狂悖暴戻(きょうはいぼうれい・きょうぼつぼうれい)の意味とは

狂悖は、良心を失って道徳・道理に背いた非常識な言動をとることを意味します。暴戻は、荒々しく残酷で、道理に背いて人間が行うべき道徳上の義務を果たさないことを意味します。

狂悖暴戻とは、「良心を失って、荒々しく暴力的に残酷に、道徳・道理に背くこと」を意味します。

類語には、殺伐激越(さつばつげきえつ)、暴戻恣雎(ぼうれいしき)、凶暴剽悍(きょうぼうひょうかん)、荒怠暴恣(こうたいぼうし)などがあります。

狂悖暴戻のビジネスシーンでの意味

狂悖暴戻はビジネス用語ではなく、日常的に使う言葉でもありません。

狂悖暴戻は、「良心を失った暴力の権化のような残虐な人物」を指す四字熟語です。ビジネスシーンにおいては、そのまま素直に用いることは絶対にありえません。

しかし、「狂悖暴戻とは正反対の理知的な道徳心溢れる性質をもつ優しい人物」という褒め言葉として用いることができます。褒める対象となる人物が四字熟語に精通しているならば喜んでくれることでしょう。

狂悖暴戻の使い方と例文

狂悖暴戻、余りに其家門の栄達を図るに急にして彼等が荘園を奪つて毫も意とせざりし、より大胆なるシーザーとしての入道相国を見たり。
出典:芥川龍之介 「木曾義仲論」
〇〇君は、狂悖暴戻とは正反対の性質をもつ理知的で優しい人物だから、一緒に仕事ができて嬉しいです。