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名を捨てて実を取るの意味
名を捨てて実を取るとは、たとえ名目的な栄誉や体裁を崩すことがあっても実、つまり結果を取りにいくという意味のことわざです。
「名実ともに」という言葉がありますが、その「実」だけを取る動きというわけですね。
現実世界でも、一時的な批判を受けても実利を求めなければならないことも多いだけに、使いどころはかなりある言葉だといえるでしょう。
名を捨てて実を取るのビジネスシーンでの使い方
より徹底的に利益を見ていかねばならないビジネスシーンの場合、使いどころはいっそう増えていくことかと思われます。
実際に念頭に置いて行動するのはもちろん、実際に口にしてみる局面も必要になってくると思います。特に、実を取るためとは言え、名目を捨てるのは勇気が必要ですからなおさらです。特に窮地の時は、名を捨てて実を取ると、前面に出してみるのも一案ではないだろうかと思いますね。
とは言え、特に仕事上に関しては、なりふり構わずやるという姿勢が、名だけだはなく「実」にも影響しかねない部分もあるため、あまり乱用しすぎるのは考えものでもあります。ここぞという場面や人相手への忠告に使うのが良いでしょう。
名を捨てて実を取るの例文
「様々な検討を重ねてみたのだが、我が社もまた名を捨て実を取り、文化事業への支援を縮小していこうと思う。」
「夢を追うのはいいが、このプロジェクトは予算がかかりすぎる。今は名を捨てて実を取るではないが、もっと着実な方法で進めていこう。」