どんなことでも否定的になる「卑屈」という状態。うまくいかないことが重なると、どうしても卑屈になってしまいます。ですが一歩間違えれば友人を無くしてしまう危険性もあります。

こちらの記事を読んで「卑屈」な人の特徴や、改善方法について知識を深めましょう。

卑屈の意味

卑屈とは、客観的に見て必要以上に自分をさげすみ、自己評価を低くしてしまう状態のことをいいます。卑屈と称される人には「自分なんて」や「どうせ」という言葉を口グセのように話す人が多いです。

卑屈な人の特徴

卑屈な人の特徴として、挙げられるものがいくつかあります。これらに複数当てはまる場合は、あなたも卑屈な心理状況に陥っている可能性がありますので要注意です。

卑屈な人は、かわいそうな自分が好き

かわいそうな自分が好き、という自己陶酔に陥っている場合があります。これは本質的には卑屈とは少し異なる状態であるといえます。

「不幸自慢」という言葉がありますが、それと同じようなもの。「自分はこんなにダメ。だから誰よりも悲しんでいる。」とアピールしているだけかもしれません。

卑屈な人は構って欲しい人

ただ構って欲しい人という場合もあります。

こちらも卑屈とは本質的には異なる意味で、心の奥底ではそんな風に思っていないにもかかわらず、他人から慰められたい、励まされたいと思うがゆえに自分を必要以上にさげすんでいる人の心理です。

度が過ぎる場合は誰からも相手にされなくなり、それが原因で卑屈さを深めてしまう場合があります。

卑屈な人にはトラウマがある

過去に大きな失敗をしてしまった経験や誰かに裏切られた経験がある場合は、それがトラウマになり卑屈になってしまうこともあります。

現時点で物事がうまくいっているにもかかわらず、「どうせ未来には失敗するだろう」「悪い方に向かうだろう」と考えてしまいます。期待をしなければ裏切られることはない、失敗してもショックが少ない、という経験に基づいた考え方です。

卑屈な人は物事に対して否定的

卑屈な人の特徴として物事に対して否定的である点が挙げられます。これは卑屈になってしまった原因というより、卑屈な人の口グセといえます。

「自分なんて」など自分に対するものはもちろん、他人のことやその他の物事全般に対して「どうせ」「意味ない」など否定的な言葉を並べます。

度が過ぎると会話している相手を不快にしてしまうので、ネガティブな思考になってしまう人は注意しましょう。

卑屈な人はすぐに謝る

卑屈な人の中には、自分が悪くないケースでもすぐに謝るという人がいます。これはとりあえず謝っておけばトラブルに発展することは少ないだろうという考えによるもの。

もしかすると謝られた人から「君は悪くないよ」といってもらえるかもしれませんから、それを期待して謝っている場合もあります。

卑屈な性格をなおすコツ

卑屈な人は「自分で評価を下げ、さげすんでいるぶんには何も問題がないじゃないか」と考えてしまいがちですが、他人から見ればただの面倒くさい人と思われているかもしれません。

これでは周囲の人が離れていってしまいますので、卑屈な性格はできる限り直したほうがよいです。

卑屈さををなおすためには、いい訳をしない

卑屈な性格をなおすコツとして、「いい訳をしないようにする」ことが重要です。卑屈になって自分をおとしめる事は一種のいい訳です。

自分の評価をはじめから低くしておくことで、怒られたり失敗したりしたときのいい訳にしてしまいます。

失敗した時の反省をしすぎないことも重要。仕事でも趣味でも、物事で重要なのは失敗を引きずらないことです。

反省するのはもちろん、気持ちを切り替えて次の行動を起こすのが本当にできる人。卑屈になろうとする気持ちを抑え、次へ向かうことも大事です。

「卑屈」と「謙虚」の違い

「卑屈」と「謙虚」には決定的な違いがあります。それは、マイナス思考な言動があるかどうかです。

「謙虚」は「控えめで慎ましいこと、へりくだって相手の意見を尊重すること」という意味。自分の能力を大っぴらにひけらかさず、相手のことを立てるのが「謙虚」です。

しかし「卑屈」というのは必要以上に自分をさげすむことですから、へりくだっているのではなくただのマイナス思考なのです。相手のことを思っての行動ではない点も大きな違いです。

「謙虚」の言葉の意味、性格の特徴についての紹介はコチラです。

ビジネスにおける「謙虚な人」の特徴と「謙虚」の言葉を解説

卑屈になる、の類語

卑屈になる、の類語としては以下の物があります。

自嘲的になる
自虐的になる
自己評価を低くする

卑屈、を使った例文

「あいつは卑屈で、面倒くさいやつだ。」
「もしかすると少し卑屈になってしまっているかもしれないから、なおした方がよいよ。」

卑屈の意味と性格の特徴についてのまとめ

  • 卑屈とは、客観的に見て必要以上に自分をさげすみ、自己評価を低くしてしまう状態のこと。
  • 卑屈な人の特徴として挙げられるのはかわいそうな自分が好き、ただ構って欲しい人、過去にトラウマがある、すぐに謝る、などです。
  • 「自分で自分をおとしめているだけなら問題ない」と卑屈な人は思ってしまいがちですが、周囲からは面倒くさいと思われているかもしれませんから要注意。
  • 卑屈な性格をなおすコツとしては、いい訳をしないことが重要。失敗した時は気持ちを切り替えて次の行動を起こしましょう。
  • 「卑屈」と「謙虚」は似ているようで意味は全く違います。「謙虚」は相手のことを引き立てるために自己評価を控えめにすることですが、「卑屈」は相手のことを考えた上でのものではありません。
  • 卑屈になってしまうと今仲よくしている人も離れていってしまう可能性があるので、なおした方がよいでしょう。