就職活動においての二次面接は、最初にして最大の難関と言われています。一次面接を無事に通過しても、まだ油断はできません。
二次面接では、自己PRへの深堀りに加え、企業理解度の確認や応用が求められます。また、時には圧迫面接などに当たるケースもあります。
事前にしっかりとポイントを押さえて準備をし、本番で実力を発揮しましょう。
二次面接の重要性
一次面接は主に、「社会人としての適正」を見るために行われる面接です。それに対して二次面接は「この会社の社員として」の適正が重視されます。
そのため、二次面接になると責任者クラスの社員が面接官を担当することになります。「部下として使える人材か」、「チームとして業務を円滑に進めることが出来るか」といった、より実務的なレベルで選考されることになります。
また、転職の方の場合は面接について転職エージェントに相談する方法もあります。
以下の記事では転職エージェントについて具体的に解説しています。活用してみてください。
業界特化型&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較業界
転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
二次面接でよく聞かれる質問
二次面接でよく聞かれる質問1:定型的な質問
自己紹介・自己PR・志望動機などの基本的な内容。
二次面接でよく聞かれる質問2:企業理解に関する質問
志望動機からの深堀り、企業理念や、主力商品について。企業の今後の展望について、入社後のビジョンやキャリアプランについてなど具体的な内容。
二次面接でよく聞かれる質問3:人間性についての質問
自己紹介や自己PRから深堀をするような内容。
二次面接でよく聞かれる質問4:時事問題・一般常識についての質問
気になるニュースや経済政策に関する内容。
圧迫面接形式での質問
面接の練習をする際は、上記の5つのパターンを意識して偏りが出ないようにします。
特に企業理解は志望度の高さに直結しやすい為、しっかりと企業研究を行い、突っ込んだ質問にも対応できるように準備をしておきましょう。
また圧迫面接は事前準備をしておかないと実力の半分も出し切れずに終わってしまう可能性もあります。
二次面接で押さえておきたいポイント
二次面接で押さえておきたいポイントには以下のようなものがあります。
また、二次面接に進んだはよいものの、不安がある方は面接対策を転職エージェントにしてもらいましょう。
転職エージェントの中でもマイナビAGENT・リクルートエージェントがおすすめです。
現在、フリータで就職、転職をするために活動している方はハタラクティブが一番利用しやすいでしょう。
IT業界に就職、転職をしたいと考えている方はワークポートがおすすめです。IT業界に特化したアドバイスや面接対策をしてくれることでしょう。
二次面接のポイント1:企業が求めている人材を把握しておく
多くの企業が「積極性」「柔軟性」「外向性」を求める傾向にありますが、希望する職種によってはさらに別の性質を求められることもあります。
サービス業であれば「配慮・サービス性」、専門職であれば「緻密性」や「機敏性」というように、職種によっても求める人材像が変わってきます。
自身の希望する職種がどのような人材を求めているのか把握することが大切です。
二次面接のポイント2:入社後のビジョンやキャリアプランを明確にする
入社後のビジョンやキャリアプランを明確にする利点は、志望度や熱意をアピールするためだけではありません。
「この会社で何をしたいのか」、「将来どうなりたいのか」を具体的に描く事で目標を達成するために必要な道筋やするべき努力が見えてきます。
ビジネスは常に目標を追い続ける途方もない作業や試練の連続です。企業としても、具体的な方策を持たない指示待ちの社員よりも、自身が立てた目標に対して具体的な行動指針を示して実行できる社員を求めています。
二次面接のポイント3:自分にとっての強みとなるものを持っておく
強みを持っている事は就職活動をする上でとても大切なことです。
しかし、「強み」を「長所」や「特技」と混同するのはNGです。
「資格を持っている」「語学が堪能だ」といった、特技を持っているという「事実」ではなく、その「特技」を仕事においてどのように活かせるかを具体的にアピールして初めて「強み」になります。
二次面接での逆質問
二次面接で自分の印象をよくできる逆質問
逆質問をするときは、具体的かつ深い質問ができる事が望ましく、業務の内容に対してポジティブな質問ほど印象がよくなります。
逆に入社前からやる気が疑われるような質問は、印象が悪くなりますので注意が必要です。
あらかじめ、いくつか質問を用意しておくとよいでしょう。
よい逆質問の例
悪い逆質問の例
二次面接に関するおさらい
二次面接に関するおさらいは以下の通りとなります。
- 企業理解度は志望度に直結する為、出来るだけ深く研究する
- 圧迫面接などイレギュラーに対応できるように準備をしておく
- 自身の希望する企業・職種が求めている人物像を正確に把握する
- 入社後のビジョンやキャリアプランを明確にし、自分の行動指針を具体化する
- 自分の強みが会社にとってどのように有利になるのかを具体的に考える
- 逆質問は5W1Hを使ってポジティブな質問を心がける
転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。
まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。
転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
マナラボが特におすすめする転職エージェント・転職サービスは以下のとおりになります。
それぞれの特徴を申し上げると、管理職クラス・外資希望の方ならJAC Recruitment・20代なら
リクルートエージェントをおすすめします。
JAC Recruitmentはリクルート、dodaに次ぐ第三の売上規模を持ち、外資系に関してはTOPの人脈を持ちます。自分の実力を活かせる場を探している方は特におすすめです。

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment
また、ハイクラスは他にビズリーチもございます。

リクルートエージェントは最大手で、まず転職すべきか、今の会社の方がよいのかの相談に乗っていただけます。転職案件は各年齢全般に渡って用意しているのも最大手ならではです。まずはご自身の経歴から、適正の年収なのかを相談していみてはいかがでしょうか?

dodaは転職サイトとエージェントの両方の側面をもっています。とりあえずどんな求人があるのかな?と気になった場合は
dodaがおすすめです。またdodaの登録はとても簡単でオレンジ色のボタンから必須項目を入れるだけで5分での登録が可能です。転職案件は20代から30代向けがもっとも多いようです。
またdodaには各業界の年収を知ることができるページもございます。
簡易的なものですが、一度利用してみてはいかがでしょうか。
