働いていくうちに会社への不満がたまっていき転職を考える場面も出てくるかと思います。しかし、転職するからには、次の転職先でも同じ思いはしたくないものです。

そのため「今の会社にどのような不満を持っているか」を洗い出し「そういった不満を解消してくれる転職先を探す」ことが転職成功のカギといえるでしょう。

この記事では、特に「転職のきっかけとなり得る不満」について解説していきます。

どういった点に不満を感じるかは人それぞれ。自分の譲れる点・譲れない点を整理することができれば、自分の進むべき方向性が見えてくるため転職を成功させることに役立つでしょう。

転職のきっかけにはどのようなものがあるのか

退職は自己都合での退職と会社都合での退職に分けることができます。

自己都合とは、自分の意思で会社を辞めることであり、会社都合とは会社の業績悪化や倒産などやむを得ない理由により会社から解雇を勧められることです。

それでは、会社からのやむを得ない事情はさておき、本人が「会社を辞めよう」と決断する理由にはどういったものがあるのでしょうか。

厚生労働省が発表した平成27年の一年間に退職をした人の前職を辞めた理由を調査したデータから退職理由として挙げられた項目を男女別にパーセンテージが高かったものを以下に紹介します。(その他の理由を除く)

男性
定年・契約期間の満了 15.0%
給料等収入が少なかった 10.5%
労働時間・休日等の労働条件が悪かった 10.5%
女性
労働時間・休日等の労働条件が悪かった 13.8%
職場の人間関係が好ましくなかった 12.2%
定年・契約期間の満了 11.5%

参考:厚生労働省 雇用動向調査の概況

定年や契約期間満了を迎える場合も理由としてありますが、やはり会社の労働条件や労働環境に不満を持つ人の割合が多いようです。

それでは退職の理由として考えられるものについてそれぞれもう少し詳しく見ていきたいと思います。

収入・休日数に不満がある

上の事例にもあるように転職をする人の多くがこのことを感じるのではないでしょうか。

もらっている額そのものに不満を感じる場合もありますが、仕事内容や求められる責任に給料が見合っていないと感じた際も不満を感じることとなります。

また、休みの日に出勤を命じられたりと「休日が少ない」と感じることも転職するきっかけとして挙げられます。

たとえ、同業種だとしても収入面など労働条件は会社によって違うものです。いろいろな情報を調べ自社と他社に大きく差があるときは転職により収入が上がる可能性はあります。

以下では年休についての解説しております、年休の仕組みについて不安でしたら合わせてご覧下さい。
年休とはなにか 年休取得のきまりと年休中の給料についての解説

人間関係やハラスメントの被害にあった

職場内の雰囲気が悪かったり、パワハラ・セクハラなどのハラスメントを受けたりすることにより会社の労働環境に不満を持ち退職に至るケースも考えられます。

特にハラスメントの被害は受ける側の立場が低いことが多いため、抵抗や反論したら「報復として職場に居場所がなくなってしまうのではないか」「クビを宣告されてしまうのではないか」などの思いから相手はもちろんのこと周りにさえも言い出せない状況に陥ってしまう可能性もあります。

その際に「この会社に居続けることのみが選択肢ではない」と考え転職を目指すこともあるでしょう。

会社が今まで力を入れてきた事業から撤退したり、新部署を立ち上げそちらへ力を注ぐようになったりと会社の事業方針が変わりそこで働く人の待遇が変わってしまうなどという事例もあります。

会社の決定事項にはある程度は従わなければなりませんが、「こういう仕事をしたいのではない」と感じることも転職のきっかけとして挙げられます。

仕事とは関係ないことで会社が嫌になる問題について以下にまとめました、気になる方は合わせてご覧ください。
仕事が好きでも会社に行きたくない理由とは 人間関係の問題と解決方法

他にやりたいことができた

入社当時は「自分はこういった仕事をするんだ!」としていたものの、年齢を重ねたり色々な経験をする中でその人の価値観は変わっていくものです。

また上記の「事業方針の転換」の例のように自分のやりたいことと会社の方針に相違が出てくる場合もあります。

当サイトでは職業適性診断も行っております、仕事のやりがいについて不満がありましたら合わせてご覧ください。
【ビジネススタイル診断】あなたの行動傾向からビジネススタイルを導き出します!!
仕事がつまらないと感じる理由 つまらないと感じた際の対処法

評価基準に不満をもち退職

自分のやっていることが会社に評価されないなど評価基準に不満を持つケースも考えられます。

会社に評価されなければ昇給や昇格も難しいでしょうから、自分がどれだけ働いても収入や待遇が良くならない状況では仕事へのモチベーション低下にもつながってしまいます。

ヘッドハンティングでの転職

どんな会社であれ優秀な人材は欲しいものです。同業他社が優秀な人材に目を付け、今よりも好条件でその人を引き抜くなどという場面も考えられます。

特に今の会社に不満を持っているところにそういった話が舞い込んできた場合には転職のきっかけとしては十分考えられることです。

育児・介護・体調不良による環境変化

育児や介護により時間が必要になったり、治療に長い時間を有するほどの体調不良が起こってしまったりと自身の環境が変わってしまい仕事に集中することが難しくなってしまった場合も考えられます。

育児・介護休暇の取得率は年々上がってはいますが、「仕事に穴をあけてはならない」などとの思いから、すべての人が安心して取得できる状態であるとはいいきれません。

そのため、このような理由から転職を考えてしまうケースもゼロではないと言えるでしょう。

会社の将来性への不安

自分が仕事としている業界全体や勤めている会社自体の将来性に不安を感じて転職するケースです。

会社の経営が苦しくなれば支払われる給料が少なくなることもありますし、最悪倒産の危機も考えられます。

そういった状態になる前に今の会社に見切りをつけて転職へと動き出すこともあり得るでしょう。

以下の記事では働くことへの不安、対処法についてに紹介しております、合わせてご覧ください。
仕事にストレスを感じやすい人の特徴・原因 ストレスに対する対処法

転職のためにまずやるべきこと

転職のきっかけについていくつか見てきましたが、「転職をしよう」となった際はまず現状のどこに不満を感じているのかを洗い出すことが重要となってきます。それと同時に転職をするからには次の就職先でも同じ思いをしないような職場選びが必要です。

自分が不満としているところを明確にし、次の就職先ではそれを解消できると確信することが転職成功のカギと言えるのではないでしょうか。

とはいえ、転職のきっかけとなる項目は一つだけとは限りません。いくつかの要素が絡み合って最終的に「転職をしよう」となる場合もあるでしょうから、すべての条件を解消してくれる転職先を見つけ出すことは簡単ではあるとは言い切れません。

その際は、転職先の条件として自分が譲れる部分と譲れない部分を明確にすることも必要になってきます。

場合によっては次の就職先で別のスキルが求められる場合もありますので、何にせよ転職のためにはまず自分を見つめなおすことが重要となってきます。

以下では、「転職をしよう」と思っても不安が先に立ってしまう方の助けになる情報をご紹介しています、前向きになれない時は合わせてご覧ください。

転職活動を不安から前向きに始められる方法 不安になる原因と解決法

転職理由となる出来事についてのおさらい

転職に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 転職の流れは一般的に「準備」→「応募」→「内定」の順になっていく
  • 「内定」を受けるためには「応募」しなくてはならず、「応募」するためには「準備」が必要となる
  • 自分が納得のいく転職を成功させるためには、第一段階として転職先に何を求めるのか自分の中で整理することが肝心

以下に転職を始めた人に役立つ記事を紹介しております、この記事と合わせて転職にそなえましょう。

転職におけるつぶしがきく職業を徹底解説
転職・就職における職務要約とは 書き方を徹底解説
転職先の初日での心構えを解説 どのような挨拶がよいか例文つき

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業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較 

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