正義感が強い人ってどんな人?特徴とポイント 付き合い方の解説

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正義感というと、良いイメージが持たれる傾向にあります。しかし、決して良いことばかりでないのが正義感です。

ここでは、正義感とは本来どういう意味で使われるべき言葉か、必ずしも良い意味ばかりでない正義感が持つ言葉の良さと悪い点も分かりやすく解説します。

正義感の意味とは何か

正義感とはそれぞれの人が持った正しいと思ったことを通そうとすることを意味しています。そのため、正義感とは必ずしもすべての人に受け入れられるものではありません。

自分はそれは絶対的に正しいと信じているためにそれに反する行動や言動を許せないという人もいます。正義感を盾にして、自らの横暴を許す人が意外と多いことから正義感は必ずしも良いこととは言い切れないでしょう。

もちろん、同じ正義感でも世間に広く受け入れられる正義もあります。世間の全てが同じ価値観を持って生きていなくても、大多数の人が共感できる正義を持っている場合に関しては、正義感を振りかざすことで多くの人から共感を得られやすいです。

ただ、正義感は個人の価値観に過ぎないため、それが絶対的に正しいと思ってはいけません。しかし、間違いなく正義感が強い人というのは自分なりの信念を持っているため自分は良かれと思っているということが多いでしょう。

そのため、本人はそれが何があっても正しい事だと思っているため、さらに厄介というのが正義感です。正しいと思ってしまうとそれを曲げるのは非常に難しいことだからです。いくら周囲が間違っていると思っても本人は正しいと思っているので非常に大変です。

正義感の英語表現

正義感の英語表現は、a sense of justiceや、正義感が強いという意味で使われるhave a strong sense of justice..などがあります。

前者は正義感という名詞的な意味で使われる英語表現ですが、後者は正義感がある人でも特に正義感が強い時に使われる英語表現になるので少し使う場面が異なって「くるでしょう。

同じ正義感でも後者の表現はより強い正義感を持っている人に対して使うため、通常よりも正義感を振りかざす事ことが多い人に使うのが適切です。 

正義感の類似語

常に正しくありたいと願う気持ちとして使われる正義感ですが、類語には倫理観や道徳心や良心やモラルという言葉があります。

ただ、正義感と似たような意味合いで使われますが、正義感とこれらの言葉で違うのは自分の中にその気持ちを抱えているだけかそうでないかというのあります。

倫理観や道徳心や良心やモラルといった言葉は自分の信念に従って行動するという時に使われることが多いですが、正義感の場合はこれらの言葉よりもさらに踏み込んだ行動に出る人に使われることが多いです。

正義感が強いという言葉があるように正義感は自分が信じている正義を誰からも曲げられないようにしたいと思っているという点があります。そのため、同じような意味の言葉であるはずの倫理感や道徳心やモラルという言葉よりもずっと自分の考えを他人に押し付ける時に使われることが多いでしょう。

また、正義感という言葉は倫理観などとは違い、良い意味で使われないこともある点が大きな違いです。もちろん、良い意味でも使われますが正義感は倫理観や道徳心みたいに常に良い意味で使用されるわけではありません。

さらに、倫理観や道徳心には共通の認識というのがありますが、正義感には共通の認識は基本的にはないでしょう。たまたま同じような正義感を持っている人はいますが同じ正義感が強い人でも同じ正義感を持っているということはそう多くないです。

そのため、正義感自体はそれぞれ全く違ったものを持っていることになりますが倫理観や道徳心というのは大体世間で共通しているので共感を得られやすいです。そこが正義感と倫理観等の言葉との大きな違いになります。

どちらも自分は正しくありたいと思っている点は同じですがその中身はかなり違いがあります。

正義感が強い人の特徴1:自分が正しいと思っている

正義感が強い人の特徴は自分が絶対に正しいと思っているというのがあります。そのあまりに強い正義感のせいで周囲から引かれてしまうことがあるのが正義感の強い人の特徴です。

なぜなら、自分が正しいと思って一切の疑いを持ってないため、周囲がいくら違うと言っても全く聞く耳を持ってないからです。そのことが原因で周囲からは関わりたくないと思われていることも少なくありません。

また、周囲から関わりたくないと思われている原因が分からないということが多いのも正義感の強い人の特徴でしょう。なぜなら、自分は間違っていると思ってないため、自分が言ったことで周囲が不快感を感じているということに気づいてないからです。

正義感が強い人の特徴2:世話好き

また、正義感が強い人の特徴として、他人の世話を焼くのが好きという点があります。正義感が強いため、周囲で自分が見過ごせない事があったら積極的に介入してなんとかしようと思うからです。

そのため、周囲で自分の正義に反することがあった時には自分から動いてどうにかしようとします。周囲から世話焼きと思われることも多いのが正義感の強い人になります。

ただ、その世話焼きも必ずしも周囲から感謝されるわけではないです。なぜなら、その世話焼きも自分の正義感に反しているからやってるのであって周囲の問題を解決するためにやっているとは言えないからです。

あくまで自分が正しいと思っていることを周囲にもさせようと思っているため、周囲がそんなことをしない方が良いと思っても無理やり通そうとしてしまうこともあります。

そのため、いらない争いを起こしやすいという点も正義感が強い人の特徴の一つと言えるでしょう。

正義感が強い人の特徴3:人のいう事に耳を貸さない

正義感が強い人というのはあまり他人の言う事に耳を貸さないという特徴があります。

なぜなら、正義感が強い人というのは自分が正しいと思って信じて疑わないため、他人が何を言っても自分が間違っていると全く思わないからです。

そのせいで他人からこの人は、全く人の話を聞かないと思われることがあります。もちろん、例外もありますが正義感の強い人は大体自分が信じた正義が間違っているとは思っていません。

また周囲がどんなに否定してもそれを認めないという特徴もあります。自分の中の正義を否定されるのは嫌だと思ってしまい、周囲の言葉に耳を貸さないようになっていく人も少なくありません。

しかし、自分の意見に賛同する人の話は聞くので非常に難しいです。自分にとって都合の良い人間だけが正義と思っている傾向もあります。

正義感が強い人の特徴4:頑固な人が多い

正義感が強い人の特徴として、頑固な人というのがあります。

自分の考えが正しいと思っているため、自分の考えと異なる人と意見が対立した時でも、相手の考えを理解できないからです。

そのせいでいくらお互いに意見をぶつけても全く折り合いがつかずに自分の意見を押し付けるだけで終わります。頑固でなければ自分の考えと違っていてもそういう考えもあるかもしれないと思い、その場を収めることもできます。

しかし、正義感が強い人というのはそのようなことができません。

自分の考えが正しいと思っており、更に頑固なためその考えを曲げる気は全くないです。そのせいで周囲からは頑固で全く人の意見を聞かないと思われてしまっています。

どんなに話しても理解しあうことは難しいため、最初からそういう事を分かった上で話をしないとお互いに不快な気分になるため注意が必要です。

正義感が強い人の特徴5:決まったルールに従う

正義感の強い人の一番の特徴はルールに従うのが絶対の正義と思っている点です。正義感が強い人というのは決まったルールに従うのが社会におけるルールと思っています。

ルールに従うこと自体は問題ありませんが、それに従うのが正しいと思っているため、他人にルールに従うことを強制してしまうこともあります。

すべての人が共通のルールを正しいと思っているとは限らないため、うっとうしいと思われてしまうことも多いでしょう。

正義感が強い人との付き合い方

正義感の強い人との付き合いが面倒だと感じている人もいるかと思います。

正義感が強い人と上手く付き合っていくには、正義感の強い人の意見に賛同するようなことを言うというのがポイントです。自分の考えを曲げて、相手に賛同するというのは少し抵抗があるかもしれませんが、正規がんが強い人にはどんなに正論でも通じません。

そのため、正義感の強い人と上手く付き合っていくなら自分の考えを曲げてでも、その場では相手に合わせることをおすすめします。自分の意見は内心持ちつつも、賛同することで正義感の強い人との言い争いは防ぐことができます。

正義感が強い人の特徴を理解し、上手に付き合っていきましょう。