「潤滑油」を就活の面接で使う際の意味 内定に繋がるのかや類語表現

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就活では、たくさんの面接受験者の中で、いかに印象に残る受け答えをできるか考えるでしょう。面接で「自分をモノに例えると?」という質問をされることもあります。

就活生が定番の答えとしている言葉はいくつかありますが、その中に「潤滑油」という例えもあります。

ここでは、就活でよくある表現「潤滑油です」とはそもそもなにか、内定に結びつくのか、潤滑油のいい換えを解説します。

この記事を読むことで、内定をぐっと引き寄せることができる面接の受け答えの用意をすることが出来ます。

潤滑油ですとは就活のよくある表現

潤滑油とは、機械やエンジンの歯車、ネジなどで接触部分が滑らかに動くようにするための油のことをさしています。

油が入ることにより、直接接触する面が狭くなるため、摩擦が小さくなり滑らかにものが動くようになるのが特徴です。

潤滑油の働きから、就活などで使う「潤滑油です」という表現は、ものごとが円滑に運ぶように間に立つ様子や人のことをあらわしています。

場の雰囲気を和らげるための仲立ちのことをさすこともあるでしょう。コミュニケーション能力の高さをあらわすために使われることもあります。

就活で「あなたをモノに例えると?」と聞かれたときや、長所を上げるときなどには、受け答えの定番の表現として使うことが多いです。

「サークルでは潤滑油的な役割で全体をまとめました。」などということができるでしょう。

「潤滑油です」の起源は匿名掲示板

「潤滑油です」の起源は、匿名掲示板である2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)です。就活での潤滑油という表現が取り上げられ、就活生に広まりました。

「潤滑油です」はアピールする能力があいまい

「潤滑油です」という表現は、なにをしたのかはっきりしないため注意が必要です。

就活生からすれば、調整役だったことをアピールしたいものの、ただ従順なだけという印象を受ける人もいます。

上記の理由から考えて、できれば面接などでは「潤滑油です」という表現は避けるのがよいでしょう。

「自分をモノに例えると?」という質問に対しては、企業側にどんな意図があるか考えてみるのがよいです。面接などでは、受ける企業がどんな人物を望んでいるのかの企業研究から、相手の質問の意図を考える事は重要です。

ほとんどの企業は、学生の就活生には社会人経験がない分、働き出してからの成長をメインに求めています。

成長のためにも、自主性や主体性を持っていることをアピールできるとよいでしょう。自己PRが「潤滑油です」では、アピールが不十分です。

自分がなにを学び、今の自分にどう活かせているかのエピソードなどを交え、具体的で説得力がある自己PRが理想でしょう。

また、企業は新卒には調整役を求めてない可能性が、高いです。理由としましては、そもそも新しく入ってきた人に社内をまとめてもらう必要がなく、普通はもう調整役の人がいるものです。
もし可能であれば、他のアピールをしたほうがよいでしょう。

潤滑油のいい換え表現

潤滑油という表現は、就活ではいい換えるのがおすすめです。いい換え表現には、調整役、裏方、つなぎ役、クッションなどがあるでしょう。

しかし、上記の表現は潤滑油よりもイメージはよいですが、面接では定番の表現です。具体的になにをしたかや、結果をあげるなどの工夫も必要です。

結果から学んで身につけたことを今後の仕事にどう活かせるかもイメージできれば、さらによいアピールになるでしょう。

就活生にとって悩みの種になる自己PRでは、企業が求めていることを予想することです。企業のカラー、希望職種によっても大きく違いがあるでしょう。

能力、知識、経験だけでなく、資格、習慣、趣味、特技などもアピールできるポイントです。全国1位などの大きな結果がなくても、小さなことの積み重ねをアピールし、企業が求める人物に近いことをアピールする事が大切です。

 

就活での「潤滑油です」についてのまとめ

  • 就活生の間では、定番の表現に「潤滑油です」という表現があります。
  • 実際の潤滑油とは、機械やエンジンの歯車、ネジなどで接触部分が滑らかに動くようにするための油のことをさしています。
  • そこから「潤滑油です」という表現は、ものごとが円滑に運ぶように間に立つ様子や人のことをさしています。
  • しかし、多くの人が受ける面接であればあるほど、「潤滑油です」の表現は定番なだけに印象は薄くなります。2ちゃんねるの掲示板、通称「なんj」から、就活での潤滑油という表現が広まりました。
  • 「潤滑油です」という表現は、意味が薄く感じることから、内定に結びつくとは考えにくいでしょう。リア充をアピールするだけ、ただ従順なだけ、歯車なだけなどのイメージを受ける人が多いでしょう。
  • 「自分をモノに例えると?」という質問には、受ける企業がどんな人物を望んでいるのか、相手の質問の意図は何かを考えて答えを用意するのが重要です。
  • また、自己PRなどでは、自分がなにかを学び、それを今の自分にどう活かせているかのエピソードなどを交え、より具体的で説得力がある自己PRが理想です。
  • 潤滑油の言い換えには、調整役、裏方、つなぎ役、クッションなどがあるでしょう。しかし、これらの表現も定番の表現といえます。より具体的になにをしたかの結果も挙げるなどの工夫が必要でしょう。