転職を考えた時に、そのきっかけは民間企業から民間企業への転職では実現されないこともあるでしょう。しかし、民間から公務員への転職は可能なのか、疑問に思う人も多いはすです。ここでは、公務員への転職について、転職方法や試験対策の勉強などについてまとめます。人生にそう多くはない転職活動を、後悔のないように進める準備をしましょう。

民間から公務員への転職が増加

民間から公務員への転職が増加傾向にあります。行政も、民間での経験や能力、発想などに期待しています。
公務員の仕事が楽だと思って転職の候補に入れているなら、それは間違いと言えます。ノルマや売り上げ目標などはないですが、国民や住民に公平にサービスを提供していかねばならず、利益につながらないことも時にはしなくてはいけません。

公務員に向いていないタイプとは

民間でバリバリ働いてきた人にとっては、公務員の組織での意思決定の遅さに慣れるのは簡単なことではないでしょう。仕事の案件は、数か所の決裁を待たなければいけないことが多々あります。

また、仕事の履歴を詳細に残す必要があるため、文書や資料作成をする機会も多くあります。民間企業とは違い、仕事のための仕事、いわゆる段取りが多いので、わかりやすい「仕事のやりがい」は民間のほうが感じられるでしょう。

未だに年功序列制度が色濃く残るので、ある程度キャリアを積まないと給料や職級がアップしないことがあります。仕事へのモチベーションをキープするのも、民間よりも難しいでしょう。

30代でもOK!!公務員への転職方法

それでも公務員を目指すなら、3つの方法があります。

国家公務員の大卒一般枠(30歳まで)

平成24年度から国家公務員の試験制度が変更になり、「総合職」と「一般職」に分けられました。年齢上限が「30歳未満」に統一されていますので、そこは注意しましょう。
また、働きながら国家公務員試験に挑戦するのであれば、念のため合格者名簿の有効期限を確認しましょう。3年間の試験と1年間の試験があります。
たとえば、国家総合職に合格すると翌年・翌々年に官庁訪問や局面接を受けることも可能ですが、財務専門官試験や法務省専門職員採用試験ではそれができません。

国家公務員一種が総合職に、一般職との違いや試験についての解説

地方公務員の大卒一般枠(30歳まで、一部35歳まで)

公務員試験では、一般枠は新卒者限定ではありません。
ただし、年齢には上限があり、だいたいの自治体では30歳が上限です。35歳まで受験可能な自治体や年齢上限のない自治体がいくらかあります。年齢制限が高い試験では、それと比例して倍率がかなり高くなるのが実状です。

安定、好待遇ではダメ! 市役所の志望動機のポイントと注意点、その例文

地方自治体の社会人経験者採用試験

即戦力を確保したい自治体が実施するのが、社会人経験者採用です。社会人としてのキャリアがあるなら、こちらの試験を受けるのもおすすめです。
しかし、公務員の中途採用は、どこの自治体でも行っているものではありません。また、今年は採用試験があったとしても、来年にも必ずあるとは言えません。応募条件、採用条件、年齢制限なども自治体によって、全く違います。
そのため、最新の採用情報も入手することが大切です。自分が受験したい自治体のホームページで確認するか、定期的に検索しなければいけません。

社会人経験者採用試験の受験倍率は気にしないこと

社会人経験者採用試験の採用人数は、ほとんどの場合が2、3名で倍率が20~60倍くらいに達することも珍しくありません。そのくらい、公務員への転職を考えている人がいるのです。
しかし、経験者採用試験の特徴として、応募人数のうち実際に試験を受ける人は、2、3割程度で、実質倍率が5~15倍程度に落ち着きます。

公務員は論文、面接重視がほとんど

経験者採用試験は、他の公務員試験に比べると「論文試験」や「面接」が重要視される傾向にあります。中には、筆記試験の合格点数をリセットして、面接で最終合否判断をする地自体もあります。論文と面接対策をしっかりと行えば合格する可能性が高くなるのは、働きながら公務員への転職を考える人には、ぐっと可能性があがるポイントです。

働きながら公務員転職を目指せるか

経験者採用試験では、筆記試験が免除、あるいは重視されない場合もありますが、公務員の一般枠であれば、そうはいきません。
公務員試験に必要な勉強時間は、一般的には1000〜1500時間といわれており、単純に計算しても準備期間が1年間であれば、1日3〜5時間もの勉強時間の確保が必要となります。
働きながら目指すとすると、平日は2〜3時間の勉強時間の確保が現実的なところでしょう。その分、休日に8時間など長い時間の確保をして勉強していくしかありません。それに合わせて、通勤時間など「すき間時間」を有効活用するのがいいでしょう。

しかし、実際に働きながら公務員に合格した人もいるので、不可能ではありません。

働きながら独学で公務員を目指せる人とは

働きながら独学で公務員を目指すには実際のところ、時間ではなく勉強の質が大切です。
勉強することが習慣になっている人は、勉強のポイントを抑えるのが上手いので、当然質のいい勉強ができるでしょう。
また、働きながら独学となると、タイムマネジメントが大切です。これも上手な人とそうでない人がいるでしょう。モチベーションを保つのも、独学ではなかなか難しいところです。

これらに自信がなければ、スクーリングや通信教育などを考えるべきでしょう。

公務員の志望動機

実際に受験する時には、採用枠によっては、面接が非常に重視されます。そのためにも、志望動機を練り上げておくことが大切です。公務員の志望動機のポイントは、以下になります。

なぜ公務員かを明確にする

公務員を目指す理由、またその地域や自治体を選んだ理由を明確にしておきましょう。「安定しているから」などの私欲ではない志望動機であるのが大切です。

特色を把握、スキルに結びつける

区分や職種などから、そこで働きたい理由を具体的に書くのも大切です。自分がどう貢献できるのか、民間で培ったコミュニケーション能力、対応力、柔軟性などと絡み合わせるといいでしょう。
なぜその地域か
地域の問題を解決していくには、地域に対して真剣に向き合わないといけません。働く意気込みや熱意を、地域研究から導き出して志望動機に書くといいでしょう。

公務員の転職 まとめ

民間から公務員への転職が増加傾向にあります。行政も、民間での経験や能力、発想などに期待しています。しかし、公務員の組織の意思決定の遅さや年功序列制度は、民間で働いた人になじまないこともあります。
公務員への転職には、30歳までなら国家公務員の大卒一般枠、30~35歳くらいまでなら地方公務員の大卒一般枠、または年齢に関係なく地方地自体の社会人経験者採用試験があります。社会人経験者採用試験は倍率がかなり高いですが、実際に受験する人は少なくなる傾向にあり、実質倍率は5~15倍程度になります。
公務員試験を働きながら目指すには、勉強時間の確保が大切です。休日やすきま時間をうまく活用しましょう。
公務員の志望動機には、なぜ公務員か・特色を把握、スキルに結びつける・なぜその地域かを盛り込みましょう。

転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。

まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。

業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較 

転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方

マナラボが特におすすめする転職エージェント・転職サービスは以下のとおりになります。

それぞれの特徴を申し上げると、管理職クラス・外資希望の方ならJAC Recruitment・20代ならリクルートエージェントをおすすめします。

JAC Recruitmentはリクルート、dodaに次ぐ第三の売上規模を持ち、外資系に関してはTOPの人脈を持ちます。自分の実力を活かせる場を探している方は特におすすめです。

JAC

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

また、ハイクラスは他にビズリーチもございます。

ビズリーチ

リクルートエージェントは最大手で、まず転職すべきか、今の会社の方がよいのかの相談に乗っていただけます。転職案件は各年齢全般に渡って用意しているのも最大手ならではです。まずはご自身の経歴から、適正の年収なのかを相談していみてはいかがでしょうか?

r-agent

dodaは転職サイトとエージェントの両方の側面をもっています。とりあえずどんな求人があるのかな?と気になった場合はdodaがおすすめです。またdodaの登録はとても簡単でオレンジ色のボタンから必須項目を入れるだけで5分での登録が可能です。転職案件は20代から30代向けがもっとも多いようです。

またdodaには各業界の年収を知ることができるページもございます。
簡易的なものですが、一度利用してみてはいかがでしょうか。

doda