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普段何気なく使っている「になります」という言葉は、丁寧に言っているつもりでも、場面によっては間違った使い方になってしまいます。
ビジネスシーンで気をつけたい「になります」の正しい使い方と、似た言葉の「となります」との違いについて、例文を交えながら解説していきます。


「になります」の意味は?

「になります」は、「になる」の丁寧な言い方です。
「なる」という動詞は多くの意味を持ちますが、格助詞の「に」とつなげて、変化や移行した結果を表す時に使われます。

・オタマジャクシがカエルになる
・水が氷になる

また、似た言葉に「になっております」があります。
「になります」同様、コンビニやファミレスなどでよく耳にする言葉ですが、ビジネスシーンでは使い方に注意が必要です。

「になります」のビジネスシーンでの正しい使い方

「になります」を「です」の丁寧語として使っているのが、ビジネスシーンでよく見かける誤用です。
本来は状態の変化を表す時に使われるので、

学生から社会人になります
課長が部長になります

は正しい使い方です。

開業してから10年になります
営業職についてから早5年になります

という表現も、時間が経過し、移行・変化しているので間違った使い方ではありません。

さらに、変化の要素を含まない文脈でも、

お世話になります
お言葉が励みになります
商品の発送は来月になります…今月ではなく来月であることを強調したい

というように使うことができます。

「になります」の間違った使い方と正しい例文

では、「になります」の間違った使い方とはどんなものでしょう。

×こちらがハンバーグになります → こちらがハンバーグでございます
×こちらが資料になります → こちらが資料でございます
×会議室は3Fになります → 会議室は3Fにございます
×おつりは300円になります → おつりは300円でございます(300円お返しいたします)

このように、「です」をより丁寧にしたい時は「ございます」に置きかえるのが正しい使い方です。
「になります」を使うとやわらかく聞こえるので、丁寧に言っているように感じますが、むやみに使うのは間違いの元なので気をつけましょう。

例外もある!

レジで会計をした時に金額を伝える際、「になります」を使うのは間違った用法ですが、実は例外もあります。

AランチとBランチで2,000円になります

このように、合計金額を伝える場合は、「合わせて○○円になりました」というニュアンスを含むことから間違った使い方とはいえません。
また、

こちらが代替品になります

のように、堂々と提示するのではなく、「予想とは違ってご期待に添えないかもしれませんが…」という意味を含ませたい時に使うのも間違いではありません。

「となります」の意味は?

「となります」は「となる」の丁寧な言い方で、「なる」という動詞に格助詞の「と」を付けて作用の結果を表します。
「になります」と一字違いで、よく似ていますね。
さらに「となっております」という表現もよく耳にします。

これらの言葉も、「になる」「になっております」同様、ビジネスシーンで注意したい言葉のひとつです。

「になります」と「となります」の違いとは?

・秋から冬なります
・秋から冬なります

というように、「に」と「と」を置き変えても意味は変わりません。
ではその違いはなんでしょう。

「に」よりもフォーマルな「と」

「と」は、文書やメールなどの書き言葉に使われ、よりかしこまった、フォーマルな印象を与えます。
反対に、話し言葉では「に」が使われることが多いようです。

当然の「に」、意外な「と」

もうひとつの違いは、話し手の意識の違いです。
なります」は、話し手が当然の結果だと受け止めているニュアンスを含み、
なります」は、変化の結果を強調したい、意外性がある、評価したい、といった気持ちを含める時に使われます。

・明日からお盆休みなります…毎年恒例のお盆休みだから当然のことと感じている
・明日の土曜は出勤なります…いつもは休みの土曜日が出勤になるので意外である
・業績不振で異動なる…仕方のない当然の結果と受け止めている
・長年の苦労の末、社長なります…社長就任を評価し、強調したいと思っている

「となります」は責任逃れに聞こえる場合も

・店内は全席禁煙となります
・お支払いはクレジットカードのみとなります
・ただいま満席となります

というように、「となります」は言いにくいことを伝える時にもよく使われています。
「ございます」と言い切るよりも「となります」を使うことで「自分のせいではないがあいにくこうなっています」というニュアンスが伝わるからです。

聞く人によっては責任逃れのように感じることもあるので、ビジネスシーンでははっきりと「ございます」と言い切った方が良い印象を与える場合もあります。

まとめ

「になります」は、変化・移行の意味を伴う時に使うのが基本です。例外もありますが、「です」の丁寧語として使うのは間違いなので気をつけましょう。

「となります」は、書き言葉やフォーマルな場で使われることが多く、また、「になります」よりも意外性や強調のニュアンスを含めることができます。
ビジネスシーンでは、「ございます」でいいところを「となります」と曖昧にすることで責任逃れに聞こえる場合もあるので注意が必要です。

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