「人生が詰んでしまった」と思った時、どうすればいいのか?よくある事例と対処法

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長い人生の中で、まるで映画やドラマのワンシーンのような出来事が起こることもあります。しかしそれは必ずしも幸せに導いてくれるものではなく、人生のどん底に突き落とされるようなものかもしれません。この記事を読めば「人生が詰んだ」と感じている人もほんの少し前向きになれるでしょう。

人生が詰んだとはどういう状態か

「人生が詰んだ」という言葉をネットなどで見かけることがあります。
これは今後の人生を生きていくのが困難になってしまう出来事に遭遇した状況や、精神的にやられてしまって立ち直れそうにもない状態のことをさします。

「詰む」という言葉はもともと将棋などにおいてよく使われる言葉であり、もうどんな手も打つことができなく、勝負が決したことを意味します。

類義語として考えられるのは「絶望する」「希望を失う」「万策尽きる」など。いずれもかなりネガティブな言葉であり、そこから立ち直るのは容易ではありません。

人生が詰んだと思う状況

人生が詰んだ、もう打つ手がないと思う状況にはさまざまなものがあります。

これらのうち一つだけならまだやり直す考えも湧いてくるかもしれませんが、悪いことは重なるもの。
複数の出来事が同時に起こってしまい頭が真っ白になってしまった時に人は「人生が詰んだ」と感じてしまいます。

ニートになって人生が詰んでしまう

若者が「人生が詰んだ」と感じること原因として多いのは、ニートになってしまった時です。

大学までは順調だったのに、いざ就職活動を始めてみると就職先が見つからず、心が折れてしまい引きこもりになってしまうことも。

そのまま引きこもりのニートを続けた結果、ある程度の年齢になってしまうと人生が詰んだと思ってしまいます。

借金を抱えたせいで人生が詰んでしまう

多額の借金を抱えてしまった時も人生が詰んだと感じるでしょう。

ギャンブルやお酒などにハマり借金を抱える人や、特に考えず知人の保証人になってそこから借金を抱えてしまうことも。高校や大学で奨学金制度を利用した場合、社会人になってから返済する義務がありますから、これが借金となる場合もあります。

働いても働いても借金を返すことができなければ人生が詰んだと感じるのは自然なことで、そのまま借金地獄にハマり闇金などに手を出せば社会的にも詰んでしまいます。

転職を失敗して人生が詰んでしまう

今までとは心機一転、新しい職場で働くことを決意して転職をした際。すぐに見つかると考えていた転職先が一向に見つからず失敗してしまった場合、人生が詰んだと感じます。

これは特に中高年に多く見られるパターンです。40代から転職をしようと思っても簡単には見つからないのが現実。そのまま職を見つけることができなければ今後はどうやって生きていけばいいのか見当もつかず、打ちひしがれてしまいます。

またサラリーマンが思い切って自営業の店を立ち上げて転職したものはよいものの、経営がうまくいかない場合もあります。結果、生活に必要な収入を得ることができず、人生が詰んだと感じてしまいます。

リストラされて人生が詰んでしまう

不景気な現代、リストラは誰の身にも降りかかる可能性があります

前述したように、40代以降の転職は容易ではありません。長年勤めていた会社から解雇を言い渡された時には、その後の人生を思い描くことができず頭が真っ白になってしまいます。
「一生この会社で働けるだろう」と深く信頼している人ほどリストラで裏切られた時のショックは大きくなり、立ち直れない人もいるかもしれません。これも人生が詰んだと感じる状況の一つです。

会社が倒産して人生が詰んでしまう

リストラと同じように、会社が倒産してしまう可能性もあります。
年齢が若ければ人生をやり直す選択肢はまだたくさんありますが、年を重ねるにつれてその選択肢もだんだんと減ってしまいます。倒産によるショックは計り知れないほどに大きいものです。

離婚・失恋で人生が詰んでしまう

離婚や失恋で人生が詰んだと感じる人も多いです。恋愛に依存しがちな人にとって失恋した時のショックや絶望感はとても大きいものです
生きがいを失ったような喪失感に駆られ、簡単には立ち直ることができません。

離婚も人生において大きな転換点です。長年連れ添ってきたパートナーから離婚の思いを告げられた時には精神的にも参ってしまいます。

人生が詰んだ時の対処方法

人生が詰んだと感じる状況はさまざまですが、いくつになってもやり直すチャンスは必ず残されています。

次に人生が詰んだ時の対処法を解説していきます

人生が詰んだ時はやりがいを見つける

どんな小さなことでも構いませんので、やりがいや生きがいを見つけることが立ち直るためのはじめの一歩です。
節約をするために始めた料理が思いのほか楽しくて、生きがいになるかもしれません。気分転換のための遊びがそのまま趣味になることだってあります。

ほんのささいなことでも生きる希望を持つことで人生をやり直すきっかけが見つけられるかもしれません。

人生が詰んだ時はスキルを身につける

人生が詰んだと感じた時にはスキルを身につけるというのも有効です。転職がうまくいかなかった人やリストラ・倒産にあってしまった人は、新たなスキルを身につけることで次の仕事を見つけられるかもしれません。

めぼしい仕事を見つけたら逆算して必要となるスキルも身につけましょう。

人生が詰んだ時のそのほかの対処方法

どんな状況にもきっと打開策があるはずです。
多額の借金を抱えている人は債務整理を行うという選択肢もあります。

失恋や離婚で精神的に参っている場合は心理カウンセラーなどに相談してみるのもよいでしょう。

人生が詰んだらプライドを捨てる

詰んでしまった人生をたてなおすには、不必要なプライドは障害となってしまいます。
リストラや倒産にあってしまい、なかなか再就職先が見つからない場合は正社員にこだわらないことも必要です。

アルバイトでも十分に生活を送れる収入を得られることも多く、がんばれば正社員になれる可能性だって十分に考えられます。

人生が詰んでしまった時のポイント

「人生が詰んだ」というのは、今後の人生を生きていくのが困難となる出来事や精神的に立ち直れそうにもない状況に追い込まれた時のことをさします。

人生が詰んだと思う状況にはリストラや倒産、転職失敗や離婚などさまざま。もう二度とやり直すことができないと感じても、必ず打開策は存在しますから諦めてはいけません。
リストラや倒産などで仕事をなくし、次の仕事が見つからない人でも新たなスキルを身につけることで職を手にできるでしょう。

人生が詰んだと感じたらよけいなプライドは捨て、なんとしてでも生き延びる覚悟を持って立て直す努力をすることが重要です。