なにもかもうまくいかないと感じるときの原因と対処法を解説

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よくないことや残念なことが続くと、「なにもかもうまくいかない」と投げやりな気持ちになりがちです。

この記事では、なにもかもうまくいかないと感じる原因や、なにもかもうまくいかないと感じたときの対処法について解説します。

なにもかもうまくいかないと感じる原因

人はどんなときに、なにもかもうまくいかないと感じるのかや、原因には以下のものがあります。

小さな嫌なことが重なってうまくいかないと感じる

一つひとつを取り上げれば大したことではなくても、それが立て続けに起こると「もうだめだ。きっともうなにをやってもうまくいかないんだ」と落ち込んでしまいます。

例として、寝坊をしていつもは歩きのところを自転車に乗ったら途中でパンクして余計遅くなった、自転車だからとラフな服装で出社したらその日に限って社長に会ったなどがあげられます。

一つ一つが小さな失敗であっても、数を重ねてしまうと、大変な失敗をいくつもしてしまったような気になってしまいます。

ほかの人と自分を比べてうまくいかないと感じる

自分をほかの人と比べて「あの人ができていることができていない私は不幸だ。」と考えると、なにもかもうまくいっていないように感じることがあります。

他の人は自分が欲しかったものを先に手に入れている、自分の理想の生活をほかの人は手に入れている、などがあげられます。

しかし、長い人生の中で、いつなにを得るかや、なにを幸せと感じるかは人それぞれです。ほかの人と比べて、自分はなにもかもうまくいかないと考える事に大きな意味はありません。

自分へのジャッジが厳しいせいでうまくいかないと感じる

自分へのジャッジが厳しい人は、自分の中の基準まで物ごとが進まないときに、なにもかもうまくいかないと思ってしまう傾向があります。

完璧=普通と考えていると、少しの失敗も「うまくいかない」という判定になってしまいます。

自分に厳しい人は、自分では「最近、なにもかもうまくいかない。」と思っていても、ほかの人から見たら全くそんなことはないということもあります。

負のスイッチが入ってしまっていてうまくいかないと感じる

自分の思考に負のスイッチが入ってしまっていると、ちょっとしたことも悪いことに思えてしまい、なにもかもうまくいかないと落ち込みます。

楽しく過ごしている時には覚えてもいないような小さなことも気になりがちです。虫に刺された、コーヒーをこぼしたなど、日常の些細なことも、負のスイッチが入っていると身にこたえるほど辛く感じることもあります。

なにもかもうまくいかないときの対処法

「なにもかもうまくいかない」と感じたときにはどのようにすればよいのか、対処法をいくつか解説します。

自分ではどうにもできないことがあると考えて対処する

うまくいかないことがたまたま重なるときもあります。うまくいかないことが続くと気分が落ち込んで冷静に考えることができなくなりがちですが、一度、深呼吸をして状況をよく考えてみましょう。

自分ではどうすることもできないことが原因だった場合、自分を責める必要はありません。

旅行の日に雨が降った、大事な商談の日に電車が遅れたなどは、自分でなんとかできるものではありません。「そういうこともあるな」などと事実として捉えればよいことです。

本当にうまくいっていないのか?考えて対処する

「なにもかもうまくいかない」と思ったとき、本当にそれはうまくいっていない状況なのかを考えてみましょう。

もしかしたら「うまくいかない」と考えるクセがついているだけで、うまくいっていないことは小さなものかもしれません。

時間的な視野を広げて考えて対処する

朝からついていないことが続いた日に、なにもかもうまくいかないと思うこともあるでしょう。

しかし、ついていないのはここ数時間の出来事です。今日だけの事でなくとも、今月、今年、ここ数年、と時間的視野を広げて考えてみれば、人生全体がついていないわけではありません。

成功している=うまくいっている訳ではないことに気づく

自分は大きな成功を収めていないから、なにもかもうまくいっていないと考える人もいるでしょう。

しかし、成功を収めることがうまくいっているということではありませんし、取り立ててうまくいっているといえることがないからといって、うまくいっていないわけではありません。

人に期待するのをやめて対処する

人の行動や言動に対して嫌な気持ちになることは誰にでもあります。しかし、人のことを気にしていてもキリがない上、自分の想像した通りの対応が望めなかったからといって、相手のせいではありません。

例として「喜んでもらえると思ってプレゼントをあげたのに大して嬉しそうじゃなかった」ということがあったとします。

しかし、そもそもプレゼントは自分が感謝の気持ちをあらわすために贈るもので、相手に感謝してもらいたくて贈るものではありません。

相手の言動をいちいち気にして「うまくいった」「うまくいかない」と考えるのではなく、自分が精一杯取り組んだことを満足するように心がけると気持ちが違ってきます。

否定形で考えるのをやめて対処する

なにかを考えたり伝えたりするときに、「~してはいない」「~したくない」と否定形で考えると、よくない結果になりがちです。

否定形ではなく、「~しよう」「~したい」と肯定形に直して考えたり伝えたりするクセをつけましょう。

「寝坊してはいけない」と考えると、「寝坊」という言葉が頭のどこかに残って逆効果です。寝坊したくないときは「時間通りに起きよう」「早起きしよう」と考える事が大切です。

「間違えてはいけない」→「正確にやろう」
「緊張しないようにしよう」→「リラックスしよう」

などと、肯定形へのいい換えを普段から意識する事が大切です。

自分なりの切り替え方を持っておくのも対処方法

いったん負のスイッチが入ってしまうと、なにもかもよくない方向に考えてしまいます。負のスイッチが入ったなと気がついた場合、自分で切り替えができる方法をいくつか用意しておくと楽になります。

特別なことでなくて構いません。例えば「長風呂をする」「1日中漫画を読む」「甘いものを食べる」「友達と話をする」「カラオケに行く」など、自分なりの方法であればなんでもよいでしょう。

しかし、注意点として、お酒を飲むという方法はお勧めできません。負のスイッチが入っている時にお酒を飲むと、余計に落ち込んでしまうことが多々あります。

お酒を飲む以外の方法で自分なりの切り替え方法を見つけましょう。

なにもかもうまくいかないときについてのまとめ

  • なにもかもうまくいかないと感じるにはいくつかの理由が考えられます。
  • なにもかもうまくいかないときの対処法には、自分ではどうにもできないことがあると考える事や、本当にうまくいっていないのか?と考える方法があります。
  • 時間的な視野を広げて考えてみる。成功している=うまくいっている訳ではないことに気づく。否定形で考えるのをやめるという方法もあります。
  • 自分なりの気持ちの切り替え方を持っておく事も大切です。