定期券ってどう買えばいいの?定期券の買い方の解説

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通勤に欠かせない定期ですが、引越しや就職・転職を機会に初めて買う際には、よくわからないことが多いでしょう。ここでは、定期とはなにか、定期が買える場所や期間、定期の買い方や混雑具合などについてご紹介します。心配なく、スムーズにお得に通勤を快適にできるようになります。

定期券とはそもそもなにか

定期は、正式には定期乗車券といい、鉄道、バスなど公共交通機関で決まった区間を繰り返し乗車する乗客のために発行される、決まった有効期間、区間で使える乗車券のことをさします。

定期は1日に決まった期間を1往復するよりも、安く価格設定されていています。また、利用者にとっては、毎回乗車券を買わなくていい、チャージを気にするなどの手間が省かれていいでしょう。定期乗車券は、一般的には通勤用と通学用があります。通勤定期乗車券は、購入時に通勤証明書などを提示する必要はなく、誰でも好きな決まった区間を設定して買うことができます。

通勤定期乗車券は、通学に比べて割引率が低く設定されています。通勤定期の中で、JRは割引率が高めです。しかし、他の鉄道会社の通勤定期乗車券は低めの設定なので、購入する前に一度計算してみることをおすすめします。

休みが多い会社なら、通勤定期のほうが安いとも限りません。定期乗車券の価格は、乗換案内などのウェブサイトやアプリ、各鉄道会社のホームページなどで調べることもできます。

定期の期間・使用可能期限

定期は、決まった区間だけでなく、決まった有効期間を自分で選んで購入できます。発行する会社によって違いがありますが、一般的には1か月・3か月・6か月の区切りが多いでしょう。

定期券のいいところ 定期内は途中下車OK

定期乗車券は決まった区間での発行となっていますが、その区間の間の駅やバス停などでの乗り降りは自由とされているものがほとんどです。

ただし、定期乗車券でも乗車回数に上限があるものや1日1往復などの規制がある場合には、途中での乗り降りできないこともあります。

定期券が買える場所、時期

定期乗車券は、基本的には駅で買います。しかし、駅によっては定期券を売っていない駅もあります。前もって、買うつもりの駅に定期乗車券の売り場があるか確認しておきましょう。
必要な日に直前購入しようと思ってもできないこともあります。

また、定期乗車券の購入だけのために他の駅に行く場合には、切符を買う前に駅員さんに声をかけてみましょう。切符を買って、その分を定期乗車券の価格から引いてくれる会社もあります。定期乗車券を購入したあとの切符分についても、購入の際に駅員さんに聞いてみましょう。

定期券の買える時期

定期乗車券の購入は、一般的には使用開始日の14日前からでしょう。使用開始日が10月10日だとしたら、9月26日から購入が可能になります。

ちなみに、継続の場合には、その定期が切れた翌日からが使用開始日と決められてしまいます。例えば、10月10日に切れる定期を持っていて、長期休暇で次の出勤が10月15日になる場合には、割引率にもよりますが、10月15日の使用開始日に合わせて新規で購入するほうがお得なことが多いでしょう。

定期券の買い方

定期を買う方法は、窓口と券売機があります。ちなみに、通勤定期は新規であっても、確認するものがないので、券売機で買えます。

窓口で定期券を買う

窓口で買う一番のメリットは、駅員さんと口頭確認して購入するので間違いがないことでしょう。また、窓口ではクレジットカードの支払いも簡単にできます。ポイントを貯めている人や手元に現金がない人には便利でしょう。

デメリットは、一人当たりの購入にかかる時間が長くなってしまいがちで、待ち時間も長くなる可能性があります。会社にもよりますが、通勤定期の際には、窓口の場合には手書きの書類がいることが多くあります。ひと手間かかってしまうのが、面倒に思う人も多いでしょう。

自動券売機で定期券を買う

券売機で定期を買うメリットは、時間がかからないことでしょう。若干、かかる時間が長くなってしまいますし、台数にかぎりがありますが、クレジットカードで支払える券売機もあります。JRの場合には、券売機の操作盤の周りが紫色のものが、クレジットカード利用可能な券売機です。

デメリットとしては、初めての券売機での定期の購入では手間取ってしまうこともあるでしょう。その結果、間違いも多くなってしまう可能性も高いです。また、後ろで人が待っていると思うと、落ち着いて操作をできない人も少なくないでしょう。

定期の混雑状況

定期の購入は、入社や入学の時期には増えてしまいます。また、月初めは通学定期を継続する人が多く、その混雑に巻き込まれることもあるでしょう。通学定期は書類確認なども必要で、通勤定期よりもはるかに時間がかかるうえに、窓口でしかできません。できれば、通学定期の購入時期を避けるのがいいでしょう。

券売機に並んで定期を買う場合には、出退勤の時間からずらして購入するのがおすすめです。外回りのついでに平日のお昼過ぎに購入したり、夜遅めの時間帯を狙って購入したりするのがいいでしょう。

定期券の買い方まとめ

    • 定期は、正式には定期乗車券といい、鉄道、バスなど公共交通機関で決まった区間を繰り返し乗車する乗客のために発行される、決まった有効期間、区間で使える乗車券のことをさします。通勤費用を安く抑えたり、いちいち切符を買う手間やチャージする手間を省いてくれます。通勤定期は、必要な書類がなく、誰でも購入できます。一般的には、定期は一般的には1か月・3か月・6か月の区切りがされていることが多く、区間内の途中乗降も自由にできるでしょう。
    • 定期は窓口、または券売機で買う方法と2つがあります。たいていの会社では、新規でも継続でも、使用開始日14日前から買えるのが一般的です。
    • 窓口に買うメリットには、機関や区間の間違いがないこと、クレジットカードでの支払いも楽にできることなどがあります。デメリットには、待ち時間が長くなる傾向がある、また書類を書かなければいけないことなどがあるでしょう。
    • 対して、券売機で定期を買うメリットは、待ち時間が少ない傾向にある、手間がかかるがクレジットカードでの支払いができる券売機もあることなどです。デメリットは、初めてだと操作に手間取ってしまったり、間違ってしまう可能性があったり、他の人のことが気になったりすることなどでしょう。
      定期の購入は、入社、入学の時期や出退勤の時間帯は、混むことが予想されます。平日の昼過ぎや夜遅めの時間を狙って買うのがいいでしょう