シワシワネームってなに？名前の例とメリット・デメリットを解説

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シワシワネームという言葉を聞いたことがあっても、正しい意味まで知っている人は多くありません。

ここではキラキラネームと対をなすシワシワネームとはなにか、シワシワネームの例と、メリットとデメリットについて解説します。

そもそもシワシワネームとはなにか？

シワシワネームとは簡単にいうと古風な名前をさす言葉で、キラキラネームと対となる名前をあらわす言葉としてシワシワネームと呼ばれています。

しかし、シワシワネームは古くから日本人によくある名前に対して後付でつけられたものなので、違和感を持つ人が多くいるのも事実です。。

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歴史上の人物と同じ名前をつけるのはシワシワネームです。

有名で人気な名前が龍馬です。男らしく、将来性のある子に育ってほしいという思いが込められています。明治時代に流行った名前が多く、「ふみ」「はな」「すず」など奥ゆかしい名前ではありますが、一方で古めかしいという意見もあります。

古風な名前の例として、名前の最後に「介」「郎」「子」などが付く名前などです。

健太郎、丈太郎、虎太郎、倫太郎などがシワシワネームだという方もいます。

大正と昭和時代に女性は「〇子」「〇美」と名付けられることが多かったため、桜子、梅子、春子、愛子などが、シワシワネームではないかと捉える人もごくわずかにいます。

漢字一文字の名前もシワシワネームという人もいます。

日本らしい印象を与えられる名前で、雅（みやび）、紫（ゆかり）、楓（かえで）、肇(はじめ)などがあります。

シワシワネームが人気になっている理由は、キラキラネームに対するマイナスイメージが強くなったことが原因として考えられます。

他の子どもと被らない名前、個性豊かな名前、海外でも読んでもらえる名前にしたいという親の想いからつけられたキラキラネームは、一般的に読むことが難しい名前です。

子どものころは可愛らしい名前でも、大人になったときに違和感を感じると批判が殺到し、親の品位も疑われます。名前は一生背負っていくものであるため、慎重につけるべきだという意見が多いからです。

キラキラネームが就職活動や受験の際に不利になるといわれるのは、インパクトが強すぎてしまうためでしょう。医療の現場でもキラキラネームは混乱を招くと懸念されています。

シワシワネーム、もとい日本人らしい古風な名前がよいとされるポイントは以下の通りです。

シワシワネームは誰でも読める名前である事が魅力です。

漢字の通りに読むことができるため、初めての人にも読み間違えられず覚えてもらいやすいでしょう。

男性はシワシワネームにすると誠実に見えるというメリットがあります。

キラキラネームよりもシワシワネームのほうが、社会に出たときに有利で品格があると認識されやすいです。

シワシワネームにすると祖父母世代の人と名前が一緒になるということがあります。

「私と同じ名前だね。」とおばあさんにいわれたときには複雑な気持ちになってしまうこともあるでしょう。

キラキラネームにもいえることですが、名前負けしてしまうこともあります。

龍馬という名前であれば、坂本龍馬という人物が偉大だったため、周囲は期待の目を向けてしまいがちです。本人が自分の名前にプレッシャーに感じる事もあるでしょう。

シワシワネームが就活で有利かどうかは定かではありませんが、キラキラネームとシワシワネームでは、はじめて感じる印象に違いがあります。

シワシワネームの方が呼びやすく、親しみを持ちやすいといった点では有利でしょう。

シワシワネームと聞くとマイナスなイメージを与えられてしまいます。シワシワという言葉から老いを連想するためです。

しかし、シワシワネーム自体が、キラキラネームをつけた親がキラキラネームの批判に対する対抗策として、シワシワネームが広まったとも考えらます。

人にとって名前は生まれてから死を迎えるまでの一生をともにするものです。「名は体を表す」というように、よりよい人生を我が子に歩んでもらうためにも、シワシワネーム・キラキラネーム関係なしに、親は愛情をもって、名付けをしなければいけません。