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ギミック 意味とビジネスで使う場面
ギミックは、英語では「gimmick」と綴ります。
一般的な日本語のギミックは、手品やおもちゃなどの仕掛けのこと、映像や音による特殊効果のこと」を意味します。
ビジネスシーンにおいてのギミックは、より英語の意味に近い使い方をするのが一般的です。
マーケティング用語で、「広告やダイレクトメールなどで人目を引くための工夫、仕掛け」のことを言います。
さまざまなギミック
マーケティングの中でも、DBM(データベース・マーケティング)のよく使われるダイレクトメール(DM)では、さまざまなギミックが施されています。
・ピールオフ/スクラッチ…DMにつけたシールや削って見えてくる数字などを申込書に添付、または記入してもらう方法で、遊び心を刺激します。
・プッシュオフ…DMの一部にミシン加工のくりぬきを作り、それを抜くと特典や割引などが当たる方法で、購入や来店に結びつけます。
・くじ…その場で結果がわかるくじを入れて、特典などで購入や来店のきっかけを作ります。
ギミックがきいたDMの実例
・学習院大学「桜咲くクリスマスDM」
SNSでも話題になった学習院大学のDMは、クリスマスシーズンに受験生に送付されました。細身でスタイリッシュな封筒には、青々としたモミの木のクリスマスツリーが印刷されており、中にはメッセージカードが入っていました。
そのメッセージカードは、とびでる絵本のように、開くと立体のクリスマスツリーが出るのですが、それが受験の合格をイメージさせる桜色のクリスマスツリーだったのです。
学習院大学のメッセージはもちろんですが、このギミックは学習院大学のイメージを変え、また受験生の心を掴み、この年の志願者は過去10年で最高の数を記録しました。
このDMは、日本郵便株式会社主催の2017年全日本DM大賞で銀賞に輝いています。
ギミックの例文
・とびだす絵本は、ギミック本の一種です。
・ネット広告のギミックにひっかかり、ついついクリックしてしまった。
・あの製品のポスターは、キャッチコピーと画像にギャップがあるギミックのきいたものだ。