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嚆矢濫觴(こうしらんしょう)の意味とは
「嚆矢」とはかぶら矢のことをさし、矢を放った際に大きな音が出ることから戦の際に開戦の合図として使われることがあった道具です。
「濫觴」とは「觴」はさかずきの意味で「濫」は浮かべるという意味があります。
「どんなに大きな川も、さかのぼれば始めはさかずきを浮かべるほどの小さな流れに過ぎない」という孔子の言葉からきています。
同じ意味の言葉をふたつ重ねることで「物事の始まり」を示す言葉として使われています。
嚆矢濫觴のビジネスシーンでの意味
嚆矢濫觴は常用外の漢字が多く使われており、耳馴染みのない言葉ということもあって現代のビジネスシーンではあまり使われることはありません。
しかし、意味としては「物事の始まり」というどのような事柄にも当てはまる使い勝手のいい言葉でもあるため、含蓄に富んだ方が使用する可能性もあります。
また「嚆矢」や「濫觴」それぞれでも同じように物事の始まりを意味するため、四字熟語ではなくとも文面などで分けて使用されることもあります。そのため、単語の意味を知っておくだけでも理解がスムーズになります。
嚆矢濫觴の使い方と例文
先輩には社会人として嚆矢濫觴の頃からお世話になっている。
会長はこの会社の嚆矢濫觴を知る数少ない人物の一人だ。
嚆矢濫觴から携わったプロジェクトだけに思い入れもひとしおだ。
始まりを示す言葉だけに意味を理解するだけで使い方は豊富にあります。