泣き虫な人はどんな人?特徴とポイント 付き合い方の解説

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「泣き虫」というと、弱い人、すぐに感情的になるような人を想像するでしょう。しかし、「泣き虫」は悪い意味だけの言葉ではありません。

色々な人のタイプを知っておくことは、私生活でもビジネスでも役に立つでしょう。ここでは「泣き虫」の意味や特徴を解説します。

泣き虫の意味とは

泣き虫とは、すぐに泣いてしまう人のことをあらわす言葉です。

特に子供に対して使うことが多いですが、よく泣く大人に対しても使われる表現です。

泣き虫の語源

泣き虫とは、「泣く」と「虫」を合わせた言葉です。

鈴虫などの虫の「鳴く」と「泣く」を合わせた事が語源とされています。

虫というのは人間よりはるかに小さく、弱いものであるため、一般的に「弱虫」や「金食い虫」などの「~虫」という表現は、弱々しい人に向かって使われる表現です。

しかし、虫は生きていくために1つのことを淡々をこなすという特徴があるため、「本の虫」や「働き虫」など、悪い意味だけではない使われ方をする言葉もあります。

 

マイペースの英語表現

英語で「泣き虫」を表現する場合、「cry baby」または「softy」を使うことが出来ます。

「cry baby」は子供のようにワンワン泣く人のことをさし、「softy」は感受性が強くて涙もろい人のことをさします。

どちらも泣くという意味では同じですが、「cry baby」は大きな声で泣くという意味の言葉であり、「softy」は静かに涙を流すという意味の言葉です。

感受性が豊かであること強調する場合は「softy」を使うのが一般的です。

泣き虫の類語・似た性格

泣き虫と似ている意味のある言葉は、「涙もろい」「泣きべそ」などです。泣き虫には弱々しいという意味もあるため、「小心者」「恐がり屋」「意気地なし」などといった言葉も類義語として使用できます。

泣き虫の類語はあまりよくない意味の言葉ばかりであり、現代では「泣き虫」という言葉自体も悪い意味で使われることが増えてきています。

泣き虫と涙もろいの違い

泣き虫は、怒られたり注意されたりすると反射的に泣いてしまうという人に使われる言葉です。

「涙もろい」という言葉も、すぐに泣くという意味を持つ言葉ですが、感受性が強いというイメージもある言葉です。

テレビを見ていて感情移入してしまい、悲しさがこみあげてきて泣いてしまう人などにも使われます。

前述の通り「〇〇虫」とつく言葉は、弱い人によく使われる言い回しであるため、怒られて泣く、いじけてすぐに泣くなど、性格的に弱いという印象があるときは「泣き虫」を使うことが一般的です。

一方で「涙もろい」は、怒られて泣くというよりも、感情表現が豊か、心が優しいという意味をあらわします。

泣き虫な人の特徴1:自分に甘い人

泣き虫な人の多くには、自分に甘いという特徴があります。

仕事をしていると上司から注意をされるということは多々あるうえ、取引先から怒られてしまうことなどもよくあることでしょう。

泣くよりも「どう対処するか」「これからどう改善していくのか」という風に考えることができれば良いですが、自分に甘いため「どうして自分が怒られないといけないのか」と考えてしまい、改善までいかないことも少なくありません。

 

泣き虫な人の特徴2:打たれ弱い人

泣き虫な人には打たれ弱い人が少なくありません。

子供であれば悲しい場面に出くわすと泣くというのは当たり前ですが、大人になって泣く理由には打たれ弱さも関係している場合が多いです。

打たれ弱くない人であれば、注意をされる、怒られる程度のことでは泣かないことがほとんどです。

しかし、注意されたということばかりが頭に残り、自分自身を否定されたような気持ちになってしまうのが打たれ弱い人の特徴です。

打たれ弱いと、特定のことを注意されているにも関わらず、自分を全否定される気分になるため、泣き虫になりやすいです。

泣き虫な人の特徴3:子供のような心をもっている人

大人であれば人前で泣くことには抵抗があり、特に仕事となると涙がでそうになっても我慢しようとする人がほとんどです。

しかし、泣き虫の人は自分の心に素直なため、悲しいときはそのまま感情を表すという特徴があります。自分を偽り「元気なフリをしたり、平気な顔をすることも不得意であると、その場で泣いてしまうことが多くなります。

泣き虫な人と特徴として、素直な人が多いため、嘘をあまりつかない人が多いです。扱いにくいと思われることもありますが、接し方がわかると付き合いやすい人になることもあるでしょう。

泣き虫な人の特徴4:自分に自信がない人

泣き虫な人は、自分に自信がないことが多いです。

自分に自信がないためどうして良いか分からず、困ったときは泣くという選択しかなくなってしまう人である可能性があります。

仕事であれば意見を否定されることもあれば、考えた案を拒否されることもあるでしょう。自分に自信がある人であれば、拒否されても再度挑戦する、考えたプランを練り直すといったことが一般的です。

しかし、泣き虫の人は自信がないために、「どうせ自分なんか」と思ってしまう傾向があり、自信のなさから泣くという行動をとってしまうことが多くなります。

泣き虫な人との付き合い方

深入りしない

泣き虫な人は悲観的ですが、自分に甘いという特徴があるため、グチの多い人も少なくありません。無自覚で周りの人に責任をおしつけることもあるでしょう。

深い付き合いになって、グチなどを聞かされることの無いように、仕事の人だと割り切り、深く付き合わないという選択肢も大切でしょう。

否定をしない

泣き虫の人は否定されることを嫌います。

意見を否定すると、本来の言葉の意味よりも大きくとらえて泣きだしてしまうことがあるため、否定的な言い方はしないように伝えることが得策です。