就活で苦労して内定をもらい、どうにか社会人の仲間入りをしても、その先が安泰だとは言えません。厚生労働省の調査では、平成25年に就職後3年以内に離職した人は、大卒が31.9%、短大等41.7%、高卒40.9%と報告されています。なんと3割以上が離職しているのです。

参考:厚生労働省 新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移グラフ

離職の理由は様々ですが、大きな理由のひとつが「仕事がつまらない」と感じたことで離職するパターンです。仕事がつまらないと感じる原因と対処法について解説していきます。

仕事がつまらないと感じる5つの理由

時間に拘束される

学生の時は、ある程度自分の自由になりました。しかし、企業に就職すると時間は仕事中心になりがちです。最低でも週5日1日8時間は拘束されます。まして新人は覚えることも多いので、残業するケースも少なくありません。

また、法律スレスレの残業をしなければならない会社が多いのも事実です。プライベートな時間がなくなり、仕事のために時間を消費してしまいます。違法な残業のブラック企業では、体調を崩してしまうケースも問題化しています。

「何のために仕事をしているのか」という疑問とともに、仕事に対する意欲がなくなってしまいます。

人間関係

会社は学校とは違い、様々な年齢の人と一緒に働かなければなりません。リーダーとして尊敬できる上司なら円滑にコミュニケーションは図れますが、中には理不尽な上司もいます。相性が悪いとさらに人間関係に支障がでてきます。

仕事以外のことでストレスになることも少なくありません。職場環境にも影響してきます。職場環境が悪ければ、好きな仕事でもつまらなく感じてしまいます。

仕事に価値観を見出せない

新人の期間は、一所懸命仕事を覚えることに集中して時間が経ちますが、2~3年すると仕事にも慣れてきます。仕事が単純作業になり、マンネリ化しがちです。

つまり、時間を売っているような感覚になるのもこの頃です。自分のスキルアップにならないのでは、という疑問が出て、仕事の価値観を見出せなくなってしまうのです。

やりたい仕事と違う

配属された部署が希望した職種でない場合は、なかなか仕事に対するモチベーションを維持するのが難しく、つまらなく感じがちです。

また、希望した部署であっても自分がやりたいと思っていた内容と違う場合もあります。「こんなはずじゃなかった」と毎日思っていては、仕事もつまらなくなってしまいます。

とりあえず就職した

希望の会社に入れなくて、とりあえず就職したという人もいます。「とりあえず給料をもらう」という腰掛のような感覚では仕事は忍耐でしかありません。

仕事が続かない人の特徴

理想が高い

理想が高いことは悪くはありませんが、自分を実力以上に過大評価するのも良くありません。

「こんな場所にいる人間ではない」とか「こんなポジションは低すぎる」など不満だらけでは、仕事はつまらなくなるだけです。現実の自分を的確に判断することが大切です。

コミュニケーションが上手くできない

職場では人間関係をつくることも仕事のひとつです。わからないことは上司や先輩に質問したり、失敗したら素直にあやまることも大切なコミュニケーションです。

仕事が続かない人に多いのは、自分勝手な判断でミスを繰り返すパターンです。また、自分の否を素直に認めない人もいます。当然周囲からも冷たくされてしまいます。そんな環境では仕事が面白いはずがありません。

条件に厳しい

労働時間や給料に厳しいのも、仕事がつまらなくなります。条件ばかり気にしていると会社や仕事に対する愛着は出てきません。常に条件の良い会社を探すようになり、転職を繰り返す結果になります。

忍耐力がない

仕事はある意味忍耐力が勝負です。嫌な取引先の担当者でも付き合わなければなりません。無理難題をどうやってクリアするかも重要な仕事です。障害を乗り越えてこそ、実力がついていくのです。

仕事が続かない人は、少しの障害でも嫌がってしまいます。また、サボり癖のあるひとは、どうしても面倒な仕事は避けるようになり、結果仕事が続かなくなってしまいます。

このようなタイプの人は、まずは自分を見つめ直すことが大切です。

仕事がつまらないと感じた時の対処法

仕事がつまらないから転職すると判断するのは早計です。転職先でも同じような状況になるかもしれません。明確にスキルアップや年収増が見込める転職以外は、決して利益にはなりません。

転職を繰り返してスキルも給与も上がらないという悲惨なケースにつながります。仕事がつまらないと感じた時は、まずは以下のようなことを試して下さい。

上司に相談する

仕事の悩みを酒場で同僚や友人に愚痴る人も多いですが、愚痴るだけでは何も解決しません。

まずは、具体的につまらないと感じる理由を考えてみましょう。そして、その解決策を上司に相談します。話しづらい上司でも、真剣に話せば理解してくれるはずです。

上司にとっては部下は貴重な戦力ですから、解決策を考えてくれるはずです。まったく相手にされないとしたら、会社の体質が影響している可能性があります。その場合は、転職も選択肢になるでしょう。

楽しい仕事の要素を抜き出す

つまらないと感じる仕事を分析してみることも解決策のひとつです。仕事の要素を細かく書き出して、「つまらない」「楽しい」の2つにグループ分けしてみましょう。

例えば、お客様との会話が苦手でも、資料作成などは楽しいと感じるかもしれません。逆に、資料などの準備は苦痛でも、お客様とのコミュニケーションは楽しいと感じる人もいます。

大切なのは、楽しいと感じる要素を抜き出すことです。この楽しい要素を仕事に活かす努力をすれば、新しい可能性も広がっていきます。

転職よりも副業をする

転職して成功できれば問題はありませんが、転職して良い結果を得られる保証はどこにもありません。長い目でみれば、長く勤務した方がメリットが大きいものです。

今の仕事に楽しさを見つけられない場合は、自分の好きなことを副業にする選択肢もあります。副業であれば、自分の能力次第でどうにかなります。好きなことであれば楽しくできますし、スキルアップも図れます。会社が休みの時に集中しておこなえば、今の仕事に支障なくできます。

まとめ 仕事がつまらない原因と対処法のおさらい

どんな仕事でもつまらなく感じることはあるでしょう。ほとんどの会社員は、それを我慢しながら、自分の実力を磨いているのです。仕事がつまらないから転職するというのは、賢明な選択とは言えません。

仕事がつまらない原因は、

①時間に拘束される
②人間関係
③仕事に価値観を見出せない
④やりたい仕事と違う
⑤とりあえず就職した

などがあげられます。

しかし、このような体験は、多くの社会人が経験していることです。ある程度の忍耐力やコミュニケーション力がなければ、どんな会社に行っても長続きしません。まずは、上司に相談したり、仕事の面白い要素を考えてみることも大切な解決法です。また、好きな趣味などがあれば、副業をする方法もあります。

まずは、仕事の何がつまらないのかを分析することが大切でしょう。

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