愛月撤灯(あいげつてっとう)の意味

愛月は「月を愛でること」、撤灯は「明かりを取り払うこと」をさします。

この四字熟語は、中国唐時代の詩人蘇?(そてい)が、月があまりにも美しいので、宴席の明かりをすべて撤去させたという『開元天宝遺事』に納められている故事に由来しています。

この故事から、「ものを大切にし、可愛がる様子が激しい」という意味が生まれました。

愛月撤灯のビジネスシーンでの使い方

愛月撤灯はビジネス用語ではありませんし、また使われる頻度も高くない四字熟語です。

ビジネスシーンにおいても本来の意味と同じ意味で使われます。このことばは雑談において登場することがあります。

例えば誰かの趣味について話す際に、「彼女は漫画のキャラクターに愛月撤灯している」と言うことも出来ますし、また目上の人に何かを頂いた時に、「この○○を愛月撤灯します」と言えば「とても大事にする」という意味にもなります。

この四字熟語は文脈によっては「大事にする」を通り越して「偏愛している」又は「執着している」という意味にも捉えられるので注意しましょう。

愛月撤灯の使い方と例文

彼は上司からもらった万年筆を愛月撤灯していて、決して他の人には使わせようとしない。
彼女は漫画のキャラクターを愛月撤灯するあまり、部屋中をそのキャラクターのグッズで埋め尽くした。
本人は気付いていないだろうが、愛月撤灯も度を過ぎると滑稽だ。