転職活動を始める前に、中途採用と新卒採用には違いがあることを知っておくのが大切です。企業が、新卒と中途採用の人材に期待していることは違うのです。

ここでは、その違いや中途採用の目的、中途採用の面接で抑えておくべきポイントを解説いたします。スムーズな採用内定を勝ち取りましょう!

中途採用とは

中途採用は、一部の企業を除いて、不定期で行われる採用活動です。社会人としての実績やスキルが求められることが多く、それまでの仕事の実績が採用のポイントになります。

中には、すぐに取り組んでもらいたい業務や案件があって採用活動をしている企業もあるでしょう。社会人として、すでにマナーや業務の専門知識はあると見なされています。

中途採用を受ける方で面接に不安がある方は転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントの中でもマイナビAGENT・リクルートエージェントがおすすめです。

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新卒採用とは

一般的に、1年に1度の定期採用で、初めて社会に出る学生をターゲットにした採用です。

企業は、新卒採用の人材には、将来的な活躍に期待しているので、業務の専門知識から社会人としてのマナーまでを教え込むつもりで採用します。基本的には、学生時代の経験や評価、人柄をもとに採用を決定します。

第二新卒採用とは

第二新卒には、はっきりとした定義はありません。一般的には、“新卒で入社して3年未満の転職活動者”を指します。

短期間ですが、社会経験があるので、新卒と転職の間のような感覚になります。企業は、将来性と社会人経験の両方を見極めます。

なぜ中途採用をするのか

急遽、欠員が出た時には、1年に1度の新卒採用まで待つことができない場合があるでしょう。そのようなケースでの中途採用は、ただ社員の数を合わせるだけでなく、社会人経験がある即戦力が欲しい時です。

例えば、新規事業の立ち上げに際しては、専門知識を持った人が必要になることもあります。事業拡大の時には、社員教育よりも目の前の事業を進めたいでしょう。

そのため、中途採用に、「勉強したい」という気持ちで臨むのは通用しないと考えましょう。

面接で抑えておきたいポイント

中途採用をする理由からもわかるように、新卒の就職活動の時とは、押さえるべきポイントが変わります。

服装とビジネスマナー

経験を積んだ社会人であることが前提の採用なので、服装やマナーは特にシビアに見極められます。

服装は、指示がない限り、業界・男女を問わず原則スーツです。全体的に、清潔で健康的な印象、また、強すぎる香水やタバコなどの臭いにも気をつけましょう。忘れがちな小物のチェックもしっかり事前にしましょう。

腕時計は、黒や茶色の革、シルバーのものが無難です。価格帯の安いトイウォッチ、または高級な腕時計は避けましょう。かばんも、華美なものでなく、くたびれていないものにしましょう。靴もきれいに磨かれて、かかとの減りすぎた靴ではないか確かめておくのがいいでしょう。

面接前には、地図はもちろん、どの部署の誰を訪問するかまで把握しておきましょう。面接を受ける企業の周辺に、10~15分の余裕を持って到着して、受付には5分前に訪問するのがマナーです。

面接は、その企業の入り口から始まっています。基本的な立ち居振る舞い、言葉遣いはもちろん、話し方では声のトーンや目線、表情などにも気をつけましょう。

基本事項は確実に

まず初めにする自己紹介は、印象良くできるように用意しておきます。

また、応募書類一式も忘れずに持っていきましょう。念のため、履歴書などの応募書類はコピーを持っておくのが社会人の常識です。

電車の遅延や仕事上のトラブルなど、どうしても面接に間に合わないこともあるでしょう。その時には、早めに電話連絡をすることが肝心です。

転職の面接は、新卒採用と違い、どんな部屋で面接をするかわかりません。先に部屋に通された場合には、下座の座席横で立ったまま面接官を待つのがマナーです。応接室の場合の下座、大きな会議室の場合の下座の位置などを、知識としておさらいしておくといいでしょう。

業界知識

業界知識は、新卒者よりも知っていて当たり前だとされます。

仕事のできる人は、調べ方やまとめ方も知っているものと見なされます。業界の市場規模、ビジネスモデルなどはもちろん、ライバル企業や似通った業界のことも調べておくといいでしょう。

即戦力として期待される中途採用では、異業種や未経験の業界へのチャレンジは、難しいことを覚悟してしてください。だからこそ、業界知識は力をいれて収集しておきましょう。

中途採用の面接でよくある5つの質問

前職の退職理由はなんですか

ストレス耐性、組織適応力、キャリアプランをチェックするための質問です。退職理由はネガティブになりがちですが、「〜を実現したいから辞めた」など将来を考えた転職というポジティブな面をクローズアップしましょう。

倒産などの不本意な退職であれば、だからこそ働くことを真剣に考えて、その企業に応募することにしたとポジティブな回答に変えましょう。

当社を志望した理由は

その企業の理解度や思いだけでなく、受験者の強みやキャリアプランもチェックできる質問です。その企業を受験するに至った理由を企業分析から探し、自分のスキルや成績、経験に結びつけて答えましょう。

キャリアプランはありますか

キャリアプランを持っていない人は、すぐに辞めてしまうと判断されます。

ひとつの要素に限って言うと 違う企業でも実現できるキャリアプランと言われかねないので、その企業の特徴などを2、3の要素と自分のスキルを結びつけてキャリアプランを説明できるとベターです。

あなたを採用するメリットはなんですか

この質問は、自分の強みとその企業が求めている人材がマッチしているのを理解して応募したか、また本当に貢献できる人材かを見極めるためです。あくまでも企業目線で即戦力となるスキルをアピールしましょう。

希望の年収は

希望年収がその企業で現実的な数字でない場合、優秀な人材であっても採用は難しいと思われます。

希望年収は、事前に求人票や情報を確認して、極端に高くもなく低くもない現実的な金額を提示しましょう。

中途採用についてのおさらい

中途採用は、企業が社会人経験のある人を対象にした不定期採用です。主に、新規事業展開や業務拡大の時に、即戦力になる人材が欲しいからこそする採用活動だと言えます。

中途採用の面接では、社会人であるからこそ服装やビジネスマナーはシビアに見られ、面接担当者の名前の確認や応募書類のコピーを用意するなどの基本事項を確実に網羅するのが大切です。

また、業界知識も社会人なので、新卒者に比べて持っていると思われています。特に即戦力として期待される転職者にとって、異業種への転職はそれだけで不利です。なおさら、業界知識は持っておくようにしましょう。