「代替」の意味・読み方|代替品・代替案の説明と類語・英語表現を解説

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この記事では「代替」の読み方や意味について解説いたします。

「代替」自体は汎用性が高くよく使われる言葉ですが、だからこそ意味や使い方を理解しておく必要があるといえるでしょう。

それでは、実際に読み方や意味について確認していきましょう。

代替の読み方・意味・使い方

「代替」は基本的に「だいたい」と読み、「それに見合う他のものでかえること」という意味があります。

例えば「電車が遅延しているので、代替手段としてバスを利用した。」のように、かえるものが見合っている必要があるのが特徴です。

見合っているものでない場合、それは「代替」ではなくなってしまいます。
先述の例でいうと、電車という交通手段の代わりとしてバスが使われているということです。

逆に移動手段が徒歩になった場合は「代替」とは言いません。

また「代替」は人ではなく主に物事に対して使います。
それは例えば「彼の代替として彼女が任命された。」のような使い方はしないということです。

この場合は「代替」ではなく「代理」等で表現するのが適当でしょう。

なお「代理」は「だいり」と読み、「他人にかわって事を処理すること、あるいはその役を担う人」という意味です。

つまり「代理」であれば人に対して使うことができるとわかります。

正しい読み方は「だいたい」

「代替」は基本的に「だいたい」と読みます。

また「代替機」は「だいたいき」、「代替案」は「だいたいあん」というように、他の語とくっついた場合も「だいたい」と呼ぶことが多いです。

「代」も「替」も訓読みでは「かえる」や「かわる」等と読みますし、意味も似通っています。

「代」は「代理とする」や「代用する」、つまり「他のものや人にかわって引き受ける」という意味です。

それに対して「替」は「前のことを止めて別の新しいことを行う」という意味で使われます。

「だいがえ」と読む場合もある

「代替」は「だいたい」だけでなく「だいがえ」と読む場合もあります。

元々は「だいたい」が正しい読みでしたが、「だいがえ」と読む人が多かったこともあり「だいがえ」も間違いではないとされるようになったのです。

言葉は時代と共にその読み方や意味が移り変わっていくものであり、「代替」も例外ではありませんでした。
実際にこのような例は他にも沢山確認することができます。

ただし、間違いではないというだけで基本的には「だいたい」と読む方が無難だといえるでしょう。

代替のビジネス上での使い方

「代替」はビジネス上でも非常によく使われる言葉です。

例えば次のような使い方をします。

・「メーカーは修理対応する際に代替機を用意していることが多い。」

仮にパソコンを修理に出すことになったとします。

 

その間の為だけに新品を買うわけにもいきませんし、かといってそれでは不便な期間を過ごすことになってしまうでしょう。

そこでメーカーは修理期間中に代替機を貸し出すことによって、ユーザにその間もパソコンを使えるようにしていることが多いです。

車検に出す時には代車が用意されていたり、携帯電話を修理に出す際に代替機が貸し出されたりするのも同じことだといえます。

「代替品」の意味と例文

「代替」を使った言葉として「代替品」があります。

「代替品」は「だいたいひん」と読み、「本来想定していた物の代わりに、同じ目的で使用する物」という意味です。

先述の「代替機」は機械に限定した使い方ですが、「代替品」はもう少し幅広い用途に使うことができます。

例えば以下のような例文が考えられるでしょう。

・「ウイスキーを割る際、ソーダ水の代替品としてコーラを用いるとハイボールではなくコークハイになる。」

ウイスキーをソーダ水で割るとハイボールになります。
この例ではソーダ水がなかった為、コーラを代替品として使ってコークハイにしたということです。

・「洗剤がなくなってしまったので、代替品として重曹を使うことにした。」

「重曹」は「じゅうそう」と読み、「炭酸水素ナトリウム」のことです。

 

汎用性が非常に高いのが特徴で、料理や脱臭剤として利用される以外にも、洗剤として使われることもあります。

「代替案」の意味と例文

続いて「代替案」は「だいたいあん」と読み、「すでに発表されている案にかわる別の案」という意味です。

例えば以下のような例文が考えられます。

・北海道行きを予定した社員旅行は予算の関係で暗礁に乗り上げ、代替案として沖縄が候補に上がった。

元々社員旅行の行き先は北海道でしたが、予算の都合でそれが難しくなってしまいました。

 

そこで行き先を沖縄にかえることによって予算の問題を解決しようとしたということです。

この例ではすでに発表されているのが北海道行きの案、そしてそれにかわる別の案が沖縄行きだということが読み取れます。

代替の類義語と例文

「代替」の類義語としては次のようなものが挙げられます。

・代行
「代行」は「だいこう」と読み、「当事者にかわって職務等を行うこと」という意味で使われます。

・代用
「代用」の読みは「だいよう」で、「ある物や事の代わりに他の物や事を使うこと」という意味です。

その他にほ「代理」や「交換」、「交代」等も類義語といえるでしょう。

また上記の類義語を使うと以下のような例文が作れます。

・お酒を飲んでしまったので、運転代行を依頼することにした。

お酒を飲んで運転すると飲酒運転と見なされてしまいます。かといって自動車をお店に置いていくわけにもいきません。

 

そのような場合運転を代行してくれる業者に依頼することが手段の一つとして考えられます。

出勤時に自動車を利用しなければならない人にとっては重宝するサービスといえるかもしれません。

・ハサミが見当たらなかったので、カッターを代用することにした。

ハサミは何かを切る時に便利なものですが、誰かが使っている等で見当たらないということもあり得ます。

 

そこで代わりにカッターを用いることにしたということです。

最終的には物を切ることができれば良いので、カッターを代用品にすることができました。

代替の英語表現

「代替」の英語表現としては、以下のようなものが挙げられます。

・substitute(代替)

・alternative(代替、オルタナティブ)

「subrogation」や「change of ownership」等と表現することもあります。

また以下は英語表現の例文です。

・He substituted margarine for butter.
(彼はバターの代わりにマーガリンを用いた。)

バターよりマーガリンの方が安いことが多く、また風味等が似ている為マーガリンが代替品として使われることがあります。

・There is no alternative.
(代替案はない、他に選択肢はない。)

今ある案以外にそれを上回る手段や方法が見つからないような、手詰まりの状態であることが読み取れます。

なお「alternative」は「オルタナティブ」の由来であり、「オルタナティブ」は「二者択一」という意味です。

まとめ この記事のおさらい

  • 「代替」は基本的に「だいたい」と読み、「それに見合う他のものでかえること」という意味がある。
  • 正しい読みは「だいたい」だが、昨今では「だいがえ」も誤りではないといわれるようになった。
  • ビジネスでは「代替品」や「代替案」等、幅広い使い方をされている。
  • 「代替」の類義語としては「代行」や「代用」等が挙げられる。