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「運びになりました」を意識せずに仕事で利用できるようになれば、ビジネスにおける表現力を高めることができます。ここでは、「運びになりました」の意味と、利用する場面により変化するいい換え方についてご紹介いたします。
「運びになりました」の意味とはそもそも何か
「運びになりました」のもととなっている「運ぶ」という言葉は、ある地点からある地点まで荷物を持っていくことを表しています。ビジネス上では、「途中で止まることなく物事を前に進める」という意味です。
プロジェクトが遅延なく進捗していることや売上予算を順調に達成していること、会議が予定通りに進行していることなどを示します。
この運ぶという言葉に「なりました」を付けることで、意味が変わります。元々想定していた進行状況や想定される結果から内容が変わったことを表します。
つまり、「運びになりました」とは、大きな問題なく進行はしているものの、当初意図していたプロセスや結果とは少し変わります、ということを表しています。
「運びになりました」とはどのような場面で使われるのか
「運びになりました」は、相手に安心感を与えながらも状況を報告をするときに利用します。想定から進捗や結果が大きく変わってしまうような場面での利用には適していません。
また、「決まりました」といい切る表現よりもやわらかい表現であり、相手に丁寧なイメージを与えることができます。予定が変更されたことは大きな問題ではありませんが、当初予定していた進行とは少し変わりますよ、ということを伝えたいときに使います。
「運びになりました」を使う際の注意点
「運びになりました」の利用場面を誤ると相手に大げさに伝わってしまうことがあります。プロジェクトの進行報告や会議の日程変更などでの利用には適していますが、ちょっとした事を伝える上での利用には適していません。
また、上司に対して日頃から進捗状況のコミュニケーションが取れていない中で利用すると、勝手に決定したと思われることもあるので注意してください。
個人的な報告で利用する場合には、結婚や転勤など生活が大きく変わる場面での利用に限った方がよいでしょう。大勢が集まるときには、同窓会や特別な懇親会での利用にも適しています。
「運びとなる」の類義語、類似表現
物事が決まったときに使います。
物事の予定が変わったときに使います。
運びとなる、と同じ意味合いですが少しくだけた表現です。
「運びとなる」を使った例文
ビジネスでの例文
プライベートでの例文
「運びとなる」を表す英語表現
「運びになりました」についてのまとめ
「運びとなりました」や「運びになりました」は、当初予定していた内容から変わったときに使用し、相手の気持ちを察した表現方法となります。特に、ビジネス文書で活用することで、丁寧な印象を与えることができます。冠婚葬祭や転勤など、個人的な報告をする場合にも使うことができます。