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常に身のまわりの人たちや物事に影響を与え、パーティーなどの場においてはグループからグループへと移動していても、盛り上がる人の渦を探せばすぐに見つかるのが、MBTI診断テストの16分類の中のESTP型です。
ここではそのESTP型が具体的にどのようなタイプなのかを、詳しく解説していきましょう。
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ESTP型の特徴
ESTP型起業家タイプの人たちは、ドラマチックで情熱にまみれつつ、危険に溢れた人生を歩む傾向が非常に強く、今この瞬間を生きるいわば「台風の目」です。
そんなESTP型の代表的な特徴は、以下の3点となります。
- リスクを恐れない現実主義者
- エネルギー溢れる行動主義者
- 抽象的な議論は苦手
個々の特徴を掘り下げてみましょう。
リスクを恐れない現実主義者
ESTP型起業家タイプの人たちは、あくまでも事実をベースに据えて話を進める考え方を持っています。だからこそ、現実的な価値基準を持っているのかと思いきや、難しい問題や困難なチャレンジに対して、果敢にトライしていくという性質も携えているのです。
いわばリスクを恐れない、つまり決して堅実とはいえない選択肢を好むような面も持っているといえるでしょう。そして競争をわざとけしかけるようなアクションに出たりすることも、このESTP型起業家タイプの特徴です。
一体なぜ彼らがそのようなリスキーな行動をするのかといえば、そのすべてが究極的には全体の向上につながると彼ら自身が強く信じているからにほかなりません。
エネルギー溢れる行動主義者
ESTP型起業家タイプの人たちは、情熱的で常にエネルギーに満ち溢れています。人をいつも元気づけ、説得力がある華のある振る舞いで、生まれついてのリーダー気質を活かして、まわりをダイナミックな方向性へと誘導するのです。
進んでいく先々で皆に刺激と活気を与えます。こうした性質を建設的な目標のために活かすことが、ESTP型起業家タイプの人たちが抱えている真の課題です。
また、ESTP型起業家タイプの人たちは、行動主義者の面が強くいわゆる「思い立ったが吉日」といった言葉通りにすぐさま行動へと移します。なぜならば彼らは、行動に移す前の準備に、多大な時間をかけることが嫌だからです。
抽象的な議論は苦手
ESTP型起業家タイプの人たちが、前述のようにともかく行動に出るのはなぜでしょうか?
それは、どのみち予測や推測の域を出ないものに時間をとられるよりも、ともかく行動する中で必要な情報を集めながら戦略を練っていくことが最善であると信じているからです。
とはいっても、ESTP型の人たちが議論をないがしろにしているというわけではありません。彼らは、ともすれば未来や全体像を論じるような、曖昧で抽象的な作業である議論が苦手なのです。
一方で、現在にフォーカスし、まさに目の前で起きている課題を速やかに解決する能力に関して、彼らは長けています。役割分担を妥当に行って、自分自身は現場で情報を収集する役割に徹して、議論はそれを得意としている人たちに任せるほうがいいと彼らは考えているのです。
だからこそESTP型起業家タイプの人たちは、分析や議論を得意としているグループの人たちとともに仕事をする傾向があります。
ESTP型の有名人
ESTP型起業家タイプに該当する有名人は、以下の人たちです。
- アーネスト・ヘミングウェイ(小説家・詩人)
- ジャック・ニコルソン(俳優・映画プロデューサー・映画監督)
- エディ・マーフィ(コメディアン・俳優・歌手)
- マドンナ(シンガーソングライター・女優)
- ブルース・ウィリス(俳優・映画プロデューサー・ミュージシャン)
- マイケル・J・フォックス(俳優・映画プロデューサー・作家)
- ニコラ・サルコジ(政治家・第23代フランス大統領)
- サミュエル・L・ジャクソン(俳優)
マドンナなどは世界で最も成功を収めた、オリジナリティがある、まさに起業家的な女性音楽家です。エディ・マーフィも映画界に新しい感覚のキャラクターをクリエイトした「起業家」的俳優といえるでしょう。
ヘミングウェイはその独特の文体と作風で、アメリカ文学に新たなるムーブメントを起こしたという意味でも起業家的作家です。
ここで挙げた人たちは、ジャンルとしては音楽や映画関係ですが、そのまさに起業をするような革新的なムーブメントを起こした傑出した顔ぶれは、さすがESTP型起業家タイプといえるでしょう。
ESTP型の向いている仕事
ESTP型起業家タイプの人たちは、行動力をと鋭い観察力にとって、課題に直面した場合に柔軟に本質を見極めることができます。基本的に器用で状況を正確に判断して、困難な状況においても打開策を考える能力があるのです。
そんなESTP型起業家タイプの向いている、主な仕事を挙げると以下の3つとなります。
- 経営者
- カメラマン
- 救急救命士
少し詳しく見ていきましょう。
経営者・起業家
ESTP型起業家タイプの人たちが仕事をする上で、適切な働く環境はオフィスの中よりも外であることが考えられます。つまり彼らは多動力のあるタイプなので、常に刺激的な環境に触れていることが理想的です。
ビジネスの役割として、ずばり起業をしたり、経営の舵取りをしたりが最も変化に富む環境であり、仕事としても向いています。
ほかに、向いているのは以下のような仕事です。
- ファッションバイヤー
- 広報担当者
- 採用担当者
- 企業のセールス
- 自動車販売
カメラマン
ESTP型起業家タイプの人たちは、手先が器用であることによって、具体的で素早い判断ができるタイプです。そこから、専門性の高い仕事にも適性があります。ただし、ルーティンワークが単調に繰り返されるような仕事や、部屋に閉じ込もってする仕事には向いていないでしょう。
そのため、主に外でアクティブに活動する仕事で、しかも技術的な専門性が高いカメラマンなどに適性があります。
エンジニア系なら、一室に閉じこもってコードを書くよりも、外部と交渉しながら設計をするような仕事が向いているでしょう。
ほかには、以下のような仕事が向いています。
- パイロット
- プロジェクトマネージャー
- 機械工学エンジニア
- 電気電子エンジニア
- 施工技師
- 建設マネージャー
救急救命士
ESTP型起業家タイプの人たちは、その特性である行動力と観察力、緊急時における迅速な判断力などを持っており、それらは幅広い業種で役に立つスキルとなります。公的な仕事も民間の仕事においても、非常に活躍の幅が広い人材といえるでしょう。
過酷な状況のもとで、意思決定が迅速に行えるという点で、誰でもできるわけではないスリルと隣り合わせの救急救命士などの仕事には、かなり適性があると考えることができるでしょう。
ほかには、以下のような仕事が向いています。
- 機動隊員
- 消防士
- 警察官
- 陸上自衛隊レンジャー部隊隊員
- 特殊急襲部隊SAT隊員
ESTP型と相性が良い4つのタイプ
ESTP型と相性の良いタイプは4つあります。ISTP、ENFJ、INFJそして自らと同じESTP型という4種類です。
この4タイプは情報に対する解釈の仕方や導く答えの方向性が、異なっている場合もありますが、根本の価値観や思想が近いことが多く、最終的には親密度が高まる可能性が最も高いタイプといえるでしょう。
ESTP型は一見INFJ型の対極にあるかのように見えます。しかし、ある程度距離感が縮まると、同類といえる価値基準や哲学に気づいて、一気に深い付き合いをすることができるでしょう。
まとめ
ESTP型の特徴や有名人、向いている仕事や相性の良いタイプなどを紹介しました。
あくまでも行動至上主義で現実的であるにも関わらず、果敢にリスクを厭わずに溢れる情熱で突き進む魅力的な人たちが、このタイプです。
抽象論や議論は苦手でも、その重要性を知るからこそそれが得意な仲間に任せ、自身は現場の最前線で戦う愛すべき人物といえるでしょう。