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進取果敢(しんしゅかかん)の意味
進取果敢とは、柔軟な思考でもって意欲的に突き進んでいく様子を指した言葉です。
似たような言葉に「勇猛果敢」がありますが、同じ積極性を意味する「果敢」であっても、進取の気性に富んでいる分猪突猛進ではなく、様々な状況に対処が可能という格好になっています。非常に肯定的な評価の四字熟語であり、同僚や部下の素晴らしい働きを評するにふさわしいフレーズです。
意味が明瞭で「裏」を感じさせる部分がないだけに、言われた側としても素直に嬉しく、励みになる言葉の一つともいえるかもしれません。
進取果敢のビジネスシーンでの使い方
もちろん、ビジネスシーンでも社員や経営者の理想の姿の一つとして積極的に使っていくことができ、また手放しで褒めつつもクールに評価を下したという形にしたいような場合にも便利に使っていくことができます。
しかし、柔軟な上に積極的な姿勢を維持し続けるのはなかなかに難しい部分があり、よほどの相手でなければ歯の浮くようなお世辞ととられてしまうリスクも否定できません。
言葉の力があるだけに、本気で相手を褒めたい時に使ったほうがよいでしょう。
進取果敢の例文
「彼は本当に素晴らしい管理職だ。進取果敢に物事に取り組み、しかも功績を立てようと焦ることもない。ゆくゆくは取締役として我が社を支えていって貰いたいほどだ」
「君の進取果敢な姿勢は実に素晴らしい。だから一度の失敗に悩むことはない。経験を積んでまたチャレンジすればいいんだよ」