自己中心的な人ってどんな人?特徴とポイント 付き合い方の解説

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自己中心的といえば、なんとなくわがまま、自分本位、周りの状況が見えない。というイメージを持たれやすく、お付き合いしたくない人として避けられることも多いでしょう。

プライベートではもちろん、仕事で自己中心的な人が周りにいると、業務にも支障をきたしてしまう事もあります。この記事を読むことで、自己中心的な人の特徴と対処方法を知ることが出来ます。

自己中心的な人の意味とはなにか

自己中心的の意味とは、自分自身を物事の中心だと思いこみ、まわりの物事や人を全てその考え方に当てはめようとする人をあらわす言葉です。

本人には自覚がなく、周りに悪く思われていることや、迷惑をかけているという認識がない場合が多いです。

自分自身を中心に行動するため、周囲からは「他人のことを考慮しない」「他人の気持ちが理解できない」などと受け取られがちでしょう。

通常は幼児期で終わる行動であっても、精神的に未発達だったり、未熟な面があると、青年期、成人期を通して、大人になってもみられる性格的な特徴になります。

常に自分目線であるため、狭い視野でしか物事が見えず、物事へのこだわりがつよかったり、多様な考え方を受け入れようとしなかったり、頭が固く頑固な性質も併せ持っているなどの面があります。

自己中心的に自信や傲慢さが加わると、独裁者や悪いリーダーのような人となることもあるでしょう。

自己中心の英語表現

自己中心を英語でいうと、「Selfish」という言葉があり、「Selfish people (自己中心的な人)」などとして使われます。

セルフセンタードという単語もあり、自分を中心に置いたという意味があります。

英語でも「Selfish」にはネガティブなイメージがあり、 「No one likes a selfish person.(自己中心的な人は誰にも好かれないよ)」などというような意味の分で使われることが多いです。

自己中心的の類語

自己中心的に似た言葉としては以下のものがあります。

独りよがりと自己中心的の違い

一つ目は、「独りよがり」です。独りよがりというと、自分視点でしか物事をみることが出来ず、一人で思い込んだり、間違った考えや行動に偏って走ってしまうことがあげられます。

周りとの軋轢が生じたりというような意味も含まれています。考え方が周りの人と合わない、調和しないという意味があり、他者との関係性の上で用いられる言葉です。

身勝手と自己中心的の違い

二つ目は、身勝手なという言葉で、身勝手なというと、自分の都合で物事を考えたり、行動したりするということを表します。

自分の事情や理由ばかりを優先して、周りの人を無視する、考慮しないという意味があり、ご都合主義などのようにも言われるでしょう。自己中心的な性格に対して身勝手というと、瞬時のことや短い期間の言動をさすことが多いです。

身勝手な振る舞いでひとに迷惑をかけたり、身勝手なことばかり言ってチームで嫌われたりするでしょう。

わがままと自己中心的の違い

三番目は、わがままなという言葉があります。

わがままは、自己中心的なとほぼ同じ意味ですが、わがままというほうが子供っぽさや、未成熟さを揶揄する意味が含まれています。

子供はわがままだというように言いますが、子供は自己中心的というようには使わないため、「わがまま」は一部では「天真爛漫」や、本能のまま行動するというような意味があるのにたいして、「自己中心的」は、より理論的でもう少し理性に近い部分のことを指している響きがあります。

エゴイスティックと自己中心的の違い

四つ目には、エゴイスティックという言葉があります。

エゴイスティックには、「自我が強い」「自分の考えを押し付ける」などという意味が含まれています。

自己中心的は「自分はこうだ」と主張するのに対して、エゴイスティックは「他者も自分と同じ意見のはずだ」という前提で行動するため、より傲慢な印象があります。

自己中心的な人の特徴1:常に単独行動をとりたがる

自己中心的な人の特徴は、常に単独行動をとりたがることがあげられます。周りの状況があまり見えないため、周りに調和することや、合わせる、足並みをそろえることがない場合が多いです。

自己中心的な人がグループにいると、どうも全体がまとまらない、一人単独行動をとる人がいる、ということになり周りに迷惑をかけてしまいがちです。

自己中心的な人は、まわりの雰囲気にまったく気が付かない事が多いため、本人にしてみると、「自分の考えや行動を理解できない周りが悪い」「酷ければ自分を邪魔する人」として、敵対視するようなこともあります。

自己中心的な人の特徴2:反省する気持ちがない

自己中心的な人の特徴の2番目は、自分を顧みたり、反省したりする気持ちがないということです。常に自分が正しいと信じているため、信念を曲げることは少ないでしょう。

自分に自信があることもあり、周りに何を言われても気にすることなく、良い意味でも悪い意味でも頑固な場合が多いでしょう。

グループで話し合いなどをすると、自己主張が激しく、自分の意見を押し付けたり、グループの代表的な意見としようとすることもあります。

プライベートでも同じような言動が見られる場合が多いため、友達などとうまく付き合っていくことが好きない人も少なくありません。

自己中心的な人の特徴3:人に惑わされない

自己中心的な人の特徴の3番目としては、自分に自信があり、人に惑わされないという点です。

常に自分の考えは正しいと思い込んでいるため、排他的で他人の考えを無視することにもつながりますが、他人がどうあれ自分の考え方は正しいという強い信念をもっているため、自分の考えを曲げない印象にもなりえます。

自己中心的な人の特徴4:純粋

自己中心的な人の特徴の四番目としては、純粋だという点があげられます。

自己中心的な人は、「子供っぽいだ」「幼稚」「大人げない」などというように取られがちですが、一方では、純粋で一つのことに没頭して、どこか憎めない天然キャラのように取られることもあります。

子供のころから一人っ子で大切に育てられてきたため、周りの人の考えや行動を理解するのが不得意である場合は純粋と解釈されることが多いです。

「わがままで、自己中心的なところがあるけど、どこか憎めない人である。」「大人げないところはあるけど、純粋で少年のような心をもっている。」など、子供がそのまま大人になってしまったようだというように取られることがあります。

周りが見えないけれども全く悪意がなく、明るい性格のような場合が多いでしょう。

自己中心的な人の特徴5:頑固

自己中心的な人の特徴の五番目としては、頑固という特徴があります。
自己中心的な人は、自分の考えにすごく自信をもっているため、簡単に曲げることがありません。融通がきず、臨機応変な態度が出来ないという面があります。

周りの人にとっては、「あの人に何をいっても無駄だ。」「言ってもきかない。」など、他の人の考えを受け入れないなどというように言われることもあり、距離を置かれやすいです。

しかし、頑固で自分の信念を貫くけれども、それにもまして何か実績があったり、成功者であったり、人を統制する力があるひとであれば、尊敬に値すると受け取られることもあります。

自己中心的な人との付き合い方

それでは、自己中心的な人が職場にいた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

寛容に接する

一つ目としては、完全に否定したり、頭ごなしに相手の意見を聞き入れないという態度を取らないということです。

自己中心的な人にとっては、否定的な態度を取られると、余計に意固地になって、かたくなになる傾向があるため、寛容に相手を受け入れる態度を示すことが大切です。

相手の話を聞く

二つ目としては、相手の話を聞くということです。自分の主張やグループの中でなぜその人の考えが受け入れられないのかを説得的な態度で示していくということが大切です。

自己中心的な人が自己主張をするときは、大抵頭に血が上っていたり、カッとなっていることが多いため、冷静さを欠いています。まずは相手に冷静になってもらい、そのうえで理論的に説明していくことが大切です。

仲間外れにしない

三つ目は、自己中心的であっても良い面もあるため、あまり極端に距離を置こうとしたり、仲間外れにしないことが求められます。

否定されると余計にわがままになりがちな人が多いためです。