返信不要は本当に返信をしなくて大丈夫なの? 正しい対応の仕方

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メールは今や、ビジネスシーンには欠かせない道具です。とても便利なメールですが、しかし中には、どう対応していいか判断に迷うメールがありますよね。

そのひとつに、末尾に「返信不要です」と書かれたものがあります。 本当に返信しなくていいものでしょうか。

この記事では、「返信不要」と書かれたメールについて解説します。

そもそも返信不要と書くのはマナー違反なのか

「返信不要」という表現が書かれる状況を考えると、主に次の3つが考えられます。
・再度の返信には手間がかかることを気遣う場合
・一方的な連絡ですむ内容である
・メールのやりとりが長く続いたため、もう終了させたい

これらの場合、単にこのメールを読んで下さればいいですよという意味を込めて「返信不要」と書かれます。

「返信不要」と書く根底には相手を気遣う気持ちがあるのですから、マナー違反とはいえません。

しかし、表現によっては相手の誤解を招いてしまうことがあるため、注意が必要です。
メールでは相手に表情も声も伝わりませんから、注意しておきたいポイントです。

返信がいらないことを伝える例文

ここで、誤解を与えない表現を幾つかあげてみます。ポイントは、ビジネスの上下関係をよく考慮すること、相手を思いやる気持ちが伝えられることです。
下にいくほど丁寧な表現となります。

「メールの返信は、お気遣いなく。」
「メールのご返信は、不要でございます。」
「特に問題なければ、ご返信は不要です。」
「ご確認いただければ、返信はお気にされなくても結構です。」
「本メールはそのままお受けりください。ご返信には及びません。」
「お忙しいことと存じますので、このメールへの返信は、お気にされませんよう。」
「どうぞ、メールのお返事にはお気をつかわれませんように。」
「何か不都合な点がありましたら、お知らせくださいませ。」

返信不要ときても簡潔に返信するのが無難

表現が分かったら、今度は立場を逆にして、「返信不要」メールがきたときの対処法について考えてみましょう。
「不要」という言葉は「要らない」という意味ですが、「返信してはいけない」という強い意味ではありません。

「返信されなくてもかまいません」と考えることもできますから、簡単に返信をしておくのが無難であるといえます。
特に、社外の方に対して、および上司に対しては、簡単な一言を返信しておくべきでしょう。

例文

「承知しました。ありがとうございます。」
「本件について、確認しました。」
「メール、受領しました。」

「返信不要」に関してのまとめ

ビジネスにおいて大切なことは、円滑で信頼できる人間関係です。メールについても同様で、たとえ「返信不要」と末尾に書かれてあっても、簡単な一言を返信しておくのが良いでしょう。
何らかの理由でメールが相手に届かないという可能性があるからです。「返信不要」とあっても、簡単な一言を送り主に返信するだけで、メールが届き、読まれたと安心することができ、信頼関係につながります。

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