承前啓後(しょうぜんけいご)の意味とは

昔から受け継いできた物を大事にして、未来を切り開いていくこと、という意味があります。

特に、事業や学問、技術を受け継いで現在に活かし未来に繋げていくことに重点が置かれています。事業や学問の発展を願う言葉としても使われる言葉です。

古来から中国で重視されてきた考え方らしく、中国がどれほど家族や先祖、そして子孫を大切に思っていたかがわかる言葉です。

承前啓後のビジネスシーンでの用法

事業や技術を将来に繋げていくことが強調されています。

代々続いている一族経営の会社が代替わりするときや、お世話になっている上司から得た教えを大切に守っていると言いたいときなど、ビジネスシーンで使うチャンスは多いです。

ただし、承前啓後という言葉には「代々続いていく」という重さと風格を伝えるニュアンスがあります。ただ単に仕事を引き継いだり、定期的に上司が変わったりするだけでは承前啓後は使用できません。

受け継がれていくものにどれほどの重みと歴史があるのか、よく考えてから使用するようにすれば間違えることはなくなるでしょう。

承前啓後の使い方と例文

「困った時は先人の知恵からヒントを得ることにしよう。よく承前啓後と言うじゃないか」
「先祖から受けついたこの事業を子孫につなげ、全力で承前啓後に努めていきたいと思います」