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人品骨柄(じんぴんこつがら)の意味とは
人品とはその人が持っている生品や品性のことです。骨柄とは体つきから感じられる風格のことです。
したがって、「人品骨柄とは、「その人から感じられる人格や品格、容姿や身なりのこと」を指します。
同義語としては、人柄、品性、器、人格、人間性、徳性、キャラクター、パーソナリティー、特徴などがあります。
人品骨柄のビジネスシーンでの意味
人品骨柄という言葉はビジネス用語ではありません。しかし、ビジネスにおいて人の印象と言うものは切っても切り離せないものです。ですから、人品骨柄という言葉自体は時々使われます。
例えば、ビジネスにおいて重要なのは、売り上げを伸ばしたり、上手な話し方だったり、立ち振る舞いだったり、いろいろな要素が関係します。しかし、その中でも初対面の人に一番影響与えるのは、人品骨柄です。ここでの意味は、その人から自然に感じられる上品な第一印象、話した感じのキャラクターやパーソナリティーなどのことです。
人品骨柄の使い方と例文
焚き火の日が赤々と燃え上がるにつれて、集まったやからの人品骨柄が、こちらの暗い所の神尾主膳の眼にはっきりわかる。
出典:中里介山『大菩薩峠 38農奴の巻』
出典:中里介山『大菩薩峠 38農奴の巻』
もともとこの男の人品骨柄は、卑しくない。
出典:太宰治『新釈諸国噺』
出典:太宰治『新釈諸国噺』
ニ三軒隣では、人品骨柄、あっぱれ黒縮緬の羽織でも着せたいのが、悲愴なる声を揚げて、ほとんど嘆願に及ぶ。
出典:泉鏡花『露肆』
出典:泉鏡花『露肆』
人品骨柄卑しからぬ紳士
見た目が上品で感じの良い男性のことをこのように表現します。
見た目が上品で感じの良い男性のことをこのように表現します。