オムニバスの一般的な意味

日常生活でも使われるカタカナ語の「オムニバス」は、映画やドラマなど独立した数本の作品をひとつの作品としてまとめたもののことをいいます。

また、音楽CDなどでも「オムニバス(版)」として、何人かの音楽を1枚のCDにまとめたものをさすこともあります。自分の作品から集めることもあれば、第三者の作品を集めて「オムニバス」とすることもあるでしょう。

「オムニバス」は英語に由来したカタカナ語ですが、英語の「オムニバス【omnibus】」は、すでに発表された作品から選んで集めることをさす「大選集」の意味です。一人の作品から集めることと数人の作品から集めることがあります。

また、一般的に英語でのオムニバスというと廉価版のニュアンスもあるため、日本語の「オムニバス」とは若干の違いがあります。

「オムニバス【omnibus】」は、ラテン語で「すべての人のために」の意味がある言葉です。オムニバスから派生して1862年以降「乗合馬車」になり、現在の「乗合バス【bus】」の語源にもなっています。

オムニバスのビジネスシーンでの意味

ビジネスシーンでの「オムニバス」も、一般的な意味と同じように使われます。本でもいくつかの作品が集まっているものは、オムニバス本といわれます。

業種によっては、1997年に当時の運輸省・建設省・警察庁が策定した「オムニバスタウン」という補助制度の名前でも使われることがあるでしょう。「オムニバスタウン」は、指定された市でバス利用促進を図るための制度で、盛岡市・仙台市・新潟市・奈良市・熊本市などがありました。

オムニバスはビジネスでは使われない

オムニバスは、音楽や出版、テレビ関係などの業種を除き、ビジネスシーン以外で使われることが多いでしょう。