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「幸せになりたい！」「自分らしく生きたい！」と願うのは誰しも持つ共通の思いです。
しかし、働き始めると会社や人付き合いに悩み、本当にやりたかった夢（仕事）を隠し、ストレスを抱えながら、社会、会社、家族の為に働く人がほとんどです。
「日本」は世界と比べて幸福度が低い
日本の幸福度ランキングは「155カ国中51位」であり先進国では最下位です。GDP、水準、社会保障の水準は世界の中でもトップクラスですが、人生の選択の自由度、寛大さ、汚職に対する評価がとても低いのが特徴です。
この原因といわれているのが、他人との共生に重きをおく国民性だからといわれています。古くから集団での生活重んじる文化があり、現在の日本企業にも色濃く残っています。
また学校教育の現場でも、横並びの教育を推奨していることもあり、他人を意識した生活が正しいとされています。
シンプルに生きるための方法
シンプルに生きるためのポイントは、過剰に他人と比較しすぎないことが大切です。
今のインスタ映えの文化のように他人から評価されたいから見栄を張る、また会社内では地位、名誉を手に入れようとするから他人と競争し差別化をはかる、他人と比べるからできないことを悔やみネガティブな思考に陥るわけです。
当然ひとりで生きていくことはできないので他人との共生も大切だと思います。ただ必要以上に「他人」を意識しすぎてしまうと、本当に大切なもの（自分らしさ）を失ってしまいます。
シンプルに生きるために手放したいもの
幸せをつかむために、自分らしさをえるためにはシンプルに生きることが大切です。
シンプルに生きるというのは、他人と比較しすぎることなく、自分らしく生きることです。
見た目のコンプレックスを手放すことでシンプルに生きられる
見た目については誰しも少なからずコンプレックスは持っています。
ただ見た目は個人の特徴、個性であることも忘れてはいけません。個人の特徴や個性は比較できるものではありません。
自分を個性を認めること、他人のよさを認めることで、コンプレックスを捨てることができるでしょう。
過去のトラウマや古傷を手放すことでシンプルに生きられる
過去の失恋や嫌な思い出、古傷は誰しも持っています。
過去の辛さは決して捨てることはできないですが、過去に捉われないようにしたほうがよいです。
過去は若気の至り、過去の失敗は今の幸せに必ずつながっているでしょう。過去を活かすことで、過去のトラウマや古傷を拭いきれること（捨てること）ができます。
ネガティブな思考を手放すことでシンプルに生きられる
ネガティブ思考は成長の機会となるといわれていますが、ネガティブ思考は他人や現在の姿となりたい姿を比較したときのギャップ（隔たり）から劣等感から生まれます。
成長のためのストレスは必要ですが、成長の目的を見失わず成長に取り組むこと、無理しすぎないことが大事です。
嫉妬心を手放すことでシンプルに生きられる
嫉妬心は何かに執着することから生まれます。
執着をしないためには、感情に流されず、自分自身をセルフコーチングが大事です。本当に必要なものなのか、今後どういう影響があるのか、なにか代わりのアイデアが無いかと自問を繰り返し、あるべき姿を見定めていくことが大切でしょう。
本当に必要なものであれば目標として置き換え、必要なければ捨てることで嫉妬心を捨てることができます。
他人を批判する気持ちを手放すことでシンプルに生きられる
他人との競争することで他人を批判（否定）するようになります。負けず嫌い精神は「成長」のためには必要ですが、勝つことが目的になってはいけません。
仕事も恋もそうですが、どれだけ相手（社会）を幸せにすることができるのか、相手（社会）のことを大切できるかが目的です。
相手を認めて仕事も恋も考えぬくことで、他人を批判する気持ちを無くすことができます。
輝かしい過去の実績を手放すことでシンプルに生きられる
過去の素晴らしい実績には誇りを持つべきです。実績は努力の積み重ねであり、人より努力した証です。
しかし、誇りを持つことはよいですが、プライドとなってはなりません。プライドを持ちすぎると相手を見下すように話してしまいがちで、人がどんどん離れていってしまいます。
努力ができることに自身を持ち、目の前の出来事（仕事）に打ち込むことで、輝かしい過去の実績を活かすことができ、同時にプライドを捨てることもできます。
シンプルに生きるためにものを捨てる
シンプルに生きるためには他人からの評価を気にしないということが大切です。
本当に大切なのは人を信じる力であり、信じる力を養うために家族、友達、趣味に時間などのリソースを費やすべきでしょう。
見栄や自己顕示欲を満たすために消費を繰り返すと終わりが無く、お金を稼ぐために出世競争に勝ちつづけなければならないプレッシャーや、現段階では到達できない高い壁に当たりネガティブ思考が生まれるなど悪循環にはまってしまいます。
不思議なことに必要最低限の生活を心がけ、交流関係に重きを置けるようになると、自然に人も集まり、お金を生むチャンスが生まれるものです。
シンプルに生きるためのコツ
シンプルに生きるためには、言葉に気をつける、競争するのをやめる（他人と比較しない）、1人の時間を大切にすることの3つが大切です。
言葉に気をつけてシンプルに生きる
言葉にはその人の魂が宿ります。「引き寄せの法則」という言葉があるように、思考は現実を引き寄せてしまいます。
大事なのは心からの言葉を伝えることです。始めはうわべだけになりがちですが、信じるためには、まず何度も繰り返し言葉を発していくことが大事です。
競争するのやめてシンプルに生きる
相手と比較したときにネガティブな思考や嫉妬心が生まれます。
とにかく人のよさを見つけることに注力していきましょう。また競争することは大切ですが、勝つことが目的にならないように注意していきましょう。
仕事に置き換えるのであれば、勝つことは手段であり、目的は社会貢献やお客様の笑顔になります。
1人の時間を大切にしてシンプルに生きる
シンプルに生きるためには1人でいる時間も大切です。メンタルコントロールで大切なのは睡欲、食欲を適度に満たし続けることです。
1人でいる時間は自分自身のメンテナンス期間であり、1週間に1回休息を必ず取るようにして下さい。
また起床後15分間の瞑想（ヨガ）もおすすめです。やるべきことの整理を行うことで、仕事や家事も慌てずに取り組むことができるようになり、気持ちの余裕が生まれます。
迷ったら楽しそうな方を選んでシンプルに生きる
迷ったら楽しそうな方を選ぶのもポイントです。
楽しくないものに取り組むと心理的に「目標のなし崩し（目標の下方修正）」を選びがちとなり、よい結果が出にくいといわれています。
楽しく取り組める方法を選択し、全力を尽くすのがよいでしょう。
シンプルに生きる方法についてのまとめ
- 「幸せ」に生きるためにはシンプルに生きることが大切です。
- 会社や社会に属しているとどうしても見栄を張ったり、よい生活をしたいと考えがちです、しかし本当の幸せは、周りに大切な家族や仲間がいること、社会や会社に貢献するべく働くこと、自分のやりたいこと（挑戦したいこと）を打ち込めることであり、決して物の購入だけで解決できるわけではありません。
- 他人と競うこと、比較しなくなることで生き方や人生が大きく変わります。もし仕事に悩んでいる、プライベートに悩んでいる方がいれば、シンプルに生きることを実践してみましょう。
