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論功行賞(ろんこうこうしょう)の意味
論功行賞とは『三国志・魏志・明帝紀』に由来する言葉で、「論功」とは、人物がどのような功績を上げたかを議論して決めることをあらわす言葉で、「行賞」は賞を与えることを意味し、「功を論じ賞を行う」という意味の言葉です。
上記の事から「論功行賞」の意味は、「その人物の功績の程度を調べてそれに見合った賞を与えること」をあらわしている四字熟語です。
論功行賞の類義語には、「信賞必罰(賞罰を厳格に与えること)」や、「褒美」「見返り」「報酬」「恩賞」があげられます。
論功行賞のビジネスシーンでの使い方
『論功行賞』はビジネスのシーンでよく使われる言葉です。特に個人の売り上げが物をいう営業マンなどではよく耳にする言葉でしょう。
目標もなくただ仕事をこなすよりは、自分の功績を「賞」という形で得られた方が、仕事に対するやりがいも感じられます。
ビジネスにおいて、なによりも重要なのは仕事に対するモチベーションを保つことであり、賞罰が具体的に見えていることは個人が奮起するよい材料です。
論功行賞の使い方と例文
戦後の論功行賞にしてもそうだが、尊氏や義貞に比して、正成は寧ろ軽賞である。
出典:菊池寛『四条畷の戦』
出典:菊池寛『四条畷の戦』
これは近衛兵の一部が西南役の論功行賞に不平を懐いて、突然暴挙を企てたものと後に判った。
出典:「綺堂むかし語り」
出典:「綺堂むかし語り」
今回の人事は、「論功行賞」の色彩が強く出ている。
今回の会長の指名は、「論功行賞」の意味合いが大きいのではないだろうか。