だと世界的に見ていわれていますが、最近ではテレビを見れば、よいニュースよりも悪いニュースの方が増えています。

しかし、他の国から日本へ旅行する外国人、日本に住む外国人は年々増えています。

この記事では、日本の治安について以下の点を解説いたします。

この記事の内容
・今の日本の治安
・日本の中で治安のよい地域と悪い地域

日本は今でも世界的に見て治安がよい国?

昔から、日本は治安のよい国として海外から知られています。海外の人が母国と比べて日本の方が治安がよいと思う理由は以下の通りです。

深夜に女性が1人で歩ける

国によっては、夕方以降に女性が夜1人で外を歩くと犯罪が起こる国も多いです。しかし、日本は深夜でも女性が1人で外歩いている光景を目にするため、治安がよいといわれるでしょう。

財布落としても見つかる可能性がある

他の国で財布を落とすとほぼ見つからないと思った方がよいでしょう。しかし、日本では財布が見つかるだけではなく、中身がとられていないうえ、きれいな状態で持ち主のもとに戻ってくる場合もあります。

このようなことは、海外では考えにくいことで、旅行客が日本の治安がよいと答える理由の1つでもあります。

物を盗まれる可能性が低い

ヨーロッパやアメリカなどの都市部を歩いているとスリにあう可能性があるため、バックや財布は肌身離さず持っておかなければならないといわれます。日本もゼロではありませんが、普段あまりスリの心配をしている人は少ないでしょう。

また貧富の差が激しい国では、スリではなくカバンごとひったくられたり、暴行を加えられ、ものを盗まれることもあります。

宿泊したホテルでも、財布や高価なものが盗まれてしまうという場合もあります。

このことを考えると、日本国内ではものが盗まれるということが少ないでしょう。

日本は治安がよいと答える人が多い中、国内では暴力団や外国人の移住者が増えている結果、治安が悪くなっている地域もあるという意見もあります。

地域によっては犯罪が増え、治安が悪くなっているところもあります。ここ10年ぐらいは移住してきた外国人による犯罪も増えています。暴力団が多く、外国人も多い場所は治安の悪い地域になってしまいます。

また、日本国内では、数十年前と比べると凶悪な犯罪が増えているように感じるでしょう。インターネットやテレビを通じて連日、殺人や奇妙な事件などが報道されているためです。

しかし、実際には報道する場が増えたため、多くのニュースが流れているだけで、警察庁が発表した犯罪統計資料によると、平成25年~平成29年にかけて、犯罪率は減少しています。全体の数が減っても犯罪の質が悪いのかと思われがちですが、凶悪犯罪をはじめ、窃盗犯も減少しています。

事実とイメージに異なる点はありますが、外国人からは日本は治安のよい国と思われているでしょう。

参考 警視庁 犯罪統計資料

日本で治安のよい地域

治安がよいとされる地域は、秋田、山形、岩手、島根、福井など、比較的人口も少ない地域です。もともと地元に土地がある人が住んでいることが多く、多くのコミュニティがあるため、地域の人同士が知り合いで助け合いの精神が根付いているともいえるでしょう。

秋田、山形、岩手などの東北地方は、人々の性格や風土が影響しています。辛抱強く、真面目で寡黙な人が多いため、もともと犯罪が発生しにくい地域であるといえるでしょう。中でも秋田は、平成28年の刑法犯総数のうち、認知されているものが約3000件と他の地域に比べると非常に少ない数を示しています。

しかし、一方で過疎化が進み、高齢者が多く住んでいる地域もあるため、オレオレ詐欺や悪徳商法等の知能犯は他の地域に比べて多い傾向があります。

島根県は、県民性として、保守的で努力を惜しまず真面目という性格があげられます。もともと、日本古来から神話の舞台になっている場所も多く、神様が集まる時期でもあるため、人々の性格も穏やかであることも理由として考えられます。

島根県は平成28年の刑法犯総数のうち、認知されているものが約3000件と秋田と変わりません。秋田よりも少し多い程度です。

福井県は北陸地方にあり、冬は豪雪地帯としても有名です。元々、その土地に住んでいる地元民が多く、近所同士が昔からの知り合いというのが多い地域でもあります。コミュニティがしっかりと根付いていることや真面目で忍耐強い性格の人が多いため、犯罪が少ないかもしれません。

日本で治安の悪い地域

国内で治安の悪い地域は人が多いところでしょう。東京、大阪、愛知、福岡など様々な人が集まってくる都市部は、必然と治安が悪くなってしまいます。

東京は日本で人口が最も多く、様々な人が地方や海外から移住してくるため、よい治安は保たれにくいでしょう。隣近所にどんな人が住んでいるのかも知らないという人が多く、人と人との繋がりが薄いのも特徴です。

大阪は、大きな繁華街があり、お酒を飲んで喧嘩をする光景も珍しくなく、ひったくりなども多い地域です。

大阪市には、日本では珍しくスラム街と呼ばれる西成区があるため、警察も治安維持に手を焼いています。強盗や窃盗、性犯罪なども多く、特に治安が悪いといわれています。

愛知県は、トヨタという大きな会社があるため外国人労働者や期間労働者などが多く働いています。人の出入りが多く、派遣切りに会った人たちのストレスも営業し、名古屋市内では繁華街を中心に犯罪が多いです。

福岡県は、暴力団が多く、暴行事件や発砲事件が起こっています。また中国や韓国に近いため、港を使って麻薬や銃などの密輸が行われています。平成28年の刑法犯総数のうち、認知されているものが約46,000件と都市の規模の割に多い数値を示しています。

警察庁 平成29年警察白書

治安がよい場所についてのまとめ

  • 日本は今でも世界から見れば比較的治安が良い国と思われている。
  • 犯罪のニュースは耳にするが、警察署の資料によると犯罪率は減っている。
  • 日本で治安の良い地域は、東北、島根、福井などである。
  • 人口が少なく、県民性が真面目な地域は治安が比較的よい。
  • 東北は地元のコミュニティがあるため、助け合いの精神を持っている人が多い。
  • 日本で治安の悪い地域は、都市部が多く、大阪や愛知、福岡などである。
  • 都市部は様々な人が集まり、最近は外国人の犯罪も増えている。
  • 福岡は暴力団や中国韓国の密輸船などにより治安が悪い傾向がある。