気息奄々(きそくえんえん)の意味

気息奄々(きそくえんえん)とは物事が非常に苦しいという意味で使われる四字熟語です。

「気息」とは呼吸のことで「奄」とは『ふさがる』という意味があり、「奄々」もしくは「奄奄」と二つ重ねることで強調しています。

類義語としては最もちかいもので「息も絶え絶え」他にも「青息吐息」「虫の息」「満身創痍」などがあるでしょう。

また、気息奄々は死の間際をあらわす際にも使われる言葉であるため「息ができないくらい苦しい」という強い比喩として使われる事もあります。

気息奄々のビジネスシーンでの使い方

気息奄々は命にかかわるほどの苦しみをさす言葉であるため、ビジネスで用いられることはあまりないでしょう。

しかし、ときおり非常に苦しい状況を表現するときに用いることがあります。

ビジネスは常に順風満帆とはいかないものです。ときとして大きなピンチが訪れることもあることでしょう。

気息奄々は壁にぶつかって苦しいときや、壁を必死の思いで乗り越えたとき、大きな苦しみを誰かに伝えようとするときなどに使える四字熟語です。

気息奄々の使い方と例文

不景気において、多くの中小企業は気息奄々たる状態といえよう。
恵子も彼女の蒲団の中に横たわって気息奄々の吐息をあげている。
出典:檀一雄『火宅の人』
二列の寝台には見るに堪えない重症患者が、文字どおり気息奄々と眠っていた。誰も彼も大きく口を開いて眠っているのは、鼻を冒されて呼吸が困難なためであろう。
出典:北条民雄『いのちの初夜』