この記事では長寿のプレゼントについて解説いたします。家族や上司、先輩や恩師など様々な人に対して長寿のお祝いプレゼントを渡す機会はあるものですが、いざとなった時に何を贈れば良いのか分からないという人も少なくありません。

そこで今回は長寿の種類やお祝いプレゼントの相場、お勧めのお祝いプレゼントなどを交えてピックアップしました。この記事を最後まで読めば、長寿のお祝いプレゼントに迷うことはなくなることでしょう。

長寿のお祝いとは


人は寿命以外にも、や事故など様々な要因で不意に亡くなってしまうことがあります。そのため無事に長生きできるということはそれだけ価値があり尊いことだといえます。

長寿のお祝いとは60歳以降の人生の節目でお祝いをすることです。これまで長生きできたことに対してだけではなく、これからも元気で過ごしてほしいという願いも込めてお祝いをしてあげると大いに喜ばれることでしょう。

数え年と満の違い

年齢の数え方には「数え年」と「満年齢」の二つあります。「数え年」は生まれた年を1歳とし、その翌年の元旦(1月1日)を迎えるたびに年齢を重ねていく数え方です。これは人が生まれる前から胎内に命を宿しており、その期間も年齢に数えるべきだという考え方にしています。

一方の「満年齢」は生まれた日から年齢を数え始め、誕生日がくるたびにに1歳ずつ年齢を加えていく数え方のことです。従来日本では「数え年」で年齢を数えていましたが、明治時代以降に流入された西洋文化の影響を受けて「満年齢」が主流になっていったといわれています。

長寿のお祝いをする際は「数え年」で祝うのが本来の形式でしたが、上記のような背景があることから昨今では「満年齢」で祝うことが多いです。ただし昔からの風習などが色濃く残っている地域では、「数え年」で長寿のお祝いをするというところもあるかもしれません。

主な長寿のお祝い


長寿のお祝いはその年齢によって様々な呼び方と由来があります。そこでこの項目では、代表的な長寿のお祝いについてまとめました。

還暦

「還暦」(かんれき)は「満年齢で60歳を迎える人の長寿のお祝いおよびその年齢のこと」です。そもそも「干支」は「十二支」と「十干」の組み合わせでできており、60年で一巡します。

そのため自分の生まれ年の干支に戻る61年目(満年齢60歳)を「元の暦に還る」と読み、「還暦」のお祝いの由来となりました。なお還暦祝いの発祥はにあるとされていて、ある一説では千年前以上前から行われているといわれています。

その当時は現在よりも寿命がずっと短かったため、60歳は長命で大変めでたいことだと盛大にお祝いされてきました。それに対して現代人の寿命は年々伸びており、60歳では長寿とまではいえなくなってきています。

したがって現代の還暦祝いは長寿を祝うというより、「の気持ちを伝える節目の日」としてお祝いされることが多いようです。また還暦祝いは、特定の日にお祝いすることはありません。

誕生日当日に限らず、お正月やお盆、敬老の日など家族でし、皆が集まりやすいように日を選ぶのが良いかもしれません。なお本来の習わしでは、ご本人が赤いちゃんちゃんこを着てお祝いをしていました。

古希(古稀)

還暦の次は70歳で長寿のお祝いをします。還暦の次の「古希」(こき)は「70歳になる人の長寿をお祝いすることおよびその年齢」です。

寿命が伸びた現代では還暦よりも本格的な長寿の祝いとされており、紫が「古希」の長寿祝いの色とされています。「古希」は元々「古稀」と書くのが一般的でしたが、「稀(まれ)」の字が常用から外れていることもあり今日では「古希」と書くのが一般的です。

一般的な「古希」のお祝いの仕方としては家族や親族、友人らが集まって食事会を開いたり、温泉などに旅行へしたりするケースが多く見られます。また祝う時期についてはお正月や敬老の日、誕生日などが一般的ですが、明確に決まっているわけではありません。

還暦と同様、せっかくのお祝いの機会ですからなるべく皆が集まりやすいタイミングで行うのが良いでしょう。

喜寿

「喜寿」(きじゅ)は「77歳を迎える人の長寿のお祝いおよびその年齢のこと」です。「還暦」や「古希」は先述の通り中国から伝来したものですが、「喜寿」は室町時代末期に日本で生まれた習わしであるとされています。

「喜寿」の長寿祝いの色は紫とされており、「喜寿」という名称は「喜」という字の草書体が七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることが由来です。「喜寿」も他の長寿祝いと同様にお正月や敬老の日、誕生日などに行われるケースが多いかもしれません。

「喜寿」も皆が集まりやすい日にお祝いをし、食事会や旅行するのが一般的です。なお地域によって「喜寿」のテーマカラーにちなんだ紫色のちゃんちゃんこや頭巾、扇子や座布団などを用意する風習があるとされています。

もし風習にちなんだお祝いをしたいということであれば、事前に地域の風習を確認した上でそれに従いお祝いの準備をすると良いでしょう。

傘寿

「傘寿」(さんじゅ)は「80歳を迎える人の長寿を祝うことおよびその年齢」です。「傘寿」は「喜寿」と同様、日本発祥の長寿祝いだとされています。

「傘寿」は黄(金茶)が長寿祝いの色とされており、「傘」の俗字が八と十を重ねた形になり八十と読めることが「傘寿」の由来です。他の長寿祝いと同じように、お正月や誕生日、敬老の日など皆が集まりやすい日にお祝いをします。

米寿

「米寿」(べいじゅ)は「88歳の長寿を祝うことおよびその年齢」です。「米寿」も日本発祥の長寿祝いの習わしとされており、黄(金茶)が長寿祝いの色といわれています。

「88」を漢字で書くと「八十八」で、「米」の字を分解した形であることから「米寿」と呼ばれるようになったようです。古来より日本では「八」という数字を「末広がり」と捉え、縁起が良い数字と考えてきました。

その「八」が重なる米寿のお祝いは特におめでたいとされ、盛大にお祝いする地域もあるほどです。長寿祝いの色が黄色(金茶色)であるのも、稲穂の色を連想させるからだとされています。

「米寿」もお正月や誕生日、敬老の日などから集まりやすい日にお祝いをすることが多いです。ただし88歳ともなれば身体に負担をかけることのないよう、体調に考慮したお祝いに留意する必要があります。

それ以降の長寿のお祝い

「米寿」以降の長寿のお祝いは90歳を祝う「卒寿」(そつじゅ)や99歳のお祝いをする「白寿」(はくじゅ)、100歳の大台を祝う「記寿」(きじゅ)または「百寿」(ひゃくじゅ)があります。

いずれも白が長寿祝いの色です。お祝いをされる人もずいぶん高齢になっているので、体調を最優先にしてお祝いをしてあげるのが良いでしょう。

お勧めの長寿のお祝いプレゼント


長寿のお祝いプレゼントはその人との関係性やその人の年齢などによって変わってきます。そこでこの項目では、それらを踏まえた上でお勧めの長寿のお祝いプレゼントを集めました。

なおプレゼントは贈る相手が両親の場合は2~3万円、祖父母の場合は1~2万円、親戚などの場合は1万円、それ以外の場合は数千円程度が相場とされています。

年齢に応じたプレゼント

それぞれの年齢に応じて、古くから贈られてきた定番のプレゼントがあります。例えば還暦は赤いちゃんちゃんこ、傘寿であれば傘といった具合です。

古希や喜寿の紫や米寿の黄(金茶)など、その年齢の長寿の色にちなんだプレゼントを贈ってあげるというのも良いでしょう。年齢によっては盛大な食事会や旅行などが難しいということもありますが、物であればそういった心配もありません。

またもしデザインなどの好みが分かっていれば、その点についても考慮した上で選んであげるのも一つの手です。

食事会や旅行

もし還暦や古希などでまだまだ健康な人に対してであれば、食事会や旅行なども思い出になるプレゼントとして喜ばれます。例えば祖父母の還暦祝いであれば二人の思い出の場所を旅行先に選んであげると喜ばれるかもしれません。

また古希祝いであれば親族で集まって食事会をするというのも良いでしょう。その際には事前に好物などを把握した上で準備をしてあげると、さらに喜ばれると予想できます。

ペアで使えるもの

もし長寿祝いのプレゼントを贈る相手が夫婦であれば、ペアで使えるものを贈ってあげるというのも大変人気です。具体的にはペアの湯飲みやグラス、茶碗やカップといったものがよく選ばれています。

もし忙しくてゆっくり探しにがなければ、ギフトショップのサイトを利用するのも良いでしょう。例えば次のようなサイトです。

https://www.jtopia.co.jp/products/list?category_id=150(クリックするとリンク先に遷移します)

送料や日時指定なども無料で利用できますし、ジャンルや予算別で探すこともできるので非常に便利です。また例えば有田焼のものが良いなどこだわりがあれば、キーワードで検索することもできます。

まとめ この記事のおさらい

  • 長寿のお祝いとは60歳以降の人生の節目でお祝いをすること
  • 年齢の数え方には「数え年」と「満年齢」の二つある
  • 「還暦」は「満年齢で60歳を迎える人の長寿のお祝いおよびその年齢のこと」
  • 「古希」は「70歳になる人の長寿をお祝いすることおよびその年齢」
  • 「喜寿」は「77歳を迎える人の長寿のお祝いおよびその年齢のこと」
  • 「傘寿」は「80歳を迎える人の長寿を祝うことおよびその年齢」
  • 「米寿」は「88歳の長寿を祝うことおよびその年齢」
  • 「米寿」以降は90歳を祝う「卒寿」や99歳のお祝いをする「白寿」、100歳の大台を祝う「記寿」または「百寿」がある
  • お勧めの長寿祝いのプレゼントとしては年齢に応じたプレゼントや食事会や旅行、ペアで使えるものなどが挙げられる