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「ちょちょぎれる」という言葉は、30年以上前に流行った言葉ですが、中高年の人の中には、今でも使う人もいる表現です。
ここでは、「ちょちょぎれる」の意味、「涙がちょちょぎれる。」の使い方と例文、年代によっては死語なのかどうかについて解説します。
「ちょちょぎれる」の意味
「ちょちょぎれる」とは、一般的に「涙」と一緒に「涙がちょちょぎれる」という表現で使い、涙が出てくる、あふれてくるなどという意味で使われる言葉です。
状況をちゃかしている表現であるため、ビジネスシーンやシリアスな場面では使わないのが無難の言葉です。
「涙がちょちょぎれる」の使い方や例文
くだけた言葉を使ってもよいシーンであれば、「涙がちょちょぎれる」はどんな感情にたいしても使えます。喜怒哀楽だけでなく、感動したときや痛いとき、驚いて涙が出るときにも使うことができます。
「涙がちょちょぎれるほど嬉しい。」「悲しくて涙がちょちょぎれる。」「寒くて涙がちょちょぎれる。」など、涙が出るという意味の使い方で幅広く使えます。ちょっとしたおもしろさや軽さを演出する使い方がよいでしょう。
また、涙以外で「ちょちょぎれる」を使う場合、あまり一般的ではありませんが、涙同様に液体のものに使うことが出来ます。
「水道から水がちょちょぎれている。」といえば、水があふれている=完全に止まっていない状況を伝えることが出来るでしょう。
「涙がちょちょぎれる」はまだ死語ではない
「涙がちょちょぎれる」が使われ始めたきっかけには、諸説ありますが、中でも有力視されているのは、漫画「巨人の星」の著者でもある川崎のぼるの「いなかっぺ大将」というテレビアニメです。
1970年代に2年間ほどテレビ放映されていましたが、その後も、何度か少年漫画雑誌でリバイバル掲載されています。30年以上前に流行った表現ではありますが、中高年の人には今でも「涙がちょちょぎれる」という表現をする人は多いです。
「涙がちょちょぎれる」は若い人にとっても、まったく意味が通じない言葉ではないため、一部の中高年の中では、いまだ死語にはなっていません。
「涙がちょちょぎれる」は土佐弁だという説もあります。高知県だけでなく、関西地方ではまだまだ「涙がちょちょぎれる」の表現が使われることがあることも「涙がちょちょぎれる」は死語とはいい切れない理由です。
「涙がちょちょぎれる」についてのまとめ
- 一般的には、「ちょちょぎれる」は「涙がちょちょぎれる」という表現で、涙があふれてくるという意味で使います。
- ちゃかした意味合いのある表現で、涙が出るどんな感情に対しても使えるでしょう。「涙がちょちょぎれるほど嬉しい。」「悲しくて涙がちょちょぎれる。」などと幅広く使えます。ちょっとしたおもしろさや軽さを演出する使い方がよいでしょう。また、涙以外と「ちょちょぎれる」を使うこともできますが、一般的な使い方ではありません。
- 「涙がちょちょぎれる」が使われ始めたきっかけには、諸説あります。その中でも有力視されているのは、漫画「巨人の星」の著者でもある川崎のぼるの「いなかっぺ大将」というテレビ漫画でしょう。1970年代に、2年間ほどテレビ放映されていました。中高年には、いまだになじみのある表現でしょう。
- また、「涙がちょちょぎれる」は土佐弁だという説もあります。このことも「涙がちょちょぎれる」は死語とはいい切れない理由です。