会社勤めで仕事をしていると、必ず一度は会社に行きたくないと感じることがあるでしょう。それは人間関係だったり、仕事内容だったり、待遇だったりと、様々な理由がありますが、その中でも一番多いと言われているのが人間関係です。

今回の記事では以下の点を中心に解説いたします。

・会社に行きたくない理由
・人間関係が原因で会社に行きたくないときの対処法

他の人も同じような悩みを抱えていることを知り、対処法を身につけることで、今までよりはストレスが解消されるはずです。

会社に行きたくない理由

会社内の人間関係が悪化している

自分のせいというよりも、元々、会社内の人間関係がギスギスしている場合があります。学生の時は同じ学年で歳も近く、話題は世の中の流行のことだったり、身近なことだったりするので、そこまで話題に困ることもなかったでしょう。

しかし、社会に出れば、自分の後輩もいれば上司もいる、年齢も自分の親世代やそれ以上の人もいる、趣味も出身も経歴も様々な環境で一つの共通した話題などありません。しかも会社によって、または部署によって仕事環境や雰囲気が異なります。

同じ部署の人同士も助け合わず、いつも不機嫌そうな顔で仕事をしている人ばかりだったら、人間関係が良いとは言えません。意地悪をしているわけではなくても、分からない点を質問しても同僚が答えてくれない、挨拶もしない、などという場合は会社で居心地が良くありません。

また、女性が多い職場で起こりやすいのが、うわさ話のオンパレードです。何かにつけてはうわさ話をし、仲間外れを作ろうとする職場もあるようです。

そういった自分の存在を否定されるような扱いを受けたり、職場内の人間関係がギスギスしていると会社に行きたくなくなります。

仕事は好きだが上司がが怖い、苦手

仕事内容には問題が無くても、人間関係、特に上司が苦手という人は多いようです。同僚ならば、そこまで関わらないように自分で多少はコントロールできるかもしれません。しかし上司となると、ことあるごとに相談したり、確認したり、しなければなりません。その上司が苦手だと会社に行きたくないと思うのも当然かもしれません。

しかし、人間、全員と相性が良いかというとそんなことはあり得ません。特に、性格的に合わない、言動が怖いなどという意見が多くを占めています。

●苦手とされる性格

・言うことが気分によってコロコロ変わるため、部下が振り回される
・ヒステリックで、すぐにイライラし、部下に八つ当たりする
・人の好き嫌いが激しい

 

●苦手とされる行動

・部下の手柄を横取りする
・自分の都合の良いようにストーリーを変えて、さらに上の上司に報告する
・いつも攻撃的な物言いをする
・上から目線で威圧感がある
・理不尽な要求をそのままおしつけてくる
・自分のミスには甘く、部下のミスには厳しい

 

●苦手とされる言動

・他人の悪口をいう
・何度も失敗について蒸し返す
・しつこい
・いつもピリピリしている

このように、相手が部下であったとしても、相手のことを考えずに行動する上司に苦手意識を持ってしまいます。人としての寛容さや心の広さがないと思われるのは損なことです。

部下より仕事が上手く出来ない

新入社員のころはライバルは同僚しかいませんが、優秀な後輩が入ってくると仕事で差をつけられることがあります。自分が指示する側なのに、後輩の方が物わかりが良く、仕事の進みが早い場合があります。そうなると、後輩から色々と指摘されることも増え、自分の能力のなさに愕然とすることがあるかもしれません。

能力を否定されたようで、会社への足が進まない理由の一つになるでしょう。

会社内で嫌がらせを受けている ハラスメントについて

発言や行動が本人の意図とは関係なく、相手に不快な思いを与えたり、傷づけたりする行為のことをハラスメント(嫌がらせ)といいます。例えば以下のようなハラスメントがあります。

・パワーハラスメント
主に上司から、権力をふりかざして強制的に大変な仕事をやらされたり、罵倒、身体的攻撃を受け入れたりせざるを得ないことです。上司から部下に対して行われることが多いですが、中には人間関係上優位性を持った部下から上司に行われるケースもあります。
・セクシャルハラスメント
性的いやがらせのことです。昇進や高評価を条件に性的な要求を受け入れるように強制することです。
・モラルハラスメント
身体的ではなく、精神的苦痛を与える嫌がらせです。同僚や上司などから無視されたり、努力に対して正当な評価を受けなかったり、言葉や態度によって精神的にじわじわと追い込んでいくことです。精神的暴力とも言われ、被害者が自殺に追い込まれることもあります。
・ジェンダーハラスメント
「男らしさ」「女らしさ」を強要する嫌がらせのことです。セクシャルハラスメントとは異なり、一般的な「男らしさ」「女らしさ」の物差しで言動をはかり、小言を言ってくる場合が有ります。たとえば、「男のくせに虫が嫌いなのか」「女のくせに大食いだ」といった偏見で物をいうハラスメントです。
・ブラッドタイプハラスメント
血液型が持っている印象で、その人を評価する言動のことをいいます。日本では血液型占いが一般的に信じられているため、「AB型は天才肌だから昇進させてやる」などといったイメージだけで評価をつけたり、「A型は真面目過ぎて面白くないからクリエイティブな仕事は任せられない」など偏見からくる嫌がらせです。

人間関係が原因で会社に行きたくない時の対処法

積極的に挨拶をしたり、相手を褒めてみる

挨拶をしてもなかなか返してもらえなかったり、無愛想だったりする場合、自分から毎朝会ったら挨拶をするように心がけてみましょう。無視されても挨拶し続ければ、少しずつ相手も心を開いて挨拶をしてくれるようになるかもしれません。

また、相手の洋服や持ち物、性格や仕事での活躍を褒めてみましょう。褒められて嫌な気分になる人はいないはずです。自分のことをしっかり見てくれているんだという思いから、あなたに心を開くようになるかもしれません。

仕事が出来ない自分を受け入れ、解決策を練る

部下の方が仕事ができる場合、悲しくなりますが、仕事ができない自分を受け入れることが肝心です。どの部分が苦手なのか、どうして部下よりも仕事ができないのか、自分の弱点を知ることが解決への第一歩となるのではないでしょうか。

●仕事が遅い人の場合
仕事への取りかかりが遅い人の場合、何から始めるか優先順位を決めるのに時間がかかっている可能性があります。朝、出勤時に頭の中で仕事のシュミレーションをする、出勤してから始業前にその日に必ずやらなければならないことをリストアップする、など始業と同時に仕事に取りかかれるように工夫しましょう。

●ケアレスミスが多い場合
人は誰でも仕事で失敗をします。それがケアレスミスの場合、改善することができます。こなしたタスクをすぐに提出するのではなく、少し寝かせておいて、時間が経過した後、新しいタスクに取りかかるかのように、そのタスクをチェックすると良いでしょう。急ぎのものは寝かせておいてはいけませんが、期限に余裕のあるものは少し時間が経過してからチェックするのが良いです。

仕事ができないことがストレスとなり、ついネガティブな感情にとらわれてしまいがちですが、ため息や本音を職場で漏らすと益々自分の能力のなさを実感してしまうため、意識してポジティブな気持ちになれるよう口癖も変えましょう。

思い切って転職をしてみる

人間関係が悪く、どうしても受け入れ難い、仕事に行くのが憂鬱すぎて辛い、と我慢の限界にきた場合は、思い切って転職してみるのも一つの解決策となります。

転職先が必ずしも今の職場よりも良いかどうかは入社してみないと分からないため、そこはリスクを背負うことになりますが、現状を変えるという意味では行動してみるのも良いでしょう。

転職活動をする中で自分のことを見直し、今の職場で再度頑張ろうと思うこともあるからです。

上司や同僚と程よい距離感を保つ

仕事上の付き合いと割り切って上司や同僚と付き合うのも対策の一つです。プライベートな話題は避け、当たり障りの無い話を職場でするのも良いでしょう。仕事においてしっかりとコミュニケーションが取れれば支障をきたさないので問題ありません。

多少の嫌みを言われても、全てを受け止めず、聞き流すように心がけるだけでも付き合い方が変わるはずです。

まとめ

・会社に行きたくない理由で多いのが人間関係
・上司が苦手だったり、ハラスメントは多い
・仕事ができない自分にがっかりして仕事に行きたくなくなるケースもある
・嫌いな相手に自分から話しかけてみることも時には大切
・職場の人は仕事だけの付き合いだと割り切る
・どうしても解決できない場合には転職も考える