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一般社会では一匹狼の人といえば、群れを作らずに、一人でなんでもやっていく人とか、独立心が強い人、強い人と良いイメージがある一方で、近寄りづらい人、協調性が無い人、というように負のイメージが少なからずあります。
この記事では一匹狼について類義語と特徴、付き合い方について解説いたします。
一匹狼の意味
一匹狼とは、いわゆる狼の習性をあらわす言葉で、人に例えると、群れを成さない、集団に属さないというようなことを表します。
そのため、より具体的なことでいうと、人に同調することなく一人でいつも行動する人や単独行動が多い人というような意味があります。
よい意味でつかわれると、人に流されずいつも自分の意志を持って行動できる人、独立心が強く常に自分の意志で行動ができるなどの意味があります。一方で悪い意味で、人との協調性がない、人に合わせられない、アウトローで輪に入れないと捉えられます。
一匹狼の英語表現
英語で一匹狼を表すなら、a lone wolf やa lonerという表現があります。
一人でいることを好む人とか、友人などのいない人という意味があります。文字通りアローンウルフというと一匹の狼という英語なのですが、これでそういった人間性なども表します。
もう一つは、maverickという単語があります。こちらは一語で一匹狼という意味になります。
一匹狼の類義語
一匹狼に似た表現として、異端児があります。
異端児という単語です。異端児というと、偏屈者とか、仲間にはいることが出来ない、つむじ曲がりといような意味があります。グループのなかにいるひとにとっては鼻つまみものでグループになじまないというような意味が含まれています。
一匹狼の人の特徴:自分に自身がある
一匹狼の人は、自分に自信があり、常に自分の行動が正しいと思っているところがあります。
自分にも人にも厳しいところがあるので、決して妥協することなく実力を発揮してくれます。
グループワークなどは不得意なのですが、自分一人でやるような単独の仕事が得意でしょう。人によっては、一緒に仕事はしずらいとか、付き合いにくいと敬遠されることはありますが、それでも仕事の質やスピードは一目置かれたりします。
また生活面でも、人に媚を売ったり、ゴマを釣ったりといった価値のないことをしない分、自分の仕事に黙々と没頭をする良い会社人です。
人の噂話をしたり、悪意のある行動もありませんので、むしろ付き合いやすいと感じる人もいる人です。
ですので、仕事を任せたりするには十分信頼のおけるひとです。
一匹狼の特徴:自分を律する
一匹狼の人は、自分を強く律することができる自分に厳しい律儀な人のため、きめられたルールをやぶったりすることはありません。
行動は常に一人ですが、グループから逸脱したり、社会から脱してしまうというわけではありません。
きめられた締め切りややり方に従わないとか、締め切りに遅れて人に迷惑をかけるというようなことを逆に嫌う傾向があるので、きちんとしている人でもあります。
そして常に冷静で物事を客観的にとらえることが出来るので、人の考えに流されたりせず、きちんと判断ができます。
そして一匹狼の人は、人にも厳しいところがあるので、だらしがなく時間にルーズな人を見るとつい注意してしまったり、不満感を表してしまうようなことがあるでしょう。自分の物差しで判断するので、厳しい人という印象がつよくなってしまいます。
一匹狼の特徴:噂に惑わされない
一匹狼の人は、うわさ話や人の陰口などにあまり興味がないので、群れてあることないこと話しこんだり、人を悪く言うようなこともあまりありません。
口が堅いので、人の秘密を口外したり、言ってはいけないことを言ってしまうというような軽率なこともありません。
一匹狼の特徴:冷静
一匹狼の人は、人に流されたり、まわりの空気に下手に同調しようとしないので、いつも落ち着いて正しい判断をすることができます。
ふわふわ落ち着きがない人は、その場の雰囲気や、周りの意見に流されて、自分の意見を曲げてしまったり、自分では本位でないほうに傾いたりします。
人が言っていることが正しいように感じて、自分の考えをしんじられなくなったり、そもそも自分の考えすらない人もいます。そういったことがないのが一匹狼の人のメリットです。いつも冷静な判断ができるので、もし間違えたことを言われると、自信をもってそれを否定することができます。
このように、このような特徴は良い面もあるのですが、時には上司にでも自分が正しいと思えばたてついて行くようなところがあるので、ときにそれが反発をかうこともあります。一匹狼の人は、損得勘定があまりなく、どちらかと言えば損をしてしまうことが多いです。
一匹狼との付き合い方
このように、一匹狼の人が職場にいつ場合の対処方法として次のようなことをおすすめします。
一つ目は、信じて任せるということです。一匹狼の人は、信じるに値するだけのスキルもあり、なによりも自分に自信がある厳しい人なので、期待したら期待した分だけの成果をあげてくれます。グループで何かをやらせようとしたり、無理にグループ入らせようとすると逆にいざこざの原因となりますので、一人仕事を任せてしまうのが良い考えです。
二つ目は、リーダーや指導者に抜擢するということです。リーダーや指導者の立場なら、一目置かれる存在として、その実力を発揮してくれます。口も堅いですし、信頼できるので、部下ができればかなり責任があるポストでもこなしてくれるはずです。