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何かをする場合、目標を設定した方がその目標に近づくことができるといわれています。
目標設定する場合に初めに何をしたらよいのか、目標設定はどのようなステップで行ったらよいのか、正しく目標設定するとどのような効果があるのかなどが疑問点としてあげられます。
この記事では、目標設定の初めのステップ(現状分析)、もっともベーシックな目標設定方法、正しい目標設定の効果などについて解説します。
目標設定の初めのステップは現状分析
なりたい自分がある、または将来の夢がある場合には、目標を設定した方がそのゴールにより近づくことができます。野球選手になりたい、海外留学をしてみたい、料理の先生になりたいなど将来の夢や希望は人それぞれです。
なりたい自分がある場合には、具体的にその目標を設定するようにしましょう。
目標を設定するには、いくつかの方法があります。
目標を設定するためには、まず、初めに自分の周りの現状を分析します。
プロ野球選手になりたいけれど今現在の野球の実力はどのくらいか、将来留学をしたいけれど今現在の英語の実力はどのくらいかなど、現在の状況を把握しましょう。
今はできていなくてもよいですが、目標を設定してその達成のための計画を立てる上でも、現状分析は欠かせません。現状把握や分析をしないと、その目標までどのくらい努力しないといけないのか分かりません。
初めに現状分析をして今後どのようなステップで、その目標に近づくことができるのかを把握することが重要なのです。
もっともベーシックな目標設定
現状分析ができたら、次に実際に目標を設定します。
目標設定にいくつかの方法がありますが、ここでは最もベーシックな方法(ベーシック法)で解説していきます。
目標設定するためには「目標項目」「達成基準」「期限設定」「達成計画」4つの段階で目標を設定していくのです。
目標項目の種類
目標項目では、実際に目標にすることを決めていきます。
目標項目の設定に関して以下のような4種類のパターンが考えられます。
向上・強化する目標
今までできることや今やっていることを更にレベルアップするという目標です。
例えば、今まで資格の勉強をしていたが、同じ分野の更に上級の資格を目指すとか、今まで趣味でやっていた料理でコンテストに出場するとか、今まで健康のためにジョギングをしていたがトレーニングを増やしてフルマラソンの大会の出場するなどという目標です。
改善・解消する目標
現状、問題となっていることや課題があることを解決や改善していくという目標です。
例えば、最近少し太ってきてしまったから夏までに3キロ痩せるとか、去年は赤字だったから今年は毎月貯金をするなどという目標です。去年は仕事ばかりでほとんど家族との時間がなかったから今年は時間を確保して家族旅行に行くという目標でも構いません。
とにかく今はあまりよくないのて、いつまでに改善したいというような期限付きの目標を設定します。
維持・継続の目標
現在やっていることを今後も継続することを目標にします。何でも途中でやめてしまうのではなく、継続することに意義があります。
せっかくやっているのにすぐに投げ出してしまっては上達することはありません。長く続けてこそ、本当に上達することが出来ますし、本当に精通できるようになります。
目標の例としては、今まで毎日1時間の英語の勉強をしていたから今後1日1時間の英語の勉強を継続しよう、今までやっていた毎日30分のジョギングを毎日続けようなどがあります。面倒くさくなってたまにはサボりたい日もあるものです。
維持・継続の目標は、何か新しいことをするわけではありませんが、結構大変な目標です。
創出・開発の目標
なにか新しいことにチャレンジするという目標です。
失敗や未達成のリスクは大きいですが、同時に達成したときの充実感や達成感は大きいものとなります。
目標の例としては、今までインドア派で家の中で過ごすことが多かったが趣味として山登りを始めようや、今まで映画鑑賞や読書など頭を使う趣味が多かったが今年は空手に挑戦してみようなど全く異分野に挑戦するという目標です。
また、今年から英会話スクールに通い英語の勉強を始めようや、今まで苦手だった楽器を始めるという目標でもよいのです。
目標の達成基準
どのくらい目標が達成できたのか測定する基準として、数値、状態、スケジュールの3種類が考えられます。
達成基準を明確にすることで目標を現実のものとする強い意志を確認することができます。
目標を数値化する
目標とする内容をできるだけ数値化します。「毎日4km走る」とか「TOEICで700点をとる」など目標となることを数値で具体化します。
数値を決めるのは結構シビアですが、達成のために奮起するという意味では、数値化した方がよいです。
目標の状態を具体化する
目標となる状態を実際に具体化します。「留学先でネイティブと自然に英語を話せるようになる」とか「フルマラソンを完走できるようになる」など具体的なゴールを示します。
数値化できない目標については、状態を具体化しましょう。
目標を達成するためのスケジュールを立てる
いつまでに目標を達成するのかスケジュールを示します。
「1年後の資格試験に合格する」とか「来春のマラソン大会で優勝する」などゴールとなる時期を明確にするのです。
目標の期限設定
次に目標に到達するまでにいくつかの期限を設定しましょう。
例えば、4月1日までに10キロマラソンに出場、8月1日までには20キロマラソン、来年2月1日までにフルマラソンに出場するなどと具体的な日時を決めていきます。
月単位にやること決めるでもよいでしょう。
1か月後までに英語の基礎を復習、2ヶ月後には英会話スクールに通い始め、3か月にはネイティヴの友達に話しかけてみるなど月単位にステップアップした目標を設定するのです。
達成計画を立てる
目標を達成するためには、その目標に到達するための計画が必要です。一足飛びに目標に到達できるわけではありません。着実に努力をして徐々にステップアップすることで、目標に到達できるのです。
徐々にステップアップするために、どうやって達成するかを考えていきます。何月まで何をするか、その後何月までに何をするかなど、期限付きの計画を立てて、取り組んでいくのです。
達成計画を立てる上で以下のような様々な方法があります。
手段や活用ツールを使用する
どうやって目標を達成するか、手段や活用ツールなどにより、色々な角度から具体化していきましょう。
例えば、学校の交換留学制度を使って海外留学するとか、会計士の専門学校に1年間通って会計士合格のための勉強をみっちりやるなどでやり方について明確にするのです。
また、現在は色々なITツールが進化していますので、e-learningやスマホアプリ、動画など色々なツールがあります。時間の節約、学習の効率化のためいろいろな活用ツールを使うことも考えましょう。
誰かにチェックをしてもらう
自分で達成計画を立てて自分でどこまで出来たかチェックすることもよいのですが、誰かにチェックしてもらった方が効果的です。
全て達成できたのか、8割方達成できたのか、5割しか達成出来なかったのか、家族やコーチなどにチェックしてもらいましょう。場合によっては、達成計画の変更が必要になる場合があります。
定期的にチェックして計画の進捗について確認する必要があるのです。
報告しながら進める
達成状況を報告しながら進めることもよい方法です。
立てた計画と比較して具体的にどのくらい進んだのかどこかに報告するのです。ときには計画の見直しが必要になる場合もありますが、どこかに報告することで、その報告期限を目標に頑張ることができるのです。
正しい目標設定の効果とは
正しく目標設定を行うことで、着実に目標に近づくことができます。
期間や基準を明確にすることでより具体的な目標を設定することができます。達成までの具体的な計画やスケジュール、手段を明確にすることで、目標に近づいているか確認することができるのです。
このように目標設定を具体化することで、達成できない目標を設定しないこともできます。達成できない目標を設定した場合、どこかで必ず嫌になってしまいますので、達成できる目標に修正することができるのです。
また、目標設定を正しく行えば、その後の達成までの道のりが明確になりますので、行動力をアップさせる効果があります。目標に対するモチベーションがアップし、やる気が出てくるのです。
転職を考えている場合にもまずは目標を設定してみましょう。転職エージェントに相談しながら進める方法もあります。
転職エージェントについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較
目標設定に関するおさらい
目標設定に関するおさらいは以下の通りとなります。
- 目標設定する場合、初めに現状分析を行う
- ベーシック法では、「目標項目」「達成基準」「期限設定」「達成計画」4つのステップで目標設定する
- 目標項目には、 「向上・強化」「改善・解消」「維持・継続」「創出・開発」の4種類がある
- 達成基準に、「数値」「状態」「スケジュール」の3種類が考えられる
- 期限設定では、日時、月単位など具体的な期間を設定
- 達成計画では、手段や活用ツール、誰のチェックや報告などにより具体的に計画する
- 正しい目標設定することで、行動力をアップさせるなどの効果がある