ニーズ 意味とビジネスで使う場面

一般的な「ニーズ」の意味は、“必要・要求・需要”などの意味合いで使われます。ビジネスでも同じ意味で使われます。

「ニーズ」は、マーケティング用語であり、根本的な概念と言えます。アメリカの著名な経済学者:コトラーは、ニーズを“人間生活上、必要なある充足感が奪われている状態のこと”と定義しています。人間の基本的ニーズとして、衣服や食べ物、安全に対する“生理的ニーズ”、行動の心的要因になる帰属や愛情などの“社会的ニーズ”、知識欲や自己表現などの“個人的ニーズ”があると言われています。

ビジネスシーンでよく使われる「ニーズ」に関連したマーケティング用語も合わせてまとめます。

顕在ニーズ

目に見える(可視化される)、「これが欲しい」という欲求のことを指します。
需要=デマンド(demand)と同義です。直面している問題を解決するためのニーズの場合が多く、本人も自覚していることがほとんどです。

潜在ニーズ

顕在ニーズと表裏一体なのが「潜在ニーズ」で、目に見えない(可視化されない)ニーズのことを指します。
心の中に隠れているニーズで、第三者からわかりにくいだけでなく、本人も認識できていないこともある潜在ニーズは、商品やサービスを実際に見て体験して、または宣伝によって、初めて自覚することもあります。
それゆえに、潜在ニーズを掘り起こすことがマーケティングで重要とされています。

ニーズとウォンツ

「ニーズ」と意味がよく似たマーケティング用語に「ウォンツ」があります。
一般的に「ニーズ」は“目的”の意味合いを持ちます。それに対して、「ウォンツ」は“手段”を表します。
例えば、「喉が渇いた」のがニーズで、「水が欲しい」「アイスコーヒーが飲みたい」がウォンツになります。

ニーズの例文

・消費者のニーズを探って、商品開発に役立てる。

・このサービスは顧客のニーズにマッチしているか、再検討が必要です。

・潜在ニーズを引き出して、新しいマーケティングを開拓した。