さまざまな感情の中でも、僻みを感じときには、自分が嫌になってしまうこともあるでしょう。また、周りに僻みっぽい人がいると、どう対応していいか困ることもあります。

僻み・妬み・嫉みと似た意味の言葉がありますが、どれもネガティブな感情とわかっても、どの言葉であらわすのが適当なのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

ここでは、僻みとはどんな感情か、僻み・妬み・嫉みの違いや、僻みっぽい人の特徴と対処法を解説します。この記事を読むことで、自分の感情、周りの感情と向き合えるようになります。

そもそも僻み(ひがみ)とはなにか?

僻みは、ひねくれた心で物事を曲げて受け取ることやその気持ちのことを意味する言葉です。

偏見や差別、他人のいうことをネガティブにとらえてしまうときなどに、僻みを感じやすいでしょう。

僻み・妬み・嫉みの違い

僻み(ひがみ)・妬み(ねたみ)・嫉み(そねみ)の3つは、ネガティブな感情を表現する言葉ですが、意味が微妙に違います。

妬み(ねたみ)

妬みは、嫉妬と同じ意味で使われます。

妬みは、人の愛情が他に向けられるのを憎んだりすることもあるでしょう。恋愛関係だけでなく、仕事でも優秀さを褒められている人がいたりすると、羨ましく思う気持ちが強くなって妬みになることもあるでしょう。

妬みは、愛情を向けられている人や優秀な人に、自分は太刀打ちできないくやしさからくることもあります。

嫉み(そねみ)

「嫉み」は、妬み(ねたみ)と同じく嫉妬心のことをさしています。「妬み、嫉み」と、妬みと一緒につかわれることも多い言葉です。

僻みと妬み・嫉みの違い

僻みは自分の中での考えや思いが発端になるのに対し、妬み・嫉みは他人との比較から生まれる思いという違いがあります。

僻みっぽい人の特徴

僻みっぽい人は、ひねくれていることが多いため、周りにあまり理解されないことが多いでしょう。僻みっぽい人には、次のような特徴がみられます。

常に他人と比較している人は僻みっぽい人

僻みっぽい人は、自分の中の「どうせ〇〇だから」という気持ちを少しでも打ち消したい気持ちから、妬み・嫉みっぽい人のように他人と自分を比較することがあります。

少しでも周りより優位に立とうとして、SNSで自慢する人も多いでしょう。

自分は不幸という思い込むのは僻みっぽい人

僻みっぽい人の「どうせ〇〇だから」という気持ちが、ネガティブスパイラルを生んでしまうことがあります。

ひどくなると被害妄想に近い感情になり、考え方に偏見が含まれているにも関わらず、自分は不幸だと決めつけている人も多いでしょう。

ネガティブなのは僻みっぽい人の特徴

「どうせ」が口癖になっているような僻みっぽい人は、ネガティブな傾向が強いでしょう。

わかりやすいところでは、悪口をいったり、他人の幸せを素直に喜んであげられなかったりします。また、精神的にも不安定なところがある人も多いため、トラブルを引き起こしやすい傾向もあるでしょう。

僻みっぽい人への対処方法

付き合いにくい僻みっぽい人ですが、職場にいる場合にはある程度僻みっぽい人とも付き合わなければいけないことがあります。上手く僻みっぽい人に対処するには、次のような方法があるでしょう。

たまに褒めてあげる

僻みっぽい人は、自分に自信がなかったり、プライドがものすごく高かったりする人が多いでしょう。僻みっぽい人をよい気分にさえてあげて付き合うなら、たまに褒めて自信をつけさせてあげるのもよいでしょう。

あまり褒めすぎると、「どうしてこんなに褒めるのだろう」とネガティブな方向に考えて、僻みの対象にされることもあるため注意しましょう。

僻みっぽい人はどんなタイミングで急にネガティブになるか、他の人にはわかりにくいことがあるため、注意して褒めましょう。

距離を置いて対処する

僻みっぽい人には、比較対象になる相手がいることがあります。僻みっぽ人と付き合うのに、比較対象になってしまうと付き合い切れないことが多いでしょう。ある程度距離を置いて、比較対象にならないように気をつけましょう。

必要最低限の業務上の会話や挨拶のみにして、雑談などは避けるのも僻みっぽい人とのひとつの付き合い方です。

プライベートな話やSNSでの投稿などは、僻みっぽい人には自慢のようにとられてしまうこともあります。偏見的な考え方でものごとをとらえる事が多いため、思いもしない解釈をされることもあります。

受け流して対処する

僻みっぽいのもその人の性格で、個性だから仕方がないと思うのもよいでしょう。僻みっぽい人がいうネガティブなことも、受け流すことであまり気にしないで付き合えるようになります。

僻みっぽい人のいうことを真正面から受け止めていると、ネガティブなスパイラルに自分も引き込まれてしまうことがあるため注意しましょう。

僻みについてのまとめ

  • 「僻み」は“ひがみ”と読み、ひねくれた心で物事を曲げて受け取ることやその気持ちのことを意味します。
    僻み(ひがみ)・妬み(ねたみ)・嫉み(そねみ)は、意味がとても似ている言葉です。妬み(ねたみ)は、他の人を羨ましく思う気持ちや自分は太刀打ちできないというくやしさからくることもあります。
  • 嫉みは(そねみ)と読み、妬み(ねたみ)と同じく嫉妬心のことを指しています。僻み(ひがみ)は自分の中での考えや思いが発端になるのに対し、妬み(ねたみ)・嫉み(そねみ)は他人との比較から生まれる思いという違いがあります。
  • 僻みっぽい人の特徴は、少しでも周りより優位に立とうとして常に他人と比較したり、偏見に満ちた被害妄想に近い感情で自分は不幸と思い込んだり、ネガティブなだったりする傾向があるでしょう。
  • 僻みっぽい人への対処方法には、自信をつけさせてあげるのに、たまに褒めてあげたり、比較対象にならないように距離を置いて付き合ったり、話は正確だから仕方がないとあきらめて受け流すなどがいいでしょう。
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