履歴書の「職歴欄」は、正社員でないとだめということはまったくありません。ここは、働いてきた経歴や実績を書くのが目的なので、たとえアルバイト経験であっても、また派遣の仕事であっても問題はありません。いかにして自分の経験を正確に応募先の採用担当者に伝えるが大事で、以下に具体的に解説します。

履歴書の「職歴」正しい書き方

学歴と職歴の順番は学歴から書く

履歴書は、冒頭に名前、住所、生年月日、連絡先を書いたあとは、学歴・職歴の順番で続けます。書き方は、編年体式といわれ、古い順から年を追って書くのが原則です。

学歴は、特にアピールポイントがなければ高校卒業以降で問題ありません。学歴の後に「職歴」と題して、入社した会社名(および支社名等)を続けます。採用担当者がチェックするのは、正式社名と在籍年数です。学歴も職歴も空白期間がないように年数を追って埋めます。

古いものから時系列順に書く

職歴がアルバイトや派遣も含め数社あっても、古いものから時系列順に書きます。仕事内容的に特に強調したい会社や支社があるからといって、時系列が前後するのはNGです。また、短期間のアルバイトだからといって削除したり、事情があって働いていない期間を書かずにおくと、時系列の中に空白期間ができてしまうので良くありません。

あとで述べる「職務経歴書」では、直近の仕事を先にする逆時系列順で書く場合もありますが、履歴書では使いません。

「職歴」で書く内容

「職歴」は自分がした仕事の歴史なので、短期的なアルバイトや派遣、自営業の手伝い、パート勤務も働いた実績として漏れのないように書きます。
具体的な書き方は、社名のみが基本ですが、書く行数に余裕があれば異動した支社や所属部署ごとに書いても差し支えありません。
ただし、1ヶ月未満のアルバイトや仕事が多すぎて、職歴の行数が増えすぎる場合はいくつかまとめて書くようにします。〇年〇月~〇年〇月:「居酒屋〇〇チェーン品川店ホールスタッフ勤務他」、といったように中でも長かった仕事を代表的に記入します。

履歴書において雇用形態は記入スべきか

アルバイトでも職務経歴書に記載しよう

職歴がアルバイトの場合は、たとえば「コンビニ〇〇社〇〇店 アルバイト入社」といったように必ずアルバイトであることを明記しておきます。職務経歴書で重なるといって省略せず、コンビニの正式社名、店名も必須です。

派遣社員で派遣先(業務委託先)の場合の書き方

派遣社員、業務委託社員の場合は、派遣元会社(業務請負会社)に入社(契約)した年月を書き、次の行に派遣先(業務委託先)の社名を書きます。派遣先などが複数ある場合は、行を変えて書きます。

〇年〇月:〇〇派遣会社入社
〇年〇月: △△株式会社 派遣 総務部勤務
〇年〇月: △△株式会社 派遣期間終了
〇年〇月: 株式会社□□ 派遣 経理部勤務

職歴と職務経歴書の違い

職歴は履歴書に書くひとつの項目ですが、職務経歴書はそれ自体で独立したシートになっています。転職しようとする応募者のこれまでの仕事を紹介するという意味ではほぼ一緒ですが、目的としては、履歴書の「職歴」は年次的な経歴を公式に伝えようとするのに対して、職務経歴書は「自己PR的要素」が強いというところに違いがあります。

履歴書では他に書かれた項目を見ればわかるように、応募者の名前・住所からは始まる項目は応募先の会社に対し、統一フォーマットを使って客観的事実を伝えています。ところが、職務経歴書には統一されたフォーマットがありません。これは、「自己PR」が目的だからです。

職歴と職務経歴書でそれぞれ重視されるポイント

履歴書の「職歴」は年次を追って正確に書くことに尽きるので、年次があやふやでないかとか、アルバイトを社員と言い換えているような虚偽はないかといった点を注意してみます。

一方、「職務経歴書」からは応募者のキャリアや人間的な強みが、自社の募集する職種に合っているかどうか、入社後に発揮できる能力の持ち主であるかどうかを重視します。したがって、経験した仕事がアルバイトであろうが、派遣であろうがそこで頑張って積み上げたキャリアやスキルがPRできるものであれば積極的にアピールすればいいわけです。

ちなみに、「キャリア式職務経歴書」は、これまでの仕事経験でPRできるものを雇用形態や年次に関係なく、「キャリア中心」に編集し直す書き方です。これだと、たとえば2年間のコンビニアルバイトの接客経験が、目指す販売職募集に役立つと自己PRできることになります。

職歴テンプレと例文

平成〇年〇月:株式会社△△アパレル 入社 △△店配属
平成〇年〇月:  同   △△店 異動
平成〇年〇月:  同   退社(※1.結婚のため)
平成〇年〇月:スーパー△△株式会社 入社 (※2.服飾部門アルバイト)
平成〇年〇月:  同        退社 (※3.一身上の理由)
平成〇年〇月:※4.人材派遣△△株式会社 入社
平成〇年〇月: ※5.△△商事株式会社  総務部購買課派遣
平成〇年〇月:   △△商事株式会社  派遣期間終了
※1.退職理由は簡単に記入。
※2.アルバイトと明記。
※3.退職理由に事情がある場合は一旦、「一身上の理由」としておき面接等で説明。
※4.人材派遣会社への入社は、次の行で派遣先と派遣終了(※5.)を記入。

まとめ

・履歴書の職歴欄は、これまで経験した仕事の経歴を書く欄なので、正社員、アルバイト、派遣、業務委託等、関係なくすべて記入します。

・職歴は学歴の次に記載します。空白期間がないよう時系列順に正しく書きます。
・履歴書の職歴と、職務経歴書は目的が異なります。職務経歴書は自己PR目的の要素が強いですが、履歴書の職歴は、応募者の名前や住所といった他の項目と同じく、フォーマルな人事情報なので略せず、会社名や支店名などは正式名称を書くようにします。

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