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歓迎会には挨拶がつきものですが、なにを話したらよいのかと困った経験がある人もいるのではないでしょうか。
この記事では、迎えられる側、迎える側の両方の立場で、挨拶する際のポイントと例文を紹介します。ポイントを押さえれば挨拶は難しいものではありません。その場になって慌てないように、心の準備をしておきましょう。
歓迎会の挨拶のポイント
歓迎会は、お酒の席とはいえビジネスの一環ですので、注意すべきこともあります。
入社する側、迎える側それぞれについて、ポイントを見ていきましょう。
入社する側が注意するポイント
歓迎会では、入社する側は必ず挨拶を促されます。盛り込むべき内容とポイントがいくつかありますので、押さえておきましょう。
<挨拶に盛り込む内容>
(1)自己紹介(名前)
自分の名前をフルネームで伝えます。
初めのひとことになりますから、「〇月〇日付で××に配属になりました〇〇〇〇です」と元気よく発声しましょう。
(2)感謝の言葉
自分のために会を催してくれたことへのお礼の気持ちを述べます。
「歓迎会を開いていただいてありがとうございます」というようなシンプルな表現がよいでしょう。
(3)自己紹介(少し詳しく)
新入社員なら出身校や学部、転職者や異動者なら前職の所属や担当業務について話します。
続けて、個性を知ってもらえるような話題を少し盛り込みましょう。趣味の話や最近凝っていること、好きな作家やミュージシャンなどを話せば親近感をもってもらえます。
また、この後の宴席で、周りの人が話しかけるきっかけにしてもらうこともできます。
ひとつ注意したいのは、新入社員代表であいさつする場合です。何人かの代表として挨拶をするときに、自分個人のアピールはあまり相応しくありません。
新入社員研修のときのエピソードなど、チームとしての話題を見つけて話すようにしましょう。
(4)決意や抱負
「まだまだ分からないことばかりですが、皆さまのお力添えをいただきながら一日も早く戦力となれるよう頑張ります」のように、シンプルで謙虚な言葉を選びましょう。
(5)締めの言葉
「ご指導のほどよろしくお願いいたします」のような言葉で締めくくります。
<挨拶のポイント>
(1)時間は1分程度で
挨拶は「短く簡潔に」が基本です。1分というと短すぎると感じる人もいるかもしれませんが、実際に話してみると、先ほどの内容を盛り込んでも充分に1分以内に納まります。
だらだらと長い挨拶はよい印象をもたれませんので気をつけましょう。
(2)呼ばれたら元気に「はい」と立ち上がる
挨拶を求められたら、尻込みしたりすることなく「はい」とハキハキと返事をして応じましょう。
(3)姿勢や表情にも気を配る
緊張すると仕草のクセが出てしまったり、キョロキョロと視線が定まらなくなってしまうことがあります。しかし、話すときの姿勢や視線は印象を大きく左右しますから「しっかり背筋を伸ばして立ち」「聞き手の顔を見ながら」「大きな声で」話すことを心がけましょう。
また、表情にも気をつけたいところです。緊張するとどうしても表情が硬くなってしまいますが、口角をあげて笑顔をつくることを意識しましょう。
自分では「ちょっと大げさかな」と思うくらいの笑顔で、相手はちょうどよく感じるものです。
迎える側が注意するポイント
歓迎会では、新入社員を迎える側も挨拶をするケースがあります。どんなことに注意をしたらよいでしょうか。
<挨拶に盛り込む内容>
(1)自己紹介
所属部署と名前程度にシンプルに自己紹介します。
(2)お祝いの言葉
「皆さん、入社おめでとうございます」のように、新入社員(異動者)に対してお祝いの言葉を述べます。
迎えられる側の人数が少ない場合は、「〇〇さん、××さん、入社おめでとうございます」のように名前で呼びかけましょう。
(3)前職での活躍など
転職者や異動者を迎える場合は、前の職場での担当や活躍ぶりを簡単に話すとよいでしょう。
こと細かな説明は必要ありません。「〇〇さんはコンサルティング会社で長年ご活躍されたと聞いております」くらいがちょうどよいでしょう。
(4)激励の言葉で締める
「当社で大いに活躍されることを期待しています」のように、これからの活躍に期待している旨の言葉で挨拶の締めとします。
<挨拶のポイント>
(1)挨拶は短めに
迎える側と同様に、挨拶は長くても1分程度に納めましょう。
(2)自分のことは話し過ぎない
会の主役は迎えられる側ですから、迎える側の挨拶での自己紹介は「〇〇部の××です」と簡潔に、付け加えるとしても「△△さんとは同じチームになりますのでよろしくお願いします」くらいで十分です。
(3)和やかな雰囲気を作る
迎える側の挨拶は会の冒頭にあるのが一般的です。その後に新人の挨拶がありますから、ここで和やかなムードを作ることで新人の緊張がとけて話しやすくなります。
硬い表現は避けて、笑顔でゆっくりとした口調を心がけましょう。
歓迎会の挨拶例文【入社・異動する本人側】
新入社員の挨拶例
本日は私たち新入社員のために歓迎会を開いていただき、本当にありがとうございます。
私は大学までを福岡で育ちました。東京での生活はこの春からが初めてなので、いろいろな場所に行くことを楽しみにしています。次の休みにはテレビで見た渋谷のスイーツのお店に行ってみたいと思っています。
食べることが大好きなので、皆さんに美味しいランチのお店を教えていただけたら嬉しいです。
まだまだ分からないことばかりですが、先輩方の力を借りながら、一歩一歩確実に成長していきたいと思います。ご指導のほどよろしくお願いいたします。
転職者の挨拶例
本日は、私のためにこのような会を開いていただきましたこと、心より感謝いたします。
私のことを少しお話させていただきますと、新潟県出身の35歳で、米どころの新潟出身だけあって日本酒好きです。最近はお酒とおつまみが美味しいお店を見つけて食べ歩くことを楽しみにしています。
前職は大手レストランチェーンの企画職で、今回は全く違う職種への挑戦となります。
分からないことも多く皆さまにご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、一日でも早く、会社に貢献できるように努力していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
異動者の挨拶例
この度〇〇部に転属になりました〇〇と申します。
以前は本社で法人営業を担当しておりました。今回の営業職へのは初めての携わる仕事ですが、直接お客様の声が聞けることを楽しみにしています。
営業は未経験ということで、チームの皆さまには何かとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、少しでも早く一人前の営業マンになれるよう精進してまいります。
皆さま、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
歓迎会の挨拶例文【迎える側】
新入社員を迎える側の挨拶例
今年も20名という多くの皆さんに入社いただきましたことを大変嬉しく思います。
社会人生活を始めたばかりの皆さんには、これからどんなことが待ち受けているのか不安に思うこともあると思います。仕事が覚えられるか心配な人もいるでしょう。
しかし、ここにいる先輩たちもみんな、誰もが皆さんと同じ経験を経て今に至っています。
初めは不安であたりまえ、分からないことがあっても大丈夫です。遠慮なく先輩たちに質問して、どんどん学んでいってください。
皆さんの活躍を心から期待しています。
新入社員を迎える側の挨拶例(乾杯時)
それでは、新入社員の皆さんの今後のご活躍と当社の発展を願いまして、乾杯!
転職者を迎える側の挨拶例
〇〇さん、この度は入社おめでとうございます。
〇〇さんは以前、食品会社の営業で多くのお客様のご意見に直接触れていました。その経験を活かして、当社の企画部でも大いに活躍してくれるでしょう。
〇〇さんが入社したことで、メンバーも刺激を受けてより一層素晴らしい成果を上げることができると信じています。皆で一丸となって頑張っていきましょう。
転職者を迎える側の挨拶例(乾杯時)
私は〇〇さんと同じチームで働くことになります△△です。〇〇さんの経歴を伺って、一緒に働ける日を楽しみにしておりました。前職でのご経験など、ぜひお聞かせいただきたいです。
それでは、〇〇さんのますますのご活躍と当社の発展を願いまして、乾杯!
異動者を迎える側の挨拶例
〇〇さん、この度は着任おめでとうございます。〇〇さんという仲間を迎えられたことを大変嬉しく思います。
〇〇さんは今まで営業で現場に出ていました。多くのお取引先、お客様の声を直に聞いてきたことは、〇〇さんの財産となっているでしょう。
新しいチームでも、ぜひ、手腕を発揮していただけることを期待しています。
〇〇さんはお酒が強いと聞いております。飲み会がある時はぜひ声をかけてあげてください。
それでは、新しいメンバーと共に、皆さん頑張っていきましょう。
異動者を迎える側の挨拶例(乾杯時)
〇〇さんと一緒に働けることをメンバー一同楽しみにしておりました。
今日の会でぜひメンバーの顔を覚えていってください!
それでは〇〇さんの更なるご活躍とチームの繁栄を願って、乾杯!
まとめ この記事のおさらい
- 迎えられる側の挨拶には、会を開いてくれたことに対するお礼、ちょっとした自分の情報、抱負と決意などを盛り込みます。
- 姿勢や視線、声の大きさや表情にも気を配りましょう。
- 迎える側の挨拶には、お祝いの言葉、前職での活躍、激励の言葉などを盛り込みます。
- 硬すぎる挨拶は避け、和やかなムードを作るように心がけましょう。
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