下学上達とは

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下学上達(かがくじょうたつ)の意味

下学上達とは、中国の古典「論語」に由来を持つ四字熟語です。身の回りの何気ない物事や、簡単な事象を地道に学び続けることで、次第に深い知識を手にれられるという意味をあらわしています。

義務教育のカリキュラムなども、まさに下学上達を実践しているでしょう。勉強に限らず、スポーツや芸術などの分野でも当てはまる鉄則です。

下学上達のビジネスシーンでの使い方

下学上達は、馴染み深い言葉ではありませんが、ビジネスシーンにおける用途は非常に幅広い言葉です。

会社組織であると、どうしても学歴や、パッと見のよいスキルが注目されがちですが、地道な勉学の大切さを失わないために、意識的に使っていくのもよいです。

下学上達の例文

なるほど。確かにうちの会社は備品に対する意識が甘かったな。よく欠品データからまとめ上げてくれた。下学上達という言葉があるが、君がもたらしてくれた見識は、やがて会社全体にも影響を及ぼすだろう。
基礎的なことしかやらせて貰えていないから期待されていないって?それは違うよ。下学上達、簡単なことを何度も繰り返した方が、かえってより深い知識と理解にいたりやすいものだ。君は期待されているんだよ。