上座・下座とはなにか?大切とされる理由と場面別の上座・下座の解説

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上座・下座とは日本におけるの席次のマナーは、ビジネスの場で特に重んじられています。

この記事では以下の点を解説しています。

この記事の内容
上座・下座とは
上座・下座はなぜ大切か
場面別の上座・下座の解説

この記事を読むことで、大切な席で正しい振舞いをすることが出来るようになります。

上座・下座とは席や立ち位置の場所のこと

上座・下座(かみざ・しもざ)とは、席の場所のことをいう言葉です。一般的に、お客様や立場や地位の上の人が上座に、下の人が下座の席に着くのがマナーです。

応接室や食事場所などの部屋においてや、タクシーや新幹線などの乗り物、エレベーター内の立ち位置にも上座・下座があります。

お客様をご案内するとき、上司と食事に行くときやエレベーターで一緒になったときなどには、上座・下座を意識して席を案内しましょう。

上座・下座は相手を尊重していることを示す

お客様や目上の人に上座を勧めることで、相手に敬意をはらい、尊重している気持ちをあらわすことが出来ます。

上座は、部屋や乗り物などの中で、一番安全で快適な位置にあります。部屋の場合は、入り口近くは人の出入りがあって落ち着きがないため、部屋の奥側が上座、入り口近くが下座です。乗り物であれば、安全で景色のよい席が上座です。

場面別の上座と下座

応接室での上座と下座

応接室では、入り口から一番遠い席が上座です。ソファーと一人がけの椅子では、ソファーのほうが上座です。入り口から一番遠いソファー席が一番の上座、次がソファーの隣の席、入り口に一番近い席が上座です。

入り口以外の観点では、壁に絵画かかっていれば、一番絵画を見やすい場所が上座です。

応接室のセッティングをすることがあれば、ソファーは部屋の奥に、ソファーに座って見やすい場所に絵画を飾るようにしましょう。

和室での上座・下座

和室での上座・下座は、洋室と同じく入り口から遠い席が上座ですが、床の間がある場合は床の間に一番近い席が上座です。

会議室での上座・下座

会議室では基本的に議長に近い席が上座です。

机の配置が口の字型の場合
長机を部屋の中央配置し、議長を真ん中奥に配置し、両側に机を挟んで参加者の席を配置する場合です。議長の両側の席のうち、入り口から遠いほうが一番の上座です。机を挟んだ向かい側が二番目の上座、以降、一番目の隣の席が三番目、その向かいが四番目…などと、入り口に近くなるほど下座です。
机の配置がコの字型の場合
机をコの字型に配置し、議長を真ん中奥にした場合は、議長席の両隣のうち入り口から遠いほうが一番の上座、議長を挟んで反対側が二番目の上座です。以降、一番目の隣の席が三番目、二番目の隣が四番目…という順番になります。

タクシーでの上座・下座

タクシーの一番の上座は運転席の後ろの席です。

運転席の後ろは事故が起きたときに一番安全な席とされているためです。二番目の上座は助手席の後ろです。三番目は、一番目と二番目の間、後ろの座席で真ん中の位置にあたる席です。助手席が最も下座です。

原則は上記の通りですが、タクシーの場合、上座に座るには乗車する扉から一番奥になるため、乗車がしずらいという理由で嫌う人もいます。

乗り込む際には一度奥の席をお勧めし、ご本人が断った場合はご意向に沿う席順にして問題ありません。

新幹線での上座・下座

新幹線では窓側が上座、通路側が下座です。三人掛けの場合は真ん中が最も下座です。席をボックス型にしている場合は進行方向に背を向ける側が下座です。

ただ、トイレや電話で席を立つ際に窓側は不便だからと嫌う人もいます。タクシーの場合と同じく、窓側をお勧めしたうえで本人のご意向に沿う席順にするのが好ましいでしょう。

エレベーターでの上座・下座

エレベーターでは、階数操作ボタンの前の位置が一番の下座で、部屋の奥側が上座です。

エレベーターにお客様や上司と一緒に乗る際は、「お先に失礼します。」と声をかけて自分が先に乗り、操作ボタンの前に立ち「開」ボタンを押して乗っていただきます。目的階に着いたら「開」のボタンを押して先に降りていただき、自分は最後に降ります。

一番大事なのは相手を思う心

上座・下座は大事にしなければいけないマナーですが、部屋のつくりなどの状況によっては、どの席が一番の上座なのかの判断が難しい場合もあるでしょう。

自社の応接室や会議室などの上座・下座については、事前に席の配置と参加者を確認しておけば慌てることはありません。

食事の席などで瞬時に判断しなければならないときに、上座がはっきりわからない場合は、「どの席が一番快適にくつろいでいただけるか。」という目線で考える事が大切です。

上座・下座についてのまとめ

  • 上座・下座とは席や立ち位置のマナーで、立場や地位が上の人が上座に、下の人が下座に着くのがマナーです。
  • 上座・下座の考え方は、相手に敬意をはらい尊重している気持ちをあらわしています。
  • 応接室や会議室では、基本的に入り口から遠い席が上座です。
  • タクシーでは運転席の後ろの席が上座、新幹線では窓側の席が上座です。
  • エレベーターでは操作ボタンの前が下座です。
  • 上座・下座は基本を押さえたうえで、本人のご意向に沿うように臨機応変に対応しましょう。