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バッファ 意味とビジネスで使う場面
バッファは、もともとは緩衝剤・素材の意味が一般的に使われていました。最近ではビジネス用語として、様々な意味で使われています。
なにかしらのスケジュールにおいて、余裕の部分や期間の意味で、「タイトスケジュールで十分な作業時間を確保できないので、あと数日のバッファを持たせてください」などの表現に使われます。
ある程度の誤差やふり幅を指す場合もあります。「数値的に10くらいのバッファを持たせたてあるので、針がレッドゾーンにくるように調整してください」などということがあります。
予備の意味で使うこともあり、「修理には〇〇の部品が必要ですが、バッファはお持ちですか?」と言うことがあります。
人に対して使うこともあり、「まだバッファがあるから、仕事を手伝います」と表したり、「AさんとBさんのバッファになって、話をまとめ上げてください」などサポートすることを意味することもあります。
ビジネス用語の「バッファ」は、ものに限らず時間・スケジュールや数値、人に対しても使います。
おおむね「ゆとり」「余裕」「余力」などと同義になり、ミーティングなどの大切な場面で使われることも多いので、是非覚えておきましょう。
意味に広がりが出たのはIT用語のバッファから
元来の緩衝材の意味とは別に、ビジネス用語としての「バッファ」の意味にこれだけの広がりが出たのは、IT用語の「バッファ」から転じているからです。
IT業界での「バッファ」の意味は、パソコンにおいて一時的に情報を保存する領域のことを指し、「保存領域」という言葉で使われています。一時的に使う領域というところを捉えられています。
バッファの例文
・この予算は経費だけじゃなく、バッファも含まれています。
・すでにバッファも使ってしまいましたので、新たな在庫確保をお願いします。
・当事者とはいえ新人だから、先輩の君がバッファとしてついて行ってあげてください。
・ハードディスクのバッファ領域をクリアにしてください。