勝って兜の緒を締めよの意味

勝って兜の緒を締めよは、上杉謙信や武田信玄と互角に渡り合った戦国武将・北条氏康の父親・北条氏綱の以下の遺言に由来することわざです。

戦いに勝ったと思って油断して頭を護る大事な防具である兜を脱いでしまうと、思わぬ反撃を受けて死んでしまいかもしれない。兜を脱ぐどころか、逆に兜の留紐をしっかりと締めて最後の最後まで気を引き締めなければならない。

上記の事から勝って兜の緒を締めよは、成功したと思っても気を緩めずに、さらに気を引き締めなければならないという意味をあらわしています。

勝って兜の緒を締めの類語には、敵に勝ちて愈々戒む(てきにかちていよいよいましむ)・油断大敵(ゆだんたいてき)・好事魔多し(こうじまおおし)などがあります。

勝って兜の緒を締めよのビジネスシーンでの意味

勝って兜の緒を締めよはビジネス用語ではありません。

しかし、勝って兜の緒を締めよは、「油断大敵」に似た戒めとして用いることが出来ます。

ビジネスでたまたま出せたよい結果を自分の実力だと過信して油断すると、失敗して痛い目にあってしまいます。勝って兜の緒を締めよを常に意識して、油断しないようにする事が大切です。

勝って兜の緒を締めよの例文

今回のテストではすごくよい結果を出せた。しかし、この結果に油断して勉強を少しでも疎かにすると期末テストで酷い点をとってしまうだろう。勝って兜の緒を締めよと自分を戒めて勉強を頑張らなきゃ。
1回戦を無事に突破できたのは嬉しいですが、勝って兜の緒を締めよといいます。2回戦の為に気を引き締めて準備しましょう。