この記事では「プロゴルファー」の仕事内容やなり方について解説いたします。

テレビや雑誌などでよく取り上げられているのを見聞きする人も多いでしょうが、その実態についてはよく分からないという人もいるかもしれません。

そこで今回は「プロゴルファー」になるまでにかかる費用や年収なども交えてまとめました。

この記事を通じて「プロゴルファー」に対する理解が深まれば幸甚です。

プロゴルファーとは

普遍的
「プロゴルファー」とは「ゴルフで生計を立てている人」のことです。

プロゴルファーは大きく2種類に分けられます。

ゴルフトーナメントに参加して賞金やスポンサー料などを得る「ツアープロ」と、ゴルフを他の人に教えることでお金を稼ぐ「ティーチングプロ」(レッスンプロ)です。

意外に思われるかもしれませんが、「プロゴルファー」の大半はティーチングプロが占めています。

「プロゴルファー」になる為には、プロテストに合格することが必要です。

プロテストは誰でも受けられるというわけではなく、アマチュアでの実績などが関係してきます。

日本の有名な男子プロゴルファー

日本の有名な男子「プロゴルファー」としては、次のような選手が挙げられます(敬称略)。

・青木功
・ジャンボ尾崎
・中嶋常幸
・石川遼

1980年代に揃って活躍し、「AON」と並び称された青木功、尾崎将司、中嶋常幸の3人はとても有名です。

青木功はプロになった当初はあまり勝てませんでしたが、プロ12年目にして日本ツアーの賞金王に輝きます。

そして技術的に安定した15年目からは4年連続で賞金王に輝き、日本のトッププロとなりました。

青木の最大のライバルとして活躍した尾崎将司は、当初プロ野球の西鉄ライオンズへ入団しましたが、プロ野球の世界では力不足を痛感し3年間で引退しました。

その後周りの人たちに勧められゴルファーに転向してから3年後の1970年、23歳でプロテストに合格しています。

その豪快なプレーぶりにファンも多く、「ジャンボ」の愛称で親しまれました。

日本ゴルフツアー通算94勝と賞金王12回は、いずれも歴代1位です。

中島常幸は19歳で日本アマを制し、2年後の1975年にプロテストに合格しました。

1985年には日米で6勝し、日本の「プロゴルファー」で初めて年間賞金額が1億円を突破して話題になったことでも知られています。

また近年ゴルフ界を牽引している石川遼は、高校生になった2007年にアマチュアながらツアー初出場・初優勝を達成しました。

プロ転向後の2009年には日本最年少賞金王となり、この年のジャパンゴルフツアー表彰式で史上初の9冠を達成する大活躍を果たします。

日本の有名な女子プロゴルファー

日本の有名な女子「プロゴルファー」は初代「女王」と呼ばれた樋口久子や1980年代に「女王」と呼ばれた岡本綾子などが考えられます(敬称略)。

日本の女子「プロゴルファー」の先駆者と呼ばれるのは、1970年代から80年代にかけて「女王」と呼ばれた樋口久子です。

タイトルを毎年のように独占し、「女子プロゴルファー」といえば誰もが「樋口久子」と答えるくらい有名な存在になりました。

優勝回数72回は、日本の女子プロの歴代最多です。

その樋口久子の跡を継いで「女王」と呼ばれたのが、岡本綾子でした。

23歳の時に2度目の受験でプロテストに合格し、1981年には樋口久子を抜いて初の賞金女王になっています。

プロゴルファーの仕事内容

早々
「プロゴルファー」は先述の通り「ツアープロ」と「ティーチングプロ」に大別できます。

そこでこの項目では、それぞれの仕事内容を取り上げました。

ツアープロ

「ツアープロ」はゴルフのツアートーナメントに参加し、競技としてゴルフを行うことで賞金やスポンサー料などを得ています。

全国各地のゴルフ場で開催されるツアーに参加し、上位の選手に与えられる賞金獲得を目指します。

ティーチングプロ

「ティーチングプロ」は特定のゴルフ場や打ちっ放しのゴルフ練習場に所属し、ゴルフを教えるのが仕事です。

ゴルフクラブの扱い方やスイングの仕方など、プロとしての知識と経験をもとにレッスンを行います。

プロゴルファーになるには【ツアープロの場合】

千載一遇
上記の通り、「プロゴルファー」は誰にでもなれるというわけではなく、なるための条件があります。

この項目では、「ツアープロ」になるにはどうしたら良いのかを整理してピックアップしました。

プロテストに合格する

日本で「プロゴルファー」になるためには、男子は日本プロゴルフ協会(JPGA)、女子は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から認定されることが必要です。

あるいはアマチュア時代にツアートーナメントで優勝する必要がありますが、この点については後述します。

16歳以上となる男性は誰でもプロテストを受けられ、最終プロテストの上位50位がプロゴルファーとして認められるのです。

男性の場合プロテストは4段階に分かれており、1つの予選を突破しても次の予選には新たに予選免除者が加わります。

合格者は最終プロテストで50位以内に入った人で、全体の合格率は10%以下というかなりの厳しさです。

女性の場合プロテストは3段階に分かれており、成績上位者が次の段階に進みます。

合格者は最終プロテストの上位20位までで合格率は10%以下と、かなりの難易度です。

なおプロテストの受験料や認定料、テスト合格後の認定料やセミナー料などで総額100万円以上の金額がかかると言われています。

プロテストを受けるまでの技術的な練習に必要な費用とは別だと考えると、「プロゴルファー」になる為にはそれ以上の金額がかかると考えられるでしょう。

ツアートーナメントで優勝する

男性は16歳以上、女性は18歳以上のアマチュア選手が、ツアートーナメントに参加して優勝するとプロ宣言を行うことができます。

「プロゴルファー」になるには1回500球の打ち込みを毎日、ラウンドでの練習も週に2回は行う必要があるようです。

こういった練習には少なからず費用がかかってきますので、プロになるには大きな費用がかかることが分かります。

プロゴルファーになるには【ティーチングプロの場合】

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「ティーチングプロ」になるには、「ツアープロ」とは異なる手段を経る必要があります。

この項目では、「ティーチングプロ」になるにはどうしたら良いのかを取り上げました。

PGAティーチングプロ資格に合格する

「ティーチングプロ」になるには、基本的に「PGAティーチングプロ資格」に合格することが必要になってきます。

「PGA」とは日本プロゴルフ協会の略称で、日本で唯一のプロゴルファー認定の団体です。

現在「PGA」が「ティーチングプロ」として認定している資格は「ティーチングプロ(TCP)」と呼ばれています。

「TCP」を取得するには書類審査や実技審査、面接審査や筆記試験などをパスすることが必要です。

20歳以上の男性なら誰でも受験でき、まず書類申請(受験料5000円)し不備がなければ書類審査が行われます。

書類審査を通過すると36ホールで158ストローク以内という実技審査と1年間の講習会(6期、計24~30日)があり、入会セミナー受講(同58万円)を経ての資格取得です。

プロゴルファーになるための学校

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「プロゴルファー」になるため、ゴルフ強豪校に進学するという選手は少なくありません。

大学であれば東北福祉大学が有名で、多くのツアープロを輩出しています。

「プロゴルファー」になるにはこうした厳しい環境に身を置いて、研鑽を積み重ねることが必要です。

あるいは長期の留学で現地のゴルフアカデミーに入学するという手段もあります。

寮に入り提携先の中学や高校に通いながら、平日は午後からレッスンを受け、週末はトーナメントに出場するのです。

ゴルフ留学では恵まれた環境でゴルフ漬けの日々が送れること、世界各地から集まる同世代のゴルファーと競い合い友人になれること、ゴルフを学びながら英語も習得できることなどが大きなメリットだといえます。

プロゴルファーになるまでにかかる費用


「プロゴルファー」になる際に受けるプロテストでは、受験料や認定料などで100万円以上の額が必要です。

それにプロテストを受けるまでにかかったレッスン料やゴルフ場の使用料などを入れると、かなりの金額がかかります。

なおゴルフ場で働きながら練習する研修生制度が設けられているので、金銭的な余裕がない受験生には良いかもしれません。

プロゴルファーの年収

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「プロゴルファー」の年収は、実力によって大きな差があります。

トップレベルの「ツアープロ」であれば高額な賞金を得ることが可能ですが、そこから税金が引かれてしまうので賞金が全額手元に残るわけではありません。

なお賞金以外にCM出演やスポンサー料も上乗せされることもあります。

一般的な「ツアープロ」であれば遠征費などを差し引いて年収1000万円弱程度に収まる人が多いようです。

成功すれば桁違いの収入が得られるものの、実力がなければ収入が激減するという非常に厳しい世界だといえます。

「ティーチングプロ」は月収20万円以下になることがあるので、副業をしている人も少なくありません。

まとめ この記事のおさらい

・「プロゴルファー」とは「ゴルフで生計を立てている人」のこと

・「プロゴルファー」はゴルフトーナメントに参加して賞金やスポンサー料などを得る「ツアープロ」と、ゴルフを他の人に教えることでお金を稼ぐ「ティーチングプロ」(レッスンプロ)に大別できる

「ツアープロ」になるにはプロテストに合格するか、ツアートーナメントで優勝する必要がある

・「ティーチングプロ」になるには、「PGAティーチングプロ資格」に合格することが求められる

・「プロゴルファー」になるには、強豪校に進学したり留学したりするという手段がある

・「プロテスト」は資格取得だけで100万円以上かかり、さらにレッスン代やゴルフ場の使用料なども必要になる

・一般的な「ツアープロ」であれば遠征費などを差し引いて年収1000万円弱程度に収まる人が多い

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