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今回の記事では証左の読み方、意味、使い方などをご紹介していきます。
証左はビジネスシーンでも使うことのできる言葉でもあります。
例文などもご紹介していきますので、参考にしてください。
証左とは|意味・読み方・使い方
証左の読み方は「しょうさ」で、意味は、同じ漢字が使われている「証拠」や「証人」、「証明」、「あかし」などの意味があります。
使い方は、「証拠」と同じような意味合いで使うことができますが、「証左」は「証拠」よりも少し硬い言い回しとなります。
証左の語源
証左の「証」は証拠の証であり、「左」は方向の左という意味ではなく「支える」、「明らかにする」という意味の言葉です。
2つの漢字を合わせて証拠を支えるもの(明らかにするもの)という意味合いがあります。
証左のビジネス上での使い方
ビジネスの場でも「証左」という言葉は出てくることがあります。
「証拠」のことをビジネスシーンで言うときに硬い言い方で言いたい場合は、「証左」を使って言うと良いでしょう。
またビジネスシーンでは「証左資料」という言葉が使われることもあります。
証左の例文
・「その資料は証左資料として十分提出できます。」
・「それらの論文はこの実験が失敗に終わった証左である。」
・「その事件の犯人を明らかにする証左が見つかりません。」
・「ミスの少ない仕事場は、リーダーがきちんとしているという証左なのかもしれないです。」
・「平日の通勤時間帯の電車は混んでいますが、それだけ電車通勤をしている人が多いという証左と言えるでしょう。」
・「彼女はいつも会社の机をふいているので、几帳面な性格の証左であろう。」
証左の類語
証左の意味と同じように使うことができる言葉はたくさんあります。
「証拠」・・・事実を明らかにするためのこと、ものを言います。
「証人」・・・事実を証明する人、保証人のことです。
「証明」・・・どうしてその事実が正しいのか根拠がわかるようにすることを言います。
数学でも証明という言葉が使われます。
「証し」・・・読み方は「あかし」です。明らかにすることのしるしのことを言います。
「痕跡」・・・読み方は「こんせき」です。過去にあったことやものを示す、残っているしるしのことを言います。
「証跡」・・・読み方は「しょうせき」です。過去にあったことのしるしを示すこと、もののことを言います。
「左証」・・・読み方は「さしょう」です。事実を明らかにするための材料のことを言います。
証左の対義語
証左の意味が「証拠、あかし」などの意味があるので、この反対の意味で使われる言葉が「証拠のない、無根拠の、理由なし、根拠のない、いい加減な」という言葉です。
「証拠のない」・・・事実を明らかにするもの、ことがないことを言います。
「無根拠」・・・読み方は「むこんきょ」です。明確な理由がないことを言います。
「理由なし」・・・無根拠とほとんど同じ意味で、明確な理由がないことを言います。
「根拠のない」・・・文字の通り「根拠が無し」という意味で、証拠のないこと、理由のないことと似た意味です。
「いい加減な」・・・証拠のないこと、粗雑、おおざっぱなという意味があります。
類義語と対義語の例文
上記で説明した類義語と、対義語の例文についても紹介します。
類義語の例文
「あの事件はこの証拠により、多くの事実が判明しました。」
「あなたがこの会社に長く勤務していることこそが、この会社のことを大好きだという証拠ではないでしょうか?」
「ここには私とあなたの2人しかいないので、お酒がなくなってしまっているのはあなたがお酒を飲んだという証拠になります。」
「この裁判では何人かの証人が発言していました。」
「あの事件を目の当たりにした証人がたくさんいたため、たくさんの事実が判明しました。」
「あの場にいたのはあなただけでしたので証人になっていただけないでしょうか?」
「身分を証明するためには、身分証明書が必要です。」
「彼の発言が間違っていると証明するためには、いくつかの証拠が必要です。」
「あの人はこの数式が間違っていないということを、ノートに書いて証明しました。」
「このコンテストに優勝した証しとして、トロフィーを贈呈します。」
「結婚指輪は結婚し夫婦となる人同士であるという証しとしてつけます。」
「今日山に登った証しとして、みんなで写真を撮りました。」
「ここに昔、人が住み暮らしていたという痕跡が残っていました。」
「この痕跡をたどっていけば恐竜の暮らしが見えてくるかもしれません。」
「彼女が昔ここに住んでいたという痕跡がありましたが、今はここに住んでいないようです。」
「私たちは現場に証跡があるかどうか確認をしに行きました。」
「何回も確認したが泥棒の証跡がいまだ見つかっていないです。」
「この証跡があったので犯人がだれか見当がつきました。」
「このスーパーの売上が増加したのは、宣伝がプラスに働いた左証と言えるでしょう。」
「この左証のおかげであの事件の犯人が捕まりました。」
「今年白菜が値上げしてしまったのは、去年よりも白菜の収穫が減少してしまったという左証ということもあるでしょう。」
対義語の例文
「証拠のないことで事実を証明することは難しいです。」
「彼女が話していた犯人の話は証拠のない話です。」
「証拠のない人とある人とではどちらが有利でしょうか?」
「彼女の発言は無根拠ではあるがあながち間違ってもいなさそうです。」
「かつて恐竜はいたが、そこに住んでいたかどうかは無根拠の話です。」
「彼はどうどうと発言していますがあの話は無根拠な話でしょう。」
「彼はよく理由なしにずる休みをしてしまいます。」
「アンケートで理由を聞かれた際、特に理由なしと答えることもあります。」
「この事件の犯人はあの人だと理由なしに言う人がいました。」
「あの探偵の推理はほとんど根拠のない推理でした。」
「根拠のない話だと言われても仕方ないです。」
「あの人は根拠のない話なのに信じていました。」
「いい加減な態度はやめてください。」
「夫の態度はとてもいい加減で妻を怒らせました。」
「あの人の発言はいい加減で根拠がありませんでした。」
証左の英語表現
証左は英語で「evidence」、「witness」と言い表すことができます。
「evidence」は「証拠」という意味があり、「witness」は「証人」という意味があります。
まとめ
- 「証左」という言葉は「証拠」という言葉とほとんど同じ意味合いで使うことができる言葉です。
- 「証左」は「証拠」という言葉をやや硬めに言うときに使うことができますので、ビジネスシーンなどでも役立ちます。
- 似たような言葉には「証明、証人、証し、痕跡、証跡」などがあります。
- 「左証」はあまり使うことが多くはありませんが、「証左」と同じ意味合いを持ちます。
- 「証左」の反対の意味を持つ言葉としては「証拠のない、理由なし、無根拠、根拠のない、いい加減な」などがあります。
- 「証左」を英語で表現する場合は「evidence」や「witness」を使うことができます。それぞれ「evidence」は「証拠」、「witness」は「証人」という意味です。