悲憤慷慨(ひふんこうがい)とは

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悲憤慷慨(ひふんこうがい)の意味

悲憤慷慨(ひふんこうがい)とは、この世の悪や理不尽に耐えかねて憤慨してしまうという四字熟語です。

悲しむだけではなく憤るのですからよほどの感情の強さがうかがえる語句ともいえ、一方で感慨にふけるといった要素も滲んでいます。個人的なムシャクシャにとどまらず、より広い社会的な怒りや悲しみを含んでいるケースに用いられることが多いでしょう。

悲憤慷慨のビジネスシーンでの使い方

ビジネスの場面では非常にネガティブな言葉だけに、指示やスローガンとして用いられることはまず考えられません。しかし何かにつけて思うようにいかないのが仕事というものであり、仕事が終わった後の飲み会や愚痴のぶつけ合いの時などに使う機会があるでしょう。また、言葉全体が強烈に悲劇的なため、ちょっとした愚痴にこの四字熟語をぶつけることで、かえって場を和ませるような効果も期待できます。

ある意味では真剣な状況でも、おちゃらけた場でも使うことができるという意味で、案外使い勝手の良い四字熟語といえるかも知れません。

さらにいえば、自分から口にするだけでなく、人の様子に対して使ったりすると、より説得力が出てくるかも知れません。

悲憤慷慨の例文

「まったく、最近はどこを向いても理不尽な話が多くて嫌になるね。しかし自分にも何もできなくてそこが嫌になる。悲憤慷慨ってやつだな。」

 

「本当に納得いかねえよ! 遅刻したぐらいであんなに怒ることないだろ、課長め! まったく、悲憤慷慨しちゃうよ!」